犬の低アルブミンは腸を冷やす食生活が原因
目次
アルブミン低下になる経緯は殆ど同じ
柴犬6歳のアルブミン低下によるご相談がありました。今年に入りほぼ毎日のように同じようなご相談があります。また、これまでの経緯を聞きますとほぼ同じなんです。是非、参考にされてください。
今回の柴犬ちゃんは、半年ほど前から緩い便が出始め、フードを変えたり絶食させたりしたけども軟便は落ち着かず病院にいかれ血液検査をしたところアルブミンが1.5まで下がっていたことに気づかれたそうです。
病院からは「とても危険な状態なので数値を上げないといけません」とステロイドを飲ませるようになりました。2週間後に再度検査をしたところアルブミン1.5だったところアルブミン2.0まで上がったそうなんです。
※現在ステロイド治療をしている又は可能性がある方はこちらも合わせてご覧ください。
>『 犬のステロイド治療と副作用|脱投薬のカギは腸内環境の改善』
アルブミン低下と食事についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
ステロイドで上げたアルブミンは、ステロイドを減らすと下がる
薬も減りこのまま回復すると思っていた所、2週間後に軟便が下痢に変わり酷い時は水状の下痢をするようになってしまいました。とても不安になり病院へ連れていき再度検査した所、アルブミン1.5と初めの数値に戻っていました。
病院は薬の量を初めの量に戻して様子を見るように言われ増やして様子を見ていたようですが下痢は止まらず食欲も落ち元気もなくなってきました。すぐに病院に電話して様子をお話ししましたが「さらに薬の量を増やすように」と言われました。これが薬漬けの始まりです。
>『犬のアルブミンは薬で上げても必ず下がる理由』を併せてご覧ください。
もう苦しめるだけと思いネットで検索。ナノワンに出会う
その時にこれ以上薬を飲ませても苦しめるだけだと思いネットで何か方法がないか?同じように悩んでいる人がいないか?検索していた時にナノワンの体験談がヒットしました。酷くなっていく様子がうちの子と同じだったと言うことで勇気を出してご連絡くださいました。
アルブミンは自身の力で上げることが大事
低アルブミンは今に始まったことではなくこれまで生きてきた食事や環境、そしてお腹の冷えの積み重ねですので、最後の最後に下がってしまった数値を薬で上げることは一次的には良いと思いますが対処療法に過ぎません。
また、薬で上げた数値は殆どの場合下がってしまいます。それは自身の力で上げた数値ではないからです。
先ほども言いましたようにこれまで生きてきた食生活や環境等の積み重ねですので数値が下がった時に無理やり数値を上げてもこれまでの積み重ねについては何も解消されていません。
地震で傾いた家を基礎をそのままにして上物だけを修理しているのと同じですね。
なので決して数値だけを見て一喜一憂しないことが大事です。
焦らず、食欲と元気とウンチの状態を基本に様子を見ていかなくては、自身の力で数値を上げることは出来ません。
この病気は治らない病気だと言われていますが是非、原因、意味をしっかり理解されて回復に取り組んでいただければと思います。
アルブミン低下の改善方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
>『アルブミン値が低い!投薬に行き詰まる前に試してほしい改善方法』
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
【 個別無料電話相談 】
■同じ下痢であっても、同じアルブミン低下であってもその子のこれまでの生活環境、食事、薬の経歴によって全くアドバイスが変わってきます。この子に合わせた個別アドバイスを受けられてはいかがでしょうか?
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