老犬介護は終わりが見えないから辛いのでは…?と不安な飼い主さんへ
どんなに可愛かった子犬もいつか必ず成犬に成長し、やがては老犬となります。老犬という言葉には、なんとなく寂しい響きを感じてしまう飼い主さんもいることでしょう。なぜなら、子犬、成犬、老犬ときてその先はないからです。
また、大切な愛犬が年齢を重ねるにつれ、この先老犬介護が始まったらどうなってしまうのだろう?と漠然とした不安を感じている方も少なくありません。
先のことはわからない、それはその通りなのでしょう。しかし、多くの老犬の飼い主さんとお話をした中で感じたこと、それは「愛犬は老犬になっても可愛い」という事実です。
目次
老犬介護は久々に愛犬としっかり向き合う時間
愛犬が子犬の頃は、なにかと手がかかりましたよね。トイレのしつけが上手くいけば大喜び、失敗したら「何でそんなところにしちゃうの?」と思い悩んだり。
甘噛みを直すのは大変、家のあちこちをボロボロにされ、泣いたり笑ったりしているうちに子犬の乳歯が抜けて永久歯に生え変わり、そうこうしているうちに、愛犬はいつの間にか立派な成犬へと成長していたはずです。
暑くても寒くても毎日の散歩を楽しみ、時にはアウトドアで大はしゃぎ。食いしん坊でオヤツを前にヨダレをダラダラ流していたかと思えば、ある時は原因不明の下痢や嘔吐で飼い主を眠れないほど心配させたこともあるでしょう。
当たり前のように、ずっとこんな日々が続くと思っていたのに…。
犬が生きている存在である以上、いつか必ず体力や気力の盛りを過ぎる時がやってきます。あれほどまでにエネルギッシュだった犬が、気づいたら落ち着きを見せる時間が多くなり、あれよあれよという間に一日の大半を寝て過ごすようになっていた…。
愛犬が年老いたと感じた瞬間、「この子はもう老犬なんだ」と認識するとともに、その先のことが急に現実感を伴うことになります。それは、この先に訪れるかもしれない老犬介護への不安だったり、さらにその先に必ず迎えることになるお別れの日だったり。
今よりもっと年老いたら、この子との生活はどうなってしまうのだろう…?
漠然とした不安が飼い主さんを苦しめることもありますが、どうかあまり思い悩まないでください。なぜなら、すでに老犬介護を経験している飼い主さんの多くが、口を揃えてこう言っているからです。
「老犬介護は本当に大変だったけど、老犬になった愛犬はそれはそれで可愛くて仕方なかった」
もちろん、老犬介護の大変さは個々で違います。飼い主さんによってはヘトヘトになるあまり、もう投げ出したいと嘆くかたも。でも、ヘトヘトになった飼い主さんは、なぜ疲れ切ってしまったのかといえば、ちゃんと年老いた愛犬と向き合ったからですよね。
いろいろなケースがあるのは間違いありませんが、往々にして老犬介護とは、久々に愛犬と「これでもか!」というほどしっかり向き合う時間。そして、その時間には必ず期限があることを忘れないでください。
年老いた愛犬のリズムに合わせる時間を飼い主も楽しもう
愛犬が年老いてきたら、その先の老犬介護をただ漠然と恐れるのではなく、どうすれば楽しいシニア犬ライフが送れるのか、その部分に思考をシフトしていきましょう。
犬が年老いて老犬になると、当然のことながら子犬の頃や成犬期のようなエネルギッシュさは失われていきます。加齢によって関節の可動域そのものが狭くなっていきますから、歩くのも走るのも、だんだん遅くなってしまうのは自然なことなんです。
以前はいとも簡単にジャンプして飛び乗っていたソファに乗れなくなり、大好きだったボール遊びをしても、ほんの2、3回でバテてしまう…。
でも、それのいったい何がいけないのでしょうか?
かつては元気いっぱいに歩いたり走ったりしていたかもしれません。しかし、これからは散歩のときは年老いた愛犬に合わせてのんびりと歩きながら、移り変わる季節の草花や樹木の変化に飼い主さんも目を向けてみましょう。のんびりしたリズムだからこそ、これまでには見えなかったものが見えてくるはずです。
愛犬が自力でソファに乗れなくなったら、飼い主さんが抱き上げてあげればいいではありませんか。成長とともにいつの間にか飼い主さんの手助けなしで、いろいろなことができるようになった愛犬が、老犬となったいま、久しぶりにあなたの手を必要としているのです。
これを手間だと考えれば、老犬介護はなんだか辛いものになりそうですよね。でも、手間ではなく、愛犬を抱き上げたり下ろしたりするスキンシップの時間と捉えれば、なんだかちょっと素敵な時間のような気がしてきませんか?
これまでしっかり愛犬の世話をしてきた飼い主だからこそ、年老いた愛犬に与えられるものはたくさんあるはずです。そして、愛犬は年をとっても可愛いことを再認識することでしょう。
老犬の体調は不安定になりがち。だからこそ愛犬と過ごす時間が増えていく
犬も年齢を重ねるとともに、体のあちこちにガタがきます。関節の衰えで歩く速度は遅くなりますし、内臓機能の低下によって様々な不調が表れることも珍しくありません。
ちょっとしたことで下痢をしたり、空腹の時間が長くなると胃液を吐き出すことが増えたり…。愛犬の不調は楽しいはずもなく、そうした心配事がなければ一番なのは間違いありませんが、なかなかそうもいかないのが老犬との生活です。
でも、心配事が増えるからこそ、愛犬のことを何にも優先して考えてしまう時間でもあるわけですよね。
「一回のご飯の量を減らして回数を増やしたほうが嘔吐しにくくなりそうだな」
「ごはんにかけるスープにしっかりとろみをつけてお腹をポカポカに温めてあげよう」
どうやったら愛犬の体調を落ち着いた状態で維持できるのかを考え、あれこれ工夫したことが功を奏して愛犬の体が持ち直してくると、飼い主としてはホッとするのと同時に、充実した気持ちにもなれるものです。
関節を守るためにも寝床をもっと改良しよう、お腹が冷えないようにスープで温めつつ腹巻も巻いてあげよう、カサカサの肉球に傷ができないようクリームでケアをしてあげよう…。
年老いて老犬となった愛犬が少しでも快適に過ごせるよう、飼い主としていろいろなことを考えてそれを実行していく。その時間はいつか愛犬との別れを経験したのち、必ずやあたたかな思い出に変わるはずです。
もちろん、そうすればペットロスにならない、などと安易なことを申し上げるつもりはありません。なぜなら、どんなに全力を尽くして老犬介護をしたとしても、飼い主とは「もっと何かできたはず」と悔み続けてしまう生き物だからです。
でも、だからこそ「あれもしたし、これもやってみた」と後々に思い出せる行動は、やがて訪れる愛犬との別れのその先の飼い主さんを救ってくれることにつながるはず。ペットロスとどう折り合いをつけるのか、そのカギとなるのは年老いた愛犬とどのように過ごしたかなのです。
老犬介護が辛くなったらお休みしてもいい
老犬介護は、家族の中の誰かひとりが抱え込んでしまいがちです。要は、日頃から一番世話をしている人が、やるのが当たり前になってしまうんですね。
どんなに老犬になっても愛犬の愛おしさが消えてしまうことはありません。しかし、だからといって老犬介護の物理的な大変さが楽になるわけではないのもまた事実です。
大変なものは大変であり、老犬介護を家族の中の誰かひとりが抱えてこんでしまうことにメリットはありません。もちろん、仕事や学校など様々な事情があり、家族の全員が一律で老犬介護をすることができなくても、それは仕方がないことなのでしょう。
でも、必ず分担できることはあるはずです。
老犬をメインで介護している人は、たとえそれが小型犬であろうと、寝不足や腰痛などで苦しむことになります。ところがこの苦労が日常になってしまうと、その大変さをなかなか口に出せなくなることも。また、お手伝いを頼んだのに適当にあしらわれてしまうと、いつの間にか自分以外を頼らなくなることもあります。
理想的なのは、家族全員ができる範囲でよいから、老犬の介護にもっと積極的に参加することです。しかしそれがどうしても難しい、あるいはひとり暮らしの飼い主さんだとしたら、思い切って他者のサポートを求めてみましょう。
たとえば、介護サービス付きの老犬施設に1日だけでもいいから預けてみる、ペットシッターに依頼して一時的に世話を代行してもらう。1日とは言わず半日だけでもいいから、とにかく疲れ切った体と心を休ませるための時間が必要です。
老犬介護で慢性的な寝不足に陥ったとき、人は物事を悲観的に考えてしまいがち。しかし、ほんの数時間でいいから昼寝をするだけでも、思っていた以上に心も体も回復することは珍しくありません。
もちろん、これらは費用がかかる話です。しかし、飼い主さんが元気になれば老犬と向き合う時間が穏やかなものになり、それは結果として老犬介護の日々の幸せにつながるはず。
そして、いつかそれらのすべてが愛犬との温かい思い出に変わっていくのです。
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商品紹介
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原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
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