老犬が震えるのは寒いから…とは限らない!原因を探って適切なケアを

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年老いた愛犬が寒くもないのにブルブル震えていたら、体の調子が悪いのではないかと不安になりますよね。

 

犬の体が震えているとき、その原因は必ずしも体調不良とは限りません。生理現象(生物が生きるうえで体に起きる自然な現象)で体を震わせていることもあるのです。

 

とはいえ、どんな原因であろうと老犬の震えを生理現象だと見過ごしてしまうのは厳禁!なぜなら、体を震わす原因が老犬の生活の質を低下させてしまうこともあるからです。

老犬が体を震わせる原因①筋力の低下

 

若い頃はどんなに元気いっぱいだったとしても、年齢を重ねるにつれて体はどんどん衰えていくものです。

 

当然のことながら筋肉量は減る一方となるわけですから、老犬は成犬の時のように立ったり座ったり歩いたりという行為を素早く行えなくなります。そのため、動作によっては足腰に負担がかかり、ブルブル震えてしまうことも…。

 

オシッコやウンチをする際の姿勢もだんだんとりづらくなりますから、排尿排便の途中でふらつくこともあります。

 

【対策】

 

体調に問題がなければ、筋肉量を維持するためにも質の良いタンパク質(鶏のささ身・胸肉など)の摂取量を少し増やしてみましょう。そのうえで、散歩のときに緩い坂道を上るなどし、筋肉を少しでも増やすことが大切です。

 

と同時に、動物性タンパク質の増加によって悪玉菌が優勢にならないよう、腸を温める食事を継続することも忘れずに。

 

また、筋力低下による転倒を防止するためにも、愛犬のためのバリアフリー化を考えましょう。特に、トイレや寝床へ行く動線上はスッキリさせておくことをおすすめします。

 

>『犬の「腸活」基礎知識|腸の温度を上げないと腸内環境は改善しない

 

 

老犬が体を震わせる原因②本当に寒いと感じている

 

犬は暑さより寒さに強い生き物ですが、これはあくまでも成犬までの話。老犬は暑さにも寒さにも弱いと考えるべきでしょう。

 

というのも、老犬は筋力の低下によって体温を上げる能力が衰えているからです。さらには、若い頃のように動かなくなった分、どうしても体が温まりにくいことも忘れるべきではありません。

 

特にシングルコートの犬は要注意!フサフサした被毛はパッと見温かそうですが、実のところ保温機能はそれほどよくありません。かつては飼い主より寒さに強かった犬も、老犬となったいまは飼い主より寒がりになっていることもあるのです。

 

【対策】

 

室温は「夏は△℃、冬は△℃」と画一的に決めてしまうのではなく、愛犬の様子をしっかり観察したうえで調節してあげましょう。

 

また、防寒のための洋服を着せるのも良い方法です。ただし洋服に慣れていない犬にとっては、洋服がかえってストレスになってしまうことも…。

 

その場合は腹巻だけを試してみる、あるいは寝床に温かい毛布を入れるなど、愛犬がぬくぬく過ごせるように工夫することが大切です。

 

>『犬が震えるのはなぜ?体調不良の見分け方

 

老犬が体を震わせる原因③栄養・カロリーの不足

 

若い頃は食欲旺盛だった犬も、老犬になるにつれて食欲が低下していくことは珍しくありません。しかし、食欲低下にあわせて食事量を減らし続けていると、必要な栄養やカロリーが足りなくなり、その結果栄養失調によって体が震えてしまうことも。

 

一昔前、老犬の食事は低カロリーが主流でした。しかし、いまはそのような食事では老犬の体の衰えを加速させてしまうことが指摘されています。

 

若い頃のように何でもガツガツ食べられなくなった老犬の食事は、なおのこと栄養バランスを整えなければなりません。また、量を食べられないからこそ、消化吸収がしやすい質の良さがより重要なのです。

 

【対策】

 

老犬の胃腸に負担をかけないよう、食材はしっかり刻んだりすりつぶすようにしましょう。温かい食事はニオイが立ちやすく、老犬の食欲を増進させる効果が期待できます。

 

また、少量でもしっかり栄養とカロリーが摂取できるような食材を取り入れていくことも大切。お腹の調子に問題がなければ、いつもは取り除いている鶏胸肉の皮を一緒に調理したり、ジャガイモを使うのも良い方法です。

 

 

老犬が体を震わせる原因④足腰の痛み

 

犬は体のどこかに痛みを感じているときも、体を震わせることがあります。とりわけ老犬は関節に痛みが出やすくなるため、犬の体が震える原因としては少なくありません。

 

  • 関節炎
  • 変形性関節症
  • 椎間板ヘルニア
  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)

 

最近は以前に比べて歩きたがらなくなったけど、老犬だから仕方がない……と思っていたら、実は足腰が痛くて動きたくても動けなかったという可能性もあります。

 

【対策】

 

歩き方や座り方、立ち上がり方などに何か異変はないか、しっかり観察しましょう。トイレで排泄のポーズがきちんととれるかも、痛みの有無を見極めるポイントです。

 

また、老犬が過ごす部屋の床材はできるだけ滑りにくくしてください。フローリングの床は滑りやすく、転倒の危険性が高いので要注意!たとえ転倒しなかったとしても、滑りやすい床は常に足を踏ん張らなければいけないため、老犬の足腰に大きな負担をかけています。

 

>『犬の下痢や震えは腸が冷えているサイン!お腹を内側と外側から温めて免疫力アップ

 

老犬が体を震わせる原因⑤お腹が痛い

 

お腹に痛みを感じているときも、犬は体を震わせることがあります。下痢や軟便をしているときは「もしかして腹痛かな?」と気づきやすいですが、普通の便をしているように見えている時にも腹痛を感じていることも…。

 

たとえば、便秘とまではいかなくてもなんらかの原因で便が硬いとき、腸管の内圧が高まることで大腸に痛みを感じることがあります。

 

【対策】

 

スープご飯などのように、水分をしっかり摂取できる食事で硬めの便を柔らかくしてあげましょう。また、適度に歩かせることで腸の動きが活発になり、スムーズな排便を促せる可能性があります。

 

腹痛の原因が下痢・軟便・便秘のいずれであろうと、腸内環境の改善は急務です。腸の温度を高めて善玉菌が活性化するような食生活こそが、遠回りに見えても犬の腹痛を改善する近道といえるでしょう。

 

>『犬の腸を冷やす強烈な原因と解決策を解説

 

 

老犬をしっかり観察し、穏やかな毎日を送れるようにすることが大切

 

「老犬だから仕方がない」「老犬とはこういうもの」――こういった考え方をしていると、愛犬が発しているSOSを見逃してしまうことになるでしょう。

 

犬が命ある存在である以上、老化を止めることはできません。しかし、できる限り穏やかな日々を過ごさせてあげることはできるはずです。

 

そのためには、毎日愛犬の様子をしっかり観察し、ちょっとした変化に気づくことが求められます。

 

子犬や成犬の頃のようにはいかないにしても、老犬としてのんびり穏やかな毎日を過ごさせてあげたいものですよね

 

>『老犬の痙攣発作を防ぎたい!積極的に摂取したい成分と重金属の排出

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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商品紹介

現時点で食欲が全くない場合は、こちらのトライアルでお試しください。

 

トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き

同包物:レシピ

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※無料相談では商品の購入は受け付けておりません。アドバイスのみとなります。また、お名前をお聞きすることもありません。安心してご相談ください。

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先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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