愛犬が内視鏡検査をしてリンパ腫と診断されました
愛犬のリンパ腫は薬と療法食で治るのか心配です。
先日、ヨークシャテリアのリンパ腫についてご相談のご連絡がありました。
5歳のヨークシャテリアを飼っています。4歳になった時あたりから軟便をするようになり、フードを色々と変えてきましたが特に落ち着く事がなく最近は下痢気味になってきたことから病院で診察を受けてきました。
血液検査をしてもらったら肝臓とアルブミンの数値があまり良くなく後日内視鏡検査をするように言われ全身麻酔がとても心配でしたが年齢的に心配ありませんと先生に言われ3日後に内視鏡検査をすることになりました。
アルブミン低下の改善方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
>『アルブミン値が低い!投薬に行き詰まる前に試してほしい改善方法』
その結果、「リンパ腫です。このままにしておくと悪化してしまいます」と言われ、「お薬と療法食で改善して行きましょう」と言われました。
ただ、今の状態は食欲もあり元気もとてもあります。うんちが緩いだけです。それでもお薬を飲ませてご飯も療法食にしないとダメなのでしょうか?とお聞きしたら「今の初期の状態からしっかり改善させていく方がいいですよ、このまま何もしなければ更に酷くなりますよ」と言われ納得は出来ませんでしたが言われるようにしていくことにしました。
ですが、まず3日目から療法食を全く食べなくなってしまいました。そして1週間後くらいから緩かったうんちが下痢状になってきました。
病院に連れて行き診察をしてもらい先生に、リンパ腫用の療法食を食べなくなったこと、うんちの状態をお話ししましたら、薬の量を増やすことと別の薬を追加、そして今度は缶詰になった別の療法食を食べさせて変化を見て行きましょう。と言われました。
その後、前回と全く同じで下痢は止まらず、療法食は食べずただ薬が増えただけです。
犬の下痢の回復についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
本当にこんな状況でリンパ腫が治るのか?ご飯は今まで食べてきたフードを食べているので食欲はあるようですがとても不安になってきました。もう病院に行くのが怖くなりました。どうしたらいいのでしょうか?

本当にリンパ腫だったのでしょうか?
これまでにリンパ腫、リンパ拡張症と診断されたというご相談は多くいただいてきましたが、その大半は、下痢や軟便状態で病院に行き、血液検査をした時にアルブミンが低下していることが分かり、内視鏡検査をしたときに発覚した場合がとても多いんです。
その際、今回のヨークシャテリアちゃんの様に薬と療法食というセットで治療される様です。ですが、同じように療法食は徐々に食べなくなる子が多いですね。食べる物が無くなり心配される飼い主様もいらっしゃいます。中には食べなくなったことでリンパ腫は治らないと決めつけてしまう飼い主様もいるくらいです。
話を聞くにつれ切羽詰まった感情が伝わってきます。話を聞く方もとても辛くなってしまいます。ですが、犬の病気はまず、飼い主様が前向きになり不安が少しでも解消しなければ改善方向に向かわないのです。
内視鏡検査でリンパ腫、リンパ拡張症、IBDと診断された飼い主様にお聞きすることがあります。
それは、「本当に、リンパ腫と言われましたか?」です。
もし、今回の様にリンパ腫やリンパ拡張症、IBDと診断された方はよく思い出してみてください。

もしかしたら、リンパ腫の【可能性がある】、リンパ拡張症の【疑いがある】、IBD【ではなかろうか】。と言われたのではないですか?
はっきりリンパ腫【です】、リンパ拡張症【です】、IBD【です】と言われたら安心して治療にあたられて良いのではないでしょうか。人間の病院も予測、可能性では薬は出しませんので。
ナノワン体験談のトイプードルのももちゃんは、今でもよく覚えています。2015年10月(当時6歳)に初めてのご相談の連絡がありました。お電話があった時には既に「内視鏡検査をするために病院に預けてきました。今から数時間後に内視鏡検査をします」と言われた瞬間に「話は後で聞きますので、直ぐに連れて帰ってきてください!」と言ったことを鮮明に覚えています。今もナノワンご飯をしっかり食べてくれています。もちろん薬は全く飲んでいません。あれから6年12歳のももちゃん、とても元気に毎日過ごしてくれています。
もし、【可能性がある】【疑いがある】【ではなかろうか】と言われのであれば、前向きに考えられてください。今回のヨークシャテリアちゃんもやはりリンパ腫の可能性があるとの事でした。

療法食は食べなかったものの、食欲は旺盛性である事。そして、これは皆さんは、頭を傾げ、「えっ、なんで?」と思われると思いますが、薬を飲み、増やされて行くことで軟便から下痢に悪化した事が大きな快方に向かう証拠です。
この理由をしっかりご説明させて頂きました。そしてこれからの改善に向けての具体的な方法とアドバイスをしっかりお話しさせて頂き前向きになって頂きました。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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■同じ下痢であっても、同じアルブミン低下であってもその子のこれまでの生活環境、食事、薬の経歴によって全くアドバイスが変わってきます。この子に合わせた個別アドバイスを受けられてはいかがでしょうか?
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