犬の口が臭い!腐敗臭・アンモニア臭・うんちのにおい・甘い匂いは病気のサイン
愛犬に顔をペロペロなめられた時、「臭い!」と感じたことはありませんか?もしもあるとしたら、愛犬の体に異変が起きているサインです。
「でも、犬の口は臭いものでしょう?」などとスルーしてしまうのは厳禁!なぜなら犬の口臭は健康のバロメーターだからです。
目次
犬の口臭が腐ったような臭いや生ゴミ臭|歯周病の疑いあり
犬の口が臭い原因として最も多いのは「歯周病」です。歯周病にかかっている犬の口からは、魚が腐ったような臭い――いわゆる生ゴミ臭がします。
そして腐敗臭がするほど歯周病が進んでいる犬の歯には、確実に歯石と歯垢がびっしり付着しているのではないでしょうか。仮に愛犬の歯磨きを実施していたとしても、磨き残しがあれば歯周病の原因になることがあります。
犬の歯周病は放置すれば、心臓病や腎臓病などの重篤な内臓疾患を引き起こす原因になりかねません。たかが口臭と放置した結果、後々後悔することもあるのです。
また、口腔内に悪性の腫瘍ができている時も、腐敗臭がしてくることがあります。いずれにしろ犬の口から悪臭がしたら、明らかに異常のサインです。
犬の口臭についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
犬の口臭が甘い匂い|糖尿病の疑いあり
犬の口から甘い匂いがしたら、糖尿病が疑われます。この甘い匂いは「ケトン臭」と呼ばれ、その正体は「ケトン体」という物質です。
糖尿病にかかっている犬は、食べたものの栄養素をきちんと体に吸収することができません。すると肝臓に蓄えているグリコーゲンを分解して、エネルギーに変えようとします。
しかし、貯蔵しているグリコーゲンには限りがあり、あっという間に底をつくことになるでしょう。
すると、体は脂肪細胞内の脂肪酸や筋肉中のタンパク質を分解して、エネルギーを作り出そうとします。ケトン体は脂肪の分解・合成の過程で生じる中間代謝産物で、甘酸っぱいニオイがするのが特徴の一つです。
愛犬の口からなぜか甘い匂いがするようになったら、愛犬の体は食べ物から正常に栄養を吸収できていない状態、と考えたほうがよいでしょう。
私たちは、つい人間的な感覚で「糖尿病」=「肥満」と捉えてしまいがち。しかし犬の糖尿病には遺伝的な要因が深く関わっているため、肥満どころか痩せていたとしても、糖尿病を発症している可能性は高いのです。
愛犬の口臭に嗅ぎなれない甘い匂いを感じたら、必ず血液検査と尿検査を受けさせて、糖尿病を発症していないか確認しましょう。
犬の口臭がアンモニア臭(おしっこ臭)|腎臓病・肝臓病の疑いあり
犬の口からおしっこのようなアンモニア臭がしたら、腎臓病や肝臓病が疑われます。
犬の食事において肉類等のタンパク質は、絶対的に欠かすことのできない栄養素です。しかしタンパク質は、分解の過程でアンモニアなどの老廃物を生じさせることに…。
とは言え、タンパク質分解の過程でアンモニアなどの老廃物が副産物として生じること自体が異常なわけではありません。
なぜなら、本来であればアンモニアは肝臓で体にとって害のない「尿素」に作り変えられ、腎臓を通して尿中に排出されるからです。
しかし、肝臓または腎臓になんらかの異常があると、この老廃物であるアンモニア排出のサイクルが正常に働きません。その結果、代謝されないまま体内に溜まってしまったアンモニアのせいで、犬の口からオシッコのような臭いがしてくるのです。
実のところ、肝臓も腎臓もかなり悪化してからでないと、はっきりとした症状が表れてきません。そのため、口からアンモニア臭がする頃には「肝硬変」や「慢性腎不全」の末期であることも珍しくないのです。
犬の口臭がうんちのにおい|腸閉塞の疑いあり
食糞をしているわけでもないのに、愛犬の口から便臭(うんちのにおい)がしたら、腸閉塞を起こしているかもしれません。
腸閉塞には腫瘍・異物などが原因で物理的に腸が詰まってしまった状態と、なんらかの原因で腸の神経が麻痺して動かなくなっている機能的な状態があります。
また、腸閉塞は胃に近い部分で起こると激しい嘔吐を伴うことがありますが、胃から遠い場合は下痢を併発することも。
腸閉塞の原因が物理的と機能的のどちらであるにせよ、最悪の場合は命を落とす可能性があります。何かおかしいと感じたら、様子見をしないで早めに動物病院を受診しましょう。
健康な犬の口は臭くない
犬と暮らしている経験が長ければ長いほど、飼い主さんが愛犬の口臭に無頓着になることがあります。
犬の口臭は「愛犬はお口が臭くてもかわいい!」と、飼い主バカを発揮するべきではありません。健康な犬の口からは、直前に食べたもののニオイしかしないのが普通です。
犬の体臭についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
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