愛犬の手作りご飯をパワーアップ!ファイトケミカルの効果と注意点

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犬の手作りご飯は、食材の組み合わせを自分で考える必要があります。ドッグフードに比べて手間がかかるのは事実ですが、自分で食材を選べることこそが、手作りご飯最大のメリットでもあるんですよね。

 

というのも、本当の意味で愛犬の健康を食で支えるには、その日の体調やウンチの状態等に合わせた食材選びがとても重要だからです。

 

そこで今回は、愛犬の手作りご飯をパワーアップさせてくれるファイトケミカルについて考えてみたいと思います。

ファイトケミカルは動物の健康にも良い効果が期待できる植物由来の成分

 

ファイトケミカルとは、動物のように動き回ることができない植物が、日光の紫外線や昆虫などから身を護るために作り出している成分のことをいいます。つまりは抗酸化作用や活性酸素除去など、有害なものが蓄積しないようにするための成分のことですね。

 

そういった成分は、本来は作り出した植物自身を護るためのものですが、これがありがたいことに、私たち動物が体内に取り込んだ時にも、同じように働くことが期待できるんです。

 

……と言われても、なんだかピンとこなかったでしょうか。ファイトケミカルとは、簡単に言ってしまえば植物の作り出す色素や香り、辛みやネバネバした成分などのこと。いわゆる、いかにも体に良さそうな植物の成分のことですね。

 

これらはすべて植物が必要に迫られて作り出している成分なわけですが、その恩恵を食べることによって動物も受けられる可能性があるわけですから、なんともありがたい話ではありませんか。

 

ちなみに、「ファイトケミカル?フィトケミカルじゃなくて??」と思われた方もいらっしゃることでしょう。実はこの二つは同じです。ファイトケミカルもフィトケミカルも「phytochemical」と表記します。

 

植物を意味するギリシャ語の「phyto」と英語の「chemical」が合わさってできた言葉で、直訳すると「植物性化学物質」となるわけですね。日本人にとってはちょっとややこしかったりします。

 

 

犬が食べられる植物性の食材に含まれているファイトケミカル

 

犬の手作りご飯に使える植物性の食材(野菜や果物)に含まれている、代表的なファイトケミカルをご紹介します。

 

  • リコピン……カロテノイドの一種で赤色の色素。強い抗酸化作用があり、老化や免疫低下を抑制し、がんを防ぐ効果などが期待できる。

トマト・スイカ・柿・金時人参など

 

  • βカロテン……緑黄色野菜や果物に含まれている色素の一種で、体内でビタミンAに変換されるビタミンA前駆体免疫力アップ抗酸化作用粘膜の強化などが期待できる。

カボチャ・ホウレン草・パプリカ・春菊・ケール・パセリなど

 

  • アントシアニン……ポリフェノールの一種で青紫色の色素。抗酸化作用炎症の抑制腸内フローラの改善目の健康の維持などが期待できる

ブルーベリー・ラズベリー・紫イモ・リンゴなど

 

  • ルテイン……緑黄色野菜や果物に含まれている色素の一種。目の健康の維持、皮膚の抗酸化作用抗炎症作用などが期待できる。

小松菜・ホウレン草・モロヘイヤ・トウモロコシ・リンゴの皮・蕎麦など

 

  • 有機イオウ化合物……イオウを含んでいる化合物の総称。強い抗酸化作用殺菌作用解毒作用血栓の予防などが期待できる。

キャベツ・ブロッコリー・大根

 

>『【犬の手作りご飯】ブロッコリーの成分スルフォラファンの健康効果!

 

ファイトケミカルを含む食材は適量でなければ意味がない!

 

前項でご紹介した効果を見るにつけ、「愛犬にたっぷりとファイトケミカルを含んだ食材を食べさせてあげたい!」と思われたのではないでしょうか。

 

しかし、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、どんなに素晴らしい効果が期待できる食材も、適量を超えて過剰摂取になれば、健康に害を及ぼしかねないことです。

 

犬は私たち人間と同じく雑食動物ではありますが、その食性はどちらかと言えば肉食獣寄り。犬の食事の中心にあるのはあくまでも肉類などの動物性タンパク質であり、植物性の食材は、栄養バランスを正しくとるために上手に配置すべきものなんです。

 

そうした考え方のもとでこそ、野菜や果物に含まれているファイトケミカルは、愛犬の健康に必ずや大きく役立ってくれることでしょう。

 

また、すべからく犬の消化器は、植物性の食材の消化を苦手としています。だからこそ刻んだりすり下ろしたり加熱したりといった、消化しやすくなる一手間をかけなければいけないわけですね。

 

ここを面倒くさいと言っていたら、せっかくのファイトケミカルを活かすことは難しくなります。愛犬の健康長寿は飼い主さんの手にゆだねられており、植物性の食材をきちんと調理することは、まさにそこを意味していることをどうか忘れないでください。

 

>『愛犬を長生きさせる秘訣

 

 

飼い主さんの用意した食事が愛犬の体を作り上げていく

 

食事は愛犬の体を作り上げる健康の要そのものです。その最重要部分を他人任せにせず、飼い主さんご自身の手で、愛情たっぷりの健康ご飯を作ってあげることには、間違いなく大きな意味があります

 

愛犬の健康長寿に近道はありません。毎日コツコツと積み重ねた結果が、愛犬の生涯を健やかなものにしてくれるのです。

 

>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き

同包物:レシピ

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先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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