【犬の手作りご飯】舞茸のβ-グルカンで免疫力アップ!

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β-グルカンという成分は、免疫機能を向上させることで知られていますよね。β-グルカンがたくさん含まれているキノコといえば、アガリクス茸やハナビラタケなどのような、お値段高めのものが有名ですが…。

 

実は、私たちにとってかなり身近な食材の舞茸(まいたけ)にも、たっぷりとβ-グルカンが含まれています。

 

というわけで、今回とりあげるのは舞茸の持つスーパーパワーです。どんどん寒くなる今だからこそ、免疫力アップが期待できる食材を上手に使って愛犬の健康を守りましょう。

一般的な食用キノコからβ-グルカンを摂取するなら舞茸がおすすめの理由

 

アガリクスやハナビラタケからβ-グルカンを摂取するとしたら、錠剤やパウダーといったサプリメントが基本的な形態となります。

 

これらのキノコは、私たちがよく知る食用のキノコ類と同じように、食材として食べられないわけではありません。しかし、いかんせん価格が高く、一般的な食材とは言えないんですよね。

 

愛犬の健康を本当の意味で支えるには、栄養バランスの整った毎日の食事がなによりも基本です。となると、近所のスーパーで手軽に購入できる一般的なキノコから、β-グルカンがしっかり摂取できれば理想的、ということになるでしょうか。

 

【キノコ100g(生)あたりのβ-グルカン含有量

 

  • まいたけ/2.3g
  • ブナピー(白いブナシメジ)/2.0g
  • エリンギ/1.9g
  • ブナシメジ(茶色)/1.8g
  • 霜降りひらたけ/1.5g
  • 生どんこ(しいたけ)/3.5g

 

上記のキノコの中で、愛犬の手作りごはんに加えるとしたら、舞茸を一番におすすめします。というのも、β-グルカンの含有量が多いのはもちろんのこと、その質に関しても体に吸収されやすい構造をしているからです。

 

β-グルカンと一口に呼ばれてはいますが、実際のところ化学的な構造式は炭素原子の結合位置によって違いが生じています。そのため、体にどの程度有用であるかは、構造によって多少の違いが生じているんですね。

 

元祖β-グルカンが多いキノコとしてお馴染みのアガリクスですが、実は研究が進むにつれて、期待するほど健康に関与していない可能性が指摘されています。

 

もちろん、だからといってアガリクスがダメというわけではありません。アガリクスの場合は、むしろβ-グルカン以外の成分の効果が注目されつつあるわけですが、今回その点についてはややこしくなるので割愛させていただきます。

 

さて、話を舞茸に戻しましょう。

 

舞茸のβ-グルカンの構造は、健康効果が期待できるタイプです。そして、生どんこ(しいたけ)はβ-グルカンの含有量が舞茸より多いにもかかわらず、それでも舞茸をおすすめする理由は、β-グルカン以外にも犬の健康に良い成分があれこれ含まれているからです。

 

>『愛犬の腸内環境改善を強力にアシスト!簡単に作れるリンゴのおやつ

 

 

犬の健康に役立つ舞茸に含まれている成分

 

舞茸に含まれている犬の健康に良い効果が期待できる成分には、次のようなものがあります。

 

  • β-グルカン → 免疫機能の向上・腫瘍やアレルギーの抑制効果
  • ビタミンD → カルシウムやリンの吸収を促進
  • ビタミンB2 → 皮膚や被毛の健康を保つ
  • ナイアシン → タンパク質・脂質・糖質の代謝を促進してエネルギーに変換
  • カリウム → 余分な塩分の排出・体液のpHを調節・筋肉の動きを正常に保つ
  • 葉酸 → 貧血の予防
  • ポリフェノール → 抗酸化作用・毛細血管の強化

 

上記は舞茸に含まれている栄養成分の一部です。ここだけを見ると、「素晴らしい!愛犬にじゃんじゃん食べさせてあげたい!」と思われるかもしれませんが、ちょっと待って!

 

舞茸は言わずと知れたキノコです。そう、つまりは食物繊維の含有量も多いんですね。舞茸100gに含まれている食物繊維の量は以下の通りです。

 

  • 水溶性食物繊維 → 0.3 g
  • 不溶性食物繊維 → 2.4 g

 

犬と人間はどちらも雑食動物ではありますが、犬の胃腸はどちらかといえば肉食獣寄り。食物繊維の摂り過ぎは下痢や軟便、あるいは便秘を引き起こす原因になります。人間のような感覚で、舞茸をもりもり食べさせるわけにはいきません。

 

に普段から下痢や軟便をしがちなお腹の弱いタイプの犬は要注意!

 

免疫力をアップさせるために食べさせた舞茸が原因で下痢や軟便が悪化してしまったら、免疫力アップどころか免疫力をダウンさせてしまうことになりかねません。それこそ本末転倒もいいところです。

 

舞茸には犬の健康に役立つ様々な成分が含まれているのは事実ですが、取扱い注意の食材であることを絶対に忘れるべきではありません。

 

>『【犬の手作りご飯】ブロッコリーの成分スルフォラファンの健康効果!

 

 

愛犬の食事に舞茸を取り入れるなら「ゆで汁」が一番安心

 

舞茸に含まれている素晴らしい成分を愛犬の食事に取り入れるなら、ゆで汁がおすすめ。というのも、積極的に愛犬に摂取させたい成分の多くが水溶性だからです。

 

  • β-グルカン
  • ナイアシン
  • ビタミンB2
  • 葉酸
  • カリウム
  • ポリフェノール

 

前項でご紹介した成分のうち、上記はすべて水溶性です。要するにビタミンDだけが脂溶性。健康効果を期待する成分は、ほぼゆで汁に溶けだしているわけですね。

 

また、水溶性の食物繊維は腸内細菌(善玉菌)のエサになります。というわけで、ゆで汁だけを加えるといった使い方が、実際のところはちょうど良い塩梅(あんばい)ではないでしょうか。

 

 

舞茸はスーパー食材だがではない

 

お腹の調子にまったく問題のない犬であれば、時々程度の頻度ならゆで汁だけではなく舞茸そのものを食べさせることもできます。

 

ただし舞茸に限らずですが、キノコは基本的に消化しやすい食べ物ではありません。フードプロセッサーなどでミンチにするといったひと手間をかけないと、健康に良いはずの舞茸が愛犬のお腹を直撃してしまうことになるでしょう。

 

舞茸には、スーパー食材と呼んでも過言ではない素晴らしい成分がたくさん含まれています。しかし、どんなに良い成分が含まれていようと、舞茸は薬ではありません

 

β-グルカンはガンの抑制効果が期待されていますが、だからといって一度にたくさん食べさせればガンが消えるわけではないのです。なによりも大切なのは、毎日食べる栄養バランスの整った食事。そして、これこそが健康を保つうえでの肝(きも)なんです。

 

良質な食事によって腸内環境を良好に保つことが、真の意味で免疫力アップにつながります。舞茸に含まれているβ-グルカンは、その基本ができているうえでの補助役と考えてください。

 

>『犬の食事の安全性|油脂の酸化・カビ毒アフラトキシンはなぜ危険?

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

これまでに6,000人以上の飼い主様からご相談をいただき、現在も日々ご相談をお受けしています。下痢・軟便・アルブミン低下など、繰り返す不調の多くは「原因の見極め」で方向性が変わります。ご相談はすべて、坂田が直接対応しています。今の状態を一緒に整理し、今日からできる具体的な対策をお伝えしています。

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