犬の低アルブミン血症は、食欲が大きな鍵となる
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うちの愛犬も低アルブミン血症です。
5歳の犬を飼っています。1年前から低アルブミン血症による治療を行っています。薬も現在は1日朝晩1錠づつ飲ませています。アルブミンは1,8から2.2を行ったり来たりしている状況です。
低アルブミン血症の子が治ったというブログ等で得た情報を元に、手作りご飯を与えたり、葛を使ったり、あらゆることをしていますが特に変化が見られず悩んでいます。やはりその子によって効果はまちまちなのか、うちの子には変化が見られませんでした。
先日、家族と話し合い、まだ若いしこのまま変化がないまま薬を飲ませ続けるのはよくないのではと、セカンドオピニオンで再度診察してもらう決断をしました。新しい病院に行きこれまでの経緯をお話し相談しましたら、再度血液検査をしてもらうとやはりアルブミンは変わらず1.9という数値でした。
これを見た先生から「まずはこちらに連絡して相談してみてください」と言われ紹介されたのがラクト・ラボさんのナノワンでした。連絡する前にホームページを見させて頂き、低アルブミン血症から回復した子達の体験を読ませて頂きうちの子と全く同じ状態でした。うちの子も皆さんと同じで低アルブミン血症で悩んでいますまだ間に合いますでしょうか?とご相談がありました。
※現在ステロイド治療をしている又は可能性がある方はこちらも合わせてご覧ください。
>『 犬のステロイド治療と副作用|脱投薬のカギは腸内環境の改善』
低アルブミン血症と食事についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

犬の低アルブミン血症は薬が効いている時がチャンス
愛犬の低アルブミン血症で悩んでいる飼い主様からのご相談がとても多いですね。今回のように病院からご紹介いただくことも多くなってきました。ですが、同じ低アルブミン血症でもその子のこれまでの経緯は全く違いますので100%回復するという断言は出来ません。
しかし、どの子もやることは全て同じです。今回のわんちゃんは、色々と試行錯誤しながら必死で調べて実践されていました。でも効果が見られず今に至っています。お話を聞く限りではかなり回復方向に向かうのではないかと予想しています。それは食欲があることです。更に薬の副作用で食欲があるのではなく、この子の場合は元々食欲があり薬を飲ませから食欲が上がったわけではないからです。
そして1年間薬を飲んでいるにも関わらずアルブミンが1.8~2.2をキープしていることです。もちろん低い数値ではありますが、普通であれば更にアルブミンは下がっていく場合が多いいんです。また便の状態も掴めるくらいをキープしています。これは体力がまだ薬から奪われていない証拠です。
これは、何を意味するかと言いますと、「薬が効いている」ということなんです。
薬は口から飲んだから効くのではありません。口から入った薬は腸まで届き腸から血液に吸収されることで効きます。
一年間低いながらもアルブミン数値を保ち、便も掴めるくらいをキープしているのが証拠です。
なので薬が良い悪いは別として、この子は「まだ、薬を血液に吸収させる事が出来るくらい腸はしっかり働いている」という証拠なんです。なのでチャンスと言えるのです。
実際にはまだ詳しく説明させて頂きました。まだ他にもいくつか理由はありますが、全て理由をお話しさせて頂き前向きな気持ちになって頂きました。後は実際に食べさせてみてどのくらいの食べっぷりしてくれるかです。

低アルブミン血症について、いくつか質問を頂きました。
薬は直ぐに止めた方がいいのでしょうか?
薬はしばらく併用されてください。薬を止める止めないは飼い主様のご判断となります。私もしばらく様子を見させて頂きアドバイスはさせていただいていますが、やはりかかりつけの病院の先生に相談していただいてもらっています。
今まで手作りご飯や葛を使って与えていましたが今回のナノワンご飯と同じように思うのですが何が違うのでしょうか?
これもよくいただく質問です。これは他の記事でもお伝えしていますが、手作りご飯、葛、中には片栗粉を使って与えている方もいます。しかし、これは単に温めるという発想だけでその後がないんです。
なぜ温めるのか?です。
それは温めることによって寒さを嫌う乳酸菌やビフィズス菌が優勢になるからです。腸内環境を整えるには、この優勢になった乳酸菌やビフィズス菌を増やさないと意味がないんです。
その乳酸菌やビフィズス菌を増やす餌が入っているのがナノワンです。ここが大きな違いです。
なので温めるだけでは増えませんので特に変化が見られません。ナノワンはしっかり理解して続けていかないと意味がありません。これまでにたくさんのトラブルがありました。その時の状態、具合によってはお断りさせていただくことも少なくありません。ほんとうにご注意いただきたいと思っています。
このようなやりとり40分ほどさせて頂きました。後はじっくりご家族の皆様とお話し合いをしていただくようにお願いいたしました。
アルブミン低下の改善方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
>『アルブミン値が低い!投薬に行き詰まる前に試してほしい改善方法』
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

【 個別無料電話相談 】

■同じ下痢であっても、同じアルブミン低下であってもその子のこれまでの生活環境、食事、薬の経歴によって全くアドバイスが変わってきます。この子に合わせた個別アドバイスを受けられてはいかがでしょうか?
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