犬がお散歩中にお花をクンクン…それ、有毒植物ナガミヒナゲシです!
「お花がいっぱい!」というタイトルのインスタグラム動画を見て肝が冷えました。一面にきれいなオレンジ色の花が咲いている中、トイプードルがクンクンしている様子を撮影したものだったのですが…。
その花は、ナガミヒナゲシというケシ科ケシ属の有毒植物です。
春になると日本全国の道ばたや公園などで、いつの間にか咲き乱れているナガミヒナゲシ。ナガミヒナゲシには、植物毒アルカロイドが含まれています。きれいだからといって、むやみに愛犬を近づけてはいけません!
目次
犬がナガミヒナゲシを食べると下痢や嘔吐を引き起こす可能性あり!
ナガミヒナゲシには植物毒のアルカロイドが含まれています。……と言われても、なんだかピンときませんよね。トリカブトに含まれているアコニチンという毒も、アルカロイドの一種です。
外来植物であるナガミヒナゲシは、いまや北海道から九州まで、日本全国いたるところで見ることができます。おまけにアスファルトの割れ目でもジャンジャン花を咲かせるほど生命力旺盛。さらには種の発芽率がものすごく高いという、脅威の有毒植物です。
園芸種のポピーと似ていることもあり、他の雑草のように見かけても、すぐに「引っこ抜かなければ!」となりにくいところがなんとも厄介なんですよね。
人間が素手で触ると皮膚がかぶれてしまうこともあるナガミヒナゲシは、当然のことながら犬の体にも害を及ぼしてしまう植物です。
万が一食べてしまうと嘔吐や下痢などの胃腸障害を引き起こすことがありますし、ナガミヒナゲシが咲いているところで遊んでいるうちに、草の汁が体について皮膚炎の原因になることもあります。
犬が好んで食べる植物はネコジャラシやエノコログサなどイネ科の植物だから、食べるはずはない――などと安易に考えるのは危険!
子犬や若犬など遊び盛りの犬は、気になったものを何でも口に入れて確かめようとすることがあります。当然のことながら、風に揺れるナガミヒナゲシに興味を持ち、結果として誤って食べてしまうことは充分に考えられるのです。
散歩のあと愛犬の肉球が赤くなっていたらナガミヒナゲシを踏んだ可能性も…
オレンジ色のきれいな花が咲いていれば、「危険なナガミヒナゲシが生えている!」とすぐに気づくことができますよね。しかし花が咲く前、あるいは花が咲き終わった後に気づくことは困難です。
ナガミヒナゲシの毒は葉や茎に含まれているため、もしかしたら散歩中にいつの間にか愛犬が踏んでしまうかもしれません。
もしも散歩の後で愛犬の肉球が赤くなっていたら、ナガミヒナゲシの汁でかぶれた可能性があります。その場合は流水でしっかり洗い流し、まずは草の汁を落とすことが大切です。
もしも愛犬が赤く腫れた肉球を気にして噛んだりなめたりするようなら、早めに動物病院を受診しましょう。そのままにしておくと炎症部分を悪化させてしまい、完治までに時間がかかってしまう恐れがあるからです。
かぶれの治療でステロイドや抗生剤を使う場合は腸のケアを忘れずに
犬のかぶれ治療には、ステロイドや抗生剤を用いることがあります。
かぶれてしまった皮膚の状態を改善させるためには有効ですが、腸内細菌叢(腸内フローラ)に変化をもたらし、その結果として腸内環境が悪化することも…。
だからこそ、かぶれの治療をしている最中は、いつも以上に腸のケアを考えることが大切です。腸の状態が良好であれば薬の成分がしっかり体に吸収されるため、かぶれの完治を早める効果も期待できるでしょう。
ここを怠ってしまうと、かぶれを治療するために服用したステロイドや抗生剤の悪影響で腸の温度が下がってしまい、余計な体調悪化をまねいてしまうこともあります。腸内環境と皮膚の健康は、驚くほど密接につながっているのです。
>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる』
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
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商品紹介
トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。
原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D
原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
消費量:小型犬で約4~5回分(目安)
お支払い方法:クレジット/代引き
同包物:レシピ
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