犬の腸内環境は腸内細菌のバランスと多様性が大切

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犬の腸内には数百から数千種類の腸内細菌が、数百億から数兆個生息しています。

 

腸内環境の良し悪しは善玉菌・日和見菌・悪玉菌のバランスによって決まりますが、もう一つ大切なこと。それは、たくさんの種類の腸内細菌がお互いに関わり合いながら共存している多様性です。

 

腸内細菌の勢力図は日々変化しているため、善玉菌優勢を保つには食事で応援しなければなりません。というわけで、今回は腸内細菌のバランスと多様性を育てる犬の食事について考えてみたいと思います。

犬の腸内では様々な腸内細菌が日々優勢を勝ち取ろうとしている

 

愛犬の腸内環境を善玉菌優勢の状態にする。……と言うのは簡単ですが、実現するには犬の腸内環境と腸内細菌のことをきちんと知っておく必要があります。

 

というのも、今日は善玉菌が優勢の良い状態だったとしても、明日もそのままの状態が維持できるとは限らないからです。

 

なぜなら食べ物の種類によって悪玉菌が一気に増殖してしまうこともあれば、なんらかの環境の変化によって、外部から悪玉菌が体内に侵入してくることもありえるからです。

 

そして、腸内環境が悪玉菌の好む状態(低い温度・アルカリ性)に変化したとたん、ガンガン増殖してあっという間に悪玉菌優勢へと勢力図を塗り替えてしまうこともあります。

 

こうなると、腸内環境はどんどん悪化していく一方となり、愛犬のお腹は下痢軟便が続くなどの、不安定な状態に陥ってしまうことでしょう。

 

さらには皮膚病を誘発したり肝臓や腎臓の数値が悪化する、あるいは認知症が進んでしまうなど、腸内環境が悪玉菌優勢になることで良いことは一つもありません。だからこそ、腸内環境を良い状態で維持するためには、毎日善玉菌を応援する必要があるのです。

 

油断していると、あっという間に覇権を奪いに来る悪玉菌を大人しくさせ、善玉菌を元気な状態にするためには腸の温度を善玉菌好みの高い状態で維持し、さらにはpHを酸性寄りにしなければなりません。

 

だからこそ、腸の冷えを取り除いて腸の温度を善玉菌が好む高めの温度へと上昇させ、腸内のpHを酸性に傾けるための「腸活食」が最も有効なのです。

 

>『犬の「腸活」基礎知識|腸の温度を上げないと腸内環境は改善しない

 

 

犬の腸の温度を上げるために必要な食事の条件とは?

 

ナノワンのスープごはんには、腸内環境を善玉菌優勢に整えるために必要な条件が揃っています。

 

  • 温かくてとろみのあるトロトロスープが腸内にしっかりとどまることで、腸の冷えを取り除いて温度を上げる。

  • 善玉菌のエサになる乳酸菌生産物質によって善玉菌が増殖しやすくなり、善玉菌が乳酸を生成することによって腸内のpHが酸性寄りに保たれる。

  • 配合されているアップルファイバーラフィノースオリゴ糖も善玉菌のエサになるため、もともと腸内に住みついている善玉菌の増殖を助ける。

 

腸内環境を良い状態に整えるには、善玉菌優勢の腸内フローラを作り出す必要があります。そのために必要なのは、「腸の温度を高い状態に維持すること」と「腸内のpHを酸性寄りにする」ことです。

 

良い状態で腸内環境を維持するには、何を置いても日々の食事が重要であることは間違いありません。高価なサプリメントを飲ませることでもなければ、特別な食材を使った食事が必要なわけでもないのです。

 

大切なのは腸の冷えを取り除くという前提のもと、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルのバランスがほど良くとれていること。さらには消化がしやすいこと、水分をしっかり摂取できることです。

 

こういった食事を日々続けていくことにより、愛犬の腸内では善玉菌が活発に働いて、ちょっとやそっとのことで負けない免疫力の高い体を作り上げていくことが可能になるんですよね。

 

>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる

 

 

腸内細菌の多様性を引き出す食事とは?

 

犬の腸内細菌の多様性は「犬種の違い」「遺伝」といった先天的な要素に加えて、「食べ物」「生活環境」「生活習慣」という後天的な要素によっても決まります。

 

つまり、腸内細菌の多様性が低い状態で生まれてきたとしても、その後の食生活や生活環境などにより、多様性を高めていくことは可能なんですね。

 

そのために必要な食事の条件は次の通りです。

 

  • いろいろな種類の食材をバランス良く摂取する。
  • 新鮮な食材を使うことにより、食材の持つパワーそのものを体に取り込む。
  • その時その時の犬の体調や便の状態に合わせて、タンパク質・脂質・炭水化物の配合比率を調節する。
  • 余計な添加物を摂取しないためにも、加工された食べ物はできるだけ摂取させないようにする。

 

市販されている総合栄養食のドッグフードは、お皿に盛りつけるだけで常に一定の栄養とカロリーを摂取させることができる便利なものです。

 

しかしその反面、愛犬の体調や便の調子に合わせた微調整はかなり困難。おまけに製造されてから袋詰めされて消費者のもとへ届くまでに、食材の新鮮さは失われてしまいます。これでは、腸内細菌の多様性を高めることは期待できません。

 

手作りご飯は市販のドッグフードに比べて手間はかかりますが、愛犬の健康状態にぴたりと寄り添った食事作りが可能。愛犬の腸内細菌の多様性を高めるには、遠回りなように見えても実は丁寧な手作りご飯こそが近道なんですよね。

 

>『犬の手作りご飯はよくない!を鵜呑みにすべきでない理由

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

これまでに6,000人以上の飼い主様からご相談をいただき、現在も日々ご相談をお受けしています。下痢・軟便・アルブミン低下など、繰り返す不調の多くは「原因の見極め」で方向性が変わります。ご相談はすべて、坂田が直接対応しています。今の状態を一緒に整理し、今日からできる具体的な対策をお伝えしています。

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