愛犬を元気で長生きさせたい!抗酸化作用の食べ物でアンチエイジング

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愛犬を元気で長生きさせたい!これは、飼い主さん誰しもが考えることですよね。そのためには腸をしっかり温めて腸内環境を善玉菌優勢にすることが欠かせません。さらには抗酸化作用のある食べ物で、加齢のスピードを抑えていきたいところです。

 

そこで、今回はアンチエイジング効果が期待できる食べ物について考えてみました。老犬の飼い主さんはもちろんのこと、成犬や子犬の飼い主さんも他人事ではありません。

 

なぜなら老化はいきなり訪れるのではなく、日々の小さな変化が積み重なることにより、加速していくものだからです。

愛犬の老化を促進する活性酸素は悪者?実は大事な役割があります

 

ところで「犬の老化」とは、実際のところどのような状態のことをいうのでしょうか。歩くスピードが遅くなること?ソファに飛び乗れなくなること?それとも、一日中寝てばかりになることでしょうか?

 

そうした状態は、すべて体の中が酸化することによって引き起こされた、目で見てわかる「老化現象」です。加齢とともに体の生理機能が全体的に低下していくこの老化現象は、犬が生きている存在である限り、完全に防ぐことはできません。

 

私たち人間や犬に限ったことではありませんが、酸素を使ったエネルギー生成をしているすべての生き物は、呼吸の過程でどうしても活性酸素を発生させてしまいます。

 

呼吸をしなければ生きられないわけですから、活性酸素の発生はどうあっても避けては通れないことなんですよね。そして、そんな活性酸素の強い酸化力によって細胞が傷つけられてしまうことで細胞の機能低下や損傷を引き起こし、老化が促進されてしまうのです。

 

こう聞くと、「活性酸素のせいで老化する?だったら活性酸素が憎い!活性酸素は悪だ!」と考えたくなりますよね。

 

しかし、悪者のイメージが強い活性酸素にも、ちゃんと必要な役割があります。それは、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃する「免疫機能」として働くことです。つまり、活性酸素はなければないで、これまた困ってしまうことになるわけですね。

 

となると、最善の策は増えすぎた活性酸素を取り除き、体の中が酸化するスピードを抑制することで、老化の進行をゆるやかにすることではないでしょうか。老化を止めることはできませんが、老化スピードを抑えることはできるはずです。

 

>『愛犬の寿命が気になりますか?それならやるべきは免疫力アップです!

 

 

老犬も成犬も子犬も多すぎる活性酸素は必要ない

 

愛犬の老化スピードは抑えたいけれど、活性酸素を完全に除去するわけにはいきません。だからこそ、必要以上に増えすぎた活性酸素を抑制することで、老化のスピードを遅らせることが最善の方法といえるのです。

 

すでに加齢の兆候が見られる老犬はもちろんこと、まだまだ元気いっぱいに見える成犬や成長期の子犬にも、必要以上の活性酸素はいりません。なぜなら、余分な活性酸素は犬の年齢に関係なく、正常な細胞にダメージを与えてしまうからです。

 

とはいえ、老犬がより活性酸素対策をしなければいけないのは事実です。なぜなら、酸化に対抗する抗酸化力は、年齢とともに失われていくからなんですね。

 

とにかく、愛犬を元気で長生きさせたいと考えるなら、愛犬の体を出来るだけ酸化させないことが大切!そこで必要になってくるのが、抗酸化力のある栄養素です。

 

>『老犬の手作りご飯|腎臓を守る食材選びとは

 

犬の体に良い効果をもたらす抗酸化力のある栄養素

 

犬の体に必要な抗酸化力のある栄養素には次のようなものがあります。

 

  • ベータカロテン …… 体内で必要に応じてビタミンAに変換され活性酸素を無害化
  • ビタミンE …… 活性酸素を中和
  • ルテイン …… 活性酸を中和
  • アスタキサンチン …… 活性酸素のエネルギーを熱に変換して消去
  • コエンザイムQ10 …… 自らが酸化されることで活性酸素を消去
  • ポリフェノール ……活性酸素の 酸化力を奪い無害な物質に変換
  • 亜鉛 …… 抗酸化酵素の必須成分

 

このように、一口に抗酸化力のある栄養素といっても、いろいろな種類があるんですね。これは愛犬を長生きさせたい飼い主さんにとっては、かなりの朗報といえるのではないでしょうか。というのも、幅広い食材から抗酸化力のある成分を摂取できるからです。

 

>『【犬の手作りご飯】GABAは脳の興奮を抑える効果が期待できる!

 

 

愛犬の手作りご飯に取り入れやすい抗酸化栄養素を含んだ食材

 

抗酸化栄養素を摂取するための食材は、どれか一つをたっぷりというよりは、いくつかの食材を少しずつ取り入れたほうが効果的です。その方が栄養も偏りにくくなるので、一石二鳥といえそうですね!

 

犬の体に必要な抗酸化力のある栄養素:βカロテン

シソ・モロヘイヤ・にんじん・パセリ・ホウレン草・あしたば・ケール等

 

犬の体に必要な抗酸化力のある栄養素:ビタミンE

かぼちゃ・ホウレン草・イワシ・大豆・アーモンド・ケール等

 

犬の体に必要な抗酸化力のある栄養素:ルテイン

かぼちゃ・ブロッコリー・インゲン・ホウレン草・ケール・モロヘイヤ等

 

犬の体に必要な抗酸化力のある栄養素:アスタキサンチン

サケ・オキアミ等

 

犬の体に必要な抗酸化力のある栄養素:コエンザイムQ10

イワシ・サバ・豚肉・大豆・ホウレン草・ブロッコリー等

 

犬の体に必要な抗酸化力のある栄養素:ポリフェノール

ブルーベリー・イチゴ・リンゴ・バナナ・さつまいも・レンコン等

 

犬の体に必要な抗酸化力のある栄養素:亜鉛

牡蠣(カキ)・煮干し・豚レバー・卵黄・チーズ

 

上記にあげた食品以外にも、抗酸化栄養素を含む食材はいろいろあります。今回は犬が食べられるものの中で、危険のないものを中心にお伝えしています。

 

ただし、どの食材を愛犬の食事に加えるにしろ、たくさん与えればよいわけではありません。すべての食材には適量があり、それを超えてしまえばせっかくの効果が失われるどころか、体調不良の原因になることもあります。

 

また、どの食材を加えるにしても、消化が良くなるように一手間をかけることは必須です。刻む、すりおろす、茹でこぼすなど下処理をきちんとしたうえで食事に加えてください。

 

そしてなによりも大切なのは、愛犬の体調をきちんと考慮したうえで食材を選ぶことです。下痢や軟便をしがちな犬にとって、食物繊維の摂り過ぎはNG。また、シュウ酸の多い食材は下茹でをしてシュウ酸の量を減らしておくことが大切です。

 

せっかくの抗酸化栄養素を含んだ食材が体調不良を引き起こしてしまったら、元も子もありません。

 

>『犬の手作りご飯はよくない!を鵜呑みにすべきでない理由

 

 

サプリメントを有効に活かすには腸活が欠かせない!

 

愛犬にずっと元気で長生きしてもらいたいから、抗酸化作用のある栄養素が入っている食材をしっかり食べさせてあげよう!……と考えたものの、なかなか思うようにいかないこともあるでしょう。

 

現代人はなにかと忙しいですから、愛犬のために良い食事を提供したいのに、思うように時間がとれないことはままあります。

 

そんな時は、「抗酸化作用のある食材を食べさせてあげられない」と嘆くより、ペット用のサプリメントで抗酸化成分を摂取させるのも良い方法の一つです。

 

ただし、せっかくのサプリメントも腸が良好な状態でなければ、体に吸収される栄養素は限定的なものになってしまいます。愛犬を元気で長生きさせるためには、腸を温めて腸内環境が善玉菌優勢であることは必須条件なのです。

 

毎日の食事で腸をしっかり温める、活性酸素を抑制する栄養素を含んだ食材を食事に取り入れる、食材では摂取しにくい栄養素をサプリメントで補う――こうしたことをコツコツ続けることが、愛犬の老化スピードをゆるやかにしてくれるはずです。

 

>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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