がんと闘う愛犬の手作りご飯|三大栄養素のポイント

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愛犬にがんが見つかったら適切な治療を開始するとともに、まずはしっかり食事内容を考え直しましょう。というのも、がん細胞は愛犬の体に必要な栄養を奪い取ることで増殖するからです。

 

今までと同じ食事内容を続けていたら、愛犬の体は栄養不足に陥ってしまうかもしれません。そんなことになれば、愛犬の体はがんと闘うことができなくなります。

 

これから先はがん細胞にできるだけ栄養を与えず、同時に愛犬の体力や免疫力の低下を防いで、がんと闘うための体を作ることが必要不可欠。そのための食事を考えましょう。

愛犬ががんと闘うための体づくり:糖質を減らす

 

炭水化物(糖質は犬の体にとって素早くエネルギー源となる、重要な栄養素の一つです。ところが残念なことに、がん細胞にとっても、手っ取り早くエネルギー源にできる栄養素なんですよね。

 

しかも厄介なことに、がん細胞がブドウ糖などの糖質をエネルギー源として利用すると、代謝の過程で乳酸を作り出してしまいます。乳酸は体内でブドウ糖に還元されるので、乳酸そのものが悪いわけではありません。

 

しかし問題は、この乳酸を体内でブドウ糖に還元する際に、大量のエネルギーが消費されてしまうことです。そう、がん細胞が作り出した乳酸のせいで、愛犬の体から大量のエネルギーが奪われてしまうんですね。

 

ちゃんと栄養を摂取しているはずなのに、体はどんどん消耗して痩せてしまう…。がんにかかると人も犬も痩せてしまうのは、がん細胞によってこのように代謝が変化させられてしまうからなんです。

 

だからこそ、がんにかかった犬の食事は、炭水化物(糖質)を減らすことが最重要課題といえるでしょう。むざむざ、がん細胞にごちそう(糖質)を与える必要はありません。

 

 

愛犬ががんと闘うための体づくり:タンパク質良質なものが適量必要

 

犬にとって最も重要な栄養素のタンパク質。腹立たしいことに、がん細胞もタンパク質を増殖のために必要としています。

 

では、糖質と同じようにタンパク質も制限すればいいかといえば、これがそうではありません。というのも、下手にタンパク質の摂取量を制限してしまうと、がん細胞は犬の体内からタンパク質を盗み始めるからです。

 

がん細胞が増殖のために犬の体内からタンパク質を奪い始めると、筋肉量の減少や消化機能の低下、免疫力の低下を引き起こします。また、傷の治りが遅くなるなど、全身に悪影響を及ぼしてしまうんですね。

 

ではどうすればいいかといえば、消化吸収に優れている質の良いタンパク質を、多すぎず少なすぎずの適量で摂取させるのが一番です。愛犬にしっかり栄養を摂らせたいのに、がん細胞にまでエサを与えているようで、なんだか腹立たしいところではありますが…。

 

しかし、タンパク質を分解することで得られるアミノ酸には、がん細胞の増殖抑制作用や、がん治療の副作用軽減効果が期待できるものがあります。となると、やはり適量のタンパク質はどうしても必要なんですよね。

 

がん細胞の増殖抑制作用や、がん治療の副作用軽減効果が期待できるアミノ酸には、次のようなものがあります。

 

  • アルギニン……がん細胞の増殖抑制、転移の抑制、免疫機能アップ
  • グルタミン……がん細胞の増殖抑制、転移の抑制、免疫機能アップ、消化機能アップ
  • グリシン……抗がん剤の副作用軽減効果
  • BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)……筋肉に含まれているタンパク質の分解抑制と合成促進

 

タンパク質は消化吸収に優れた質の良いものを選ぶことが、がんと闘う犬の力になります。

 

>『【犬の手作りご飯】舞茸のβ-グルカンで免疫力アップ!

 

愛犬ががんと闘うための体づくり:新鮮脂質を増量する

 

犬にとってタンパク質に次いで重要とされている栄養素の脂質は、ありがたいことに、がん細胞がエネルギー源として利用しにくいものです。

 

つまり、がん細胞のエサにならないよう炭水化物(糖質)を減らした分のエネルギーは、脂質で補うという考え方をするとよさそうです。

 

とはいえ、脂質であればなんでもOKというわけにはいきません。酸化している質の悪い脂質は、がんの犬だけではなくすべての犬ができる限り摂るべきではないものです。

 

脂質を増量するにあたり、必要なのは酸化していない新鮮な脂質だけであり、なおかつ種類もきちんと選びたいところです。

 

  • オメガ3脂肪酸……がん細胞の増殖抑制、転移抑制、免疫力アップが期待できるので摂取させたい。
  • オメガ6脂肪酸……がん細胞の増殖と転移を助長する可能性が指摘されているので摂取させたくない。

 

オメガ3脂肪酸は酸化しやすく、さらには高温での加熱に弱いという性質があります。そのため、愛犬の食事に加える際には加熱をしない状態で混ぜることが大切です

 

私たちが普段の食生活で使いがちなコーン油・大豆油・ひまわり油などは、オメガ6脂肪酸の油です。がんにかかった愛犬の食事を作る際には、絶対に使わないようにしてください

 

>『愛犬の健康管理|免疫力アップで寒い季節に負けない体をつくろう

 

 

愛犬を楽しい気持ちにさせて免疫細胞を活性化させよう

 

愛犬にがんが見つかったとき、ショックを受けない飼い主さんはまずいません。あれこれ考えれば考えるほど不安ばかりがつのってしまい、愛犬を抱きしめて泣きたくなることだってあるでしょう。

 

しかし、絶対に忘れてほしくないこと――それは、犬たちが喜ぶのは飼い主さんの笑い声や楽しそうな雰囲気なんです。

 

嬉しい!楽しい!という幸せな気持ちは、免疫力を高めてがん細胞と闘う免疫細胞(NK細胞)を活性化するといわれています。であれば、この先のことを考えて悲嘆に暮れているより、愛犬が喜ぶ美味しいものを作って、がんと闘う体を応援してあげましょう。

 

>『愛犬を大切な家族の一員にする為の絶対条件とは?ここに大きな秘密が・・・

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

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・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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