愛犬が白いうんちをした!白色便は内臓不調のサイン

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ある日突然愛犬が白いうんちをしたら、誰だってギョッとしますよね。

 

下痢や血便は飼い主さんを不安にさせる愛犬の不調であることは間違いありません。それが白い便ともなれば、普段からお腹がゆるみがちな犬の飼い主さんであろうと、かなり驚くはずです。下痢や血便とは違った種類の不安に襲われてしまうのではないでしょうか。

 

犬が白いうんち(白色便)をするとしたら、原因はいくつか考えられます。まずは愛犬の様子をしっかり観察し、そのうえで適切な対処をとるようにしましょう。

犬が白いうんちをする原因は「白い食べ物」「寄生虫」「内臓の不調」

 

犬がある日突然白いうんち(白色便)をしたら、考えられる原因は次の3です。

 

白くて消化しにくい何かを大量に食べた、あるいは飲み込んだ

食べたり飲み込んだりしたものが原因で、うんちが一時的に白くなることがあります。

 

  • 骨またはカルシウムの多い食べ物を食べさせた
  • リンゴやバナナを塊のまま飲み込んだ
  • ティッシュペーパーや綿などの、食べ物ではない白いものを飲み込んだ

 

こういった原因の場合、うんち全体が白くなるというよりは、部分的にうんちが白くなっていることが多いはずです。

 

白いものがうんちと一緒に出きってしまえば、とりあえずは問題解決。しかし、だからといって笑い話で済ませていいことではありません。

 

なぜなら、うんちにまるごと白い物体が混ざっていたということは、一歩間違えば消化器のどこかに詰まっていた可能性があるからです。食道に詰まれば窒息の原因になり、腸に詰まれば腸閉塞の原因になります。

 

寄生虫に感染している(回虫・瓜実条虫など)

犬の便の一部が少しだけ白く見えるとしたら、寄生虫に感染しているのかもしれません。

 

  • うんちに白い粒々のようなものがみえる
  • うんちに白い糸状のものが混ざっている

 

これらは回虫や瓜実条虫といった内部寄生虫の可能性があります。すぐに動物病院を受診して、適切に駆虫してもらいましょう。

 

肝臓・胆のう・膵臓などの不調

うんちの色が基本的に茶色なのは、肝臓で生成されて十二指腸に分泌される胆汁の色が反映しているからです。

 

つまり、消化器になんらかの問題があってうんちが白くなるとしたら、胆汁が正常に分泌されていない可能性があります。

 

  • 胆管(胆汁の通り道)が詰まっている
  • 肝臓の働きに問題が生じたせいで、胆汁が正常に作られていない

 

また、膵臓から膵液(消化酵素)が出なくなる病気「膵外分泌不全」が原因で、白いうんちをしている可能性も考えられます。

 

膵外分泌不全が原因で白いうんちをしている場合、たいていは便の白色化とともに次のような状態がみられるはずです。

 

  • 便の臭いがキツイ(酸っぱいようなニオイ)
  • 便中に食べ物の脂肪分がそのまま混ざっている
  • 便の量がいつもより多い
  • 食糞をする

 

一見すると食糞は関係ないように思われるかもしれません。しかし、消化酵素が足りないせいで食べ物を消化吸収できず、体が栄養不足に陥った結果食糞をすることがあるのです。

 

白い食べ物や白い異物の誤食、あるいは寄生虫の可能性が低い場合はすぐに動物病院を受診して、問題がどこにあるのかを明らかにしていきましょう。

 

早期に発見できれば早期に治療が開始でき、完治または改善の可能性が高くなります。

 

そしてしっかり病気を治したら、消化吸収しやすい食事と腸の温活で健康な消化器を取り戻していくことが大切です。

 

犬の白色便の原因としてロタウイルス感染の可能性は低い

人間の赤ちゃんや幼児が白いうんちをした場合、疑われるのはロタウイルスの感染です。

 

しかし、犬がロタウイルスに感染しても多くの場合は症状が出ないため、ロタウイルスによる感染の可能性はかなり低いと考えられます。

 

というのも、人間と犬とでは感染するロタウイルスの型が違うため、同じ症状がでるわけではないからです。

 

>『犬の腸は冷えている!アルブミン値改善の切り札は腸の温活

 

 

犬の白色便は原因によって対処法が異なります

 

愛犬が白いうんちをしたら、まずはうんちをしっかり観察することが大切です。と同時に、愛犬の様子に白色便以外の異変がないか、ここ数日の食欲などをしっかり思い起こしてください。

 

そのうえで、白色便の画像を撮影し、できれば実物を持参して動物病院を受診しましょう。

 

その際に、うんちをティッシュペーパーに包んでビニールに入れるのはNG。水分が失われてしまうため、正確な検査の妨げになるからです。

 

動物病院で白色便の原因が特定されると、原因にそった治療が開始されることになります。

 

  • 寄生虫の感染が原因 → 駆虫薬による駆除
  • 胆管が詰まっている → 外科手術
  • 肝臓疾患 → 点滴・肝臓を保護する食事への変更・投薬
  • 膵外分泌不全 → 食事療法・消化酵素やビタミン剤の投与・投薬

 

膵臓や肝臓が原因の場合、治療には長い時間を要することになるでしょう。できるだけ腸を温めるようにして免疫力を上げることが、体の回復を助けてくれるはずです。

 

>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる

 

愛犬が白いうんちをしたら様子見しないで即対処することが大切

 

愛犬が白いうんちをしたとしても、食欲や行動がいつも通りだと、なんとなく様子見したくなりますよね。

 

しかし、胆管・肝臓・膵臓に問題があって白色便をしているとしたら、一刻も早く治療を開始しなければなりません。

 

犬が生き物である以上、ある日突然体調不良や病気になることはありえることです。大切なのは早期発見と適切な対処によって、一日も早く元気な体を取り戻すことですよ!

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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