愛犬との信頼関係は築けてる?飼い主として信用されているか見直そう

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犬にとって、飼い主とはどのような存在でしょうか。毎日エサをくれる人?頭を撫でてくれる人?オモチャやボールで遊んでくれる人?でも、この程度のことは飼い主でなくてもできることばかりです。

 

犬にとって本当の意味での飼い主とは、きちんと信頼関係が築けている相手のことをいうのではないでしょうか。犬は人に無償の愛を与えてくれる生き物ですが、だからといって無条件で飼い主になれるわけではありません。

 

飼い主として信用されてこそ、犬と人は本当の意味での信頼関係が築けるはずです。

犬が飼い主を信用しているかは行動を見れば明らか

 

愛犬に飼い主として使用されているか否か。これは、愛犬の行動を観察することで、ある程度明らかにすることができます。

 

スキンシップをあまり喜んでくれない

犬は基本的には、飼い主とのスキンシップを好む生き物です。もちろん、犬の性格や個性には個体差があります。すべての犬が一律に、ベタベタした濃厚なスキンシップを好むとは限りません。

 

しかし、サラッとした付き合いを好むタイプの犬であろうと、本来であれば飼い主との適切なスキンシップ自体は嫌がらないはずです。もしも愛犬の体を触ろうとするたびに距離をとられるとしたら、実のところは近づいてほしくない=信頼されていない可能性があります。

 

とはいえ、触ろうとするたびに唸られたり牙をむかれたりすれば、さすがに鈍感な飼い主も「あれ?もしかして愛犬に嫌われてる?」と気づくことでしょう。

 

しかし、犬の性格によっては唸ることで拒否することもできず、緊張のあまり固まってしまうこともあります。それに気づかず飼い主がベタベタ触り続けているとしたら、犬にとってはスキンシップが苦行の時間になっている可能性も…。

 

自分が愛犬をかまいたいのと同じぐらい、愛犬も飼い主とのスキンシップを望んでいるのでしょうか?愛犬は自分のことを好きに決まっている、という思い込みをいったん横に置き、改めて愛犬の行動を確認してみましょう。

 

愛犬の名前を呼んでいるのにいつも聞こえないふりをされる

犬は大好きな飼い主から名前を呼ばれることを、本来であればとても喜ぶ生き物です。もしも愛犬の名前を呼んでも無視されているとしたら、飼い主のそばに行きたくない、あるいは名前そのものに嫌な記憶が結びついているのかもしれません。

 

たとえば、何かイタズラをした愛犬を叱る際に、「〇〇ちゃん!何でこんなことしたの、ダメでしょ!」といった叱り方をすることがあります。すると、名前の部分である「〇〇ちゃん」という響きそのものが、愛犬にとっては叱られるサインになることも。

 

まぁ、ここまでは信頼関係うんぬんというよりは、しつけの失敗ということになるのでしょう。思い当たる節がある場合は、今度こそ良いことと名前が結びつくように、頑張って記憶を上書きしてください。ただし、焦らず時間をかけることが大切です。

 

さて、最も厄介なのは犬の意思を無視して、しつこく名前を呼び過ぎたケースです。もともとスキンシップがあまり得意ではない犬が、名前を連呼されながら抱っこされたり体をなでまわされたりしたら、その名前の響きが好きになるはずもありません。

 

こういったケースの何が厄介なのかといえば、飼い主自身は愛犬のことをとても可愛がっていると思い込んでいる点です。もちろん、飼い主は愛犬のことが可愛いからこそ、名前を呼びながらナデナデしたり抱っこしたりするのでしょう。

 

しかし、当の犬がそれを喜んでいないとしたら、残念ながら飼い主の思いは一方通行ということになります。

 

もしもこういったケースに思い当たる節のある飼い主さんは、今愛犬はかまってほしいのか、それともそっとしておいてほしいのかを見極める目を養うことから始めましょう。愛犬の気持ちが理解できるようになることが、本当の意味での信頼関係を築く基本です。

 

愛犬が妙ににじーっと見つめてくる

もしも愛犬が、何かを探るような目で飼い主のことを見つめていることが多いとしたら、かなり警戒されている可能性を考えるべきでしょう。

 

飼い主を警戒している時の目つきには、ある種の独特なものがあります。飼い主のことが大好きだからこそ、つい見つめてしまうキラキラした目つきとは、明らかに異なっているんですよね。

 

では、なぜ飼い主のことを警戒しているにも関わらず、ジッと見つめているのでしょうか。それは、近寄ってきたらすぐに逃げられるように準備しているからです。

 

愛犬が自分のことをじっと見つめているので、近寄ろうとしたらさりげなくいなくなってしまった――もしもこのような経験があるとしたら、愛犬にかなり警戒されているのかもしれません。

 

愛犬に警戒されているということは、もちろん信頼されているとはいえない状態です。なぜこのような関係になってしまったのかを、いまいちどしっかり見つめ直してみましょう。必ずそこには理由があるはずです。

 

>『寂しい愛犬はストレスまみれ!スマホに夢中の飼い主は気づいてほしい

 

 

愛犬との信頼関係を築く基礎となるのは飼い主の一貫した行動

 

犬を可愛がることを、オヤツを与えたり可愛らしい洋服を着せることだと勘違いしている飼い主さんがいます。冒頭でも申し上げましたが、そんなことは飼い主でなくてもできることなんですよね。

 

群れの動物である犬にとって、本当の意味で信頼できる飼い主とは、どんな時も自分のことを守ってくれると信じられる人のことをいうはずです。

 

ところが、私たち人間はときとして犬をヌイグルミのように扱ってしまうことがあります。その結果、昨日は可愛い可愛いとやたらと抱っこしてベタベタしたのに、今日は虫の居所が悪いからと、あまり犬をかまわなかったり。

 

また、飼い主の気分によって犬のイタズラを叱る日もあれば、叱らない日もあったりと、一貫した行動がとれないことは珍しくありません。なにかと忙しい現代社会を生きる私たち人間にとって、その日の気分で行動してしまうことは、ある程度は仕方がないことなのでしょう。

 

しかし、この一貫しない行動こそが、犬の信頼を裏切っているとしたら?

 

犬にとってそばにいるだけで安心できる=信頼できる飼い主がいることは、精神的なストレスを軽減することにつながります。いまいちど、愛犬と正しい信頼関係が築けているかを考えてみてください。

 

>『老犬が震えるのは寒いから…とは限らない!原因を探って適切なケアを

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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