犬の寿命と体内の微生物の関係

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犬の平均寿命が年々延びてきていますね。これは、飼い主にとって嬉しいことではありますが、今と昔では犬に対する「情」の深さは比べ物になりません。

 

以前インターネットでミニチュアダックスを購入された飼い主さん、月日が経つと共にミニチュアではなくレギュラーサイズまで大きく育ったんです。何処から見てもミニチュアではないのです。

 

販売会社に問い合わせした所、「交換!!」・・・だそうです。この販売店は犬を「」として扱っているんですね。交換できますか?もう既に「」が入っているんです。結局はそのまま買い続けたそうです。

 

 

今では、番犬として犬を飼うお宅が減り、室内で家族同然に生活をしているところが多くなってきているので情の深さが昔とは比べ物にならいのです。しかし、こういった情の深さが犬の寿命を延ばす反面病気の原因にもなっているのです。

 

最近では犬の高齢化が進み、その原因は、犬用フード、エサの改良、または、ワクチン、予防接種などが長生きの理由としてあげられているようです。昔は、使い古した鍋をエサの器に用いて犬には残飯を与えていました。衛星管理?考えたこともなかったでしょう。

 

 

そんな時代から数十年経った今、人間と同じ事が犬にも巡ってきていることを知っておく必要があるのです。昔の子供は黄緑の鼻水を垂らした子供が沢山いました。これは、菌の残骸です。今の子供に黄緑の鼻水を垂らした子供を見たことがありますか?殆ど見ないと思います。

 

これは、今の子供と今の犬の身体の中をきれいにした結果なんです。身体の中に「回虫類」がいない・・・ということなんです。身体の中がきれいであることは当たり前で良い事なんだ・・・と思われがちですが違うんです。身体の中をきれいにすることで、体内では、免疫が過剰反応してしまうのです。

 

 

今まで、免疫軍(あなたや愛犬を病気から守る細胞)は体内に敵(回虫等)がいたために毎日毎日忙しく回虫駆除をしていたわけです。しかし、攻撃する相手が人間の手によって全くいなくなったわけなんです。そうなると、免疫軍は敵でもない正常なものに異常攻撃してしまうのです。これが「アレルギー」なんです。

 

体内にいる害虫は命を奪うことはないのです。人間、愛犬が死んでしまうと自分まで死んでしまうからです。ほんの少し人間、愛犬が摂取した栄養を頂いているだけなんです。まさに「共存共栄」なのです。

 

今でも「回虫の卵」を食べて体内に回虫を棲息させることによってアレルギーを改善する方法もあるくらいなんです。

 

 

今の医療は「殺しの科学」とも言われているほどです。我々人間も愛犬も絶対に微生物には勝てないのです。この世に人間、犬が暮らす為に必要な「酸素」は地球が濃硫酸であった時代に酸素を作り出してくれたのはたった4種類の「微生物」なんです。

 

体内をきれいにする事は必要かもしれませんが、あまり神経質になるのもいけません。犬は、散歩中に草を食べようとしますが、ちゃんと知っているのです。食べて良いものと食べてはいけないものを本能で知っているのです。

 

今の時代の犬だからこそ、こんなに犬の病気が増えている時代だからこそ、目に見えない体内のことを知って頂く必要があるのです。

愛犬を守るのは飼い主さんの知識なんです。

 

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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