愛犬が臆病な性格で困る!でもその原因は飼い主にあるのかも…
うちの子は臆病な性格なので、他のワンちゃんと全然遊べません。それどころか、散歩の途中で見かけた小さな子どもにまでキャンキャン吠えてしまって恥ずかしい…。こんなお悩みを持つ飼い主さんは、意外なほど少なくないようです。
うちの犬は臆病な性格に生まれてしまったから仕方がない、とあきらめている飼い主さんもいるようですが、それは本当に生まれ持った性格なのでしょうか?
もしかしたら、愛犬を臆病な性格にしてしまった原因は、飼い主さんの育て方にあるのかもしれませんよ?
目次
社会化期の子犬はどんな色にも染まる真っ白なカンバス
愛犬があまりにも臆病な性格をしていると、「もしかしたら脳疾患か何かが原因ではないだろうか?」と深刻にとらえる飼い主さんもいるようです。
確かに、ある種の脳疾患や虐待によるトラウマなどが原因で、理解不能なほど臆病な性格になってしまう犬がいるのは事実です。しかし、こうしたタイプの臆病な犬は、全体から見たらかなりの少数派と考えるべきでしょう。
そのほとんどは、幼少期(子犬期)に適切な社会化ができなかったことが、臆病な犬に成長した原因と考えるべきです。
犬が人間社会の中で平穏に生きるためには、人間と暮らすことを前提とした社会化が必要なのは間違いありません。その最もコアとなる時期は、生後20日~生後90日くらいの間という、実のところものすごく短期決戦なんですよね。
なぜこんなにも幼少期の短い期間に、その後の人生(犬生)を左右するほど重要な時期を迎えるのかといえば、ひとえにまだほとんどのことをまともに経験していないからです。
子犬はいわば真っ白なカンバスのような状態。だからこそ、どんな色にも染まることができるわけですね。
この真っ白なカンバスに、人間社会の中で平和に暮らしていくために必要なことを、一つまた一つと丁寧に塗り重ねていかなければなりません。
では、子犬という真っ白なカンバスに「人間社会の中で幸せに暮らしていくために必要なこと」を描いていくのは誰でしょうか?そう、その役割を担うのは、他でもない「飼い主」その人なんです。
せっかく生後2ヶ月の子犬を家族に迎えたとしても、適切に社会化期を過ごさなかったとしたら、あなたの愛犬は本来持っていたはずのポテンシャルを何一つ活かすことはできないでしょう。
飼い主が望むように社交的な犬になるか、あるいは飼い主をがっかりさせる臆病な犬になるのか。そのターニングポイントは、飼い主さんがどう行動するかにかかっています。
犬が持っている本質的な性質は「臆病」と考えるべき
社会化期の子犬は白いカンバスと表現しましたが、もちろん生まれ持った性質というのは存在しています。
同胎で生まれた兄弟姉妹であろうと、臆病な犬もいれば妙に豪胆なタイプもいたりして、このあたりは人間も同じではないでしょうか。
とはいえ、犬は基本的には臆病な生き物だと考えたほうがよいでしょう。というのも、犬が人間と暮らすようになる前は、外敵に襲われて命を落とさないよう、必要に応じて全力で逃げなければならなかったからです。
そうなんです、臆病であることは決して悪いことではありません。生き延びるために必要な気質であり、そのおかげで現代にまで脈々と命を繋いでこれたのですから。
この性質は、現代を生きる野犬の性格を観察してみるとよくわかります。ここ最近、保護犬を扱ったテレビ番組が増えました。保護された犬の中には野犬も数多くいますが、野犬出身の保護犬は総じて臆病な性格をしています。
現代の日本では、野犬を捕食するような大型の肉食獣はほとんどいません。それでも彼らが臆病な性格になるのは、人間が怖い、車が怖いといったように、野犬が生き延びるためには臆病であることが必要だからなんですよね。
子犬から飼うのはとても幸運なこと。だからこそ社会化期を無駄にしないで!
保護犬を家族に迎えるなど、なんらかの理由によってすでに成犬になっている犬を飼うこともあるでしょう。成犬を家族に迎える以上、それまでに経験してきたことが犬の中にはしっかりと刻まれており、それらをリセットすることは困難です。
では、社会化期を過ぎた犬の社会化は不可能かといえば、もちろんそんなことはありません。子犬に比べてかなり時間がかかることは間違いありませんが、ゆっくりじっくり接することで、成犬以降の犬も少しずつ学んでいくことができます。
保護犬を家族に迎えるかたの多くは、焦ることなくじっくりゆっくり犬の時間に合わせることで、少しずつ距離を縮めていますよね。
むしろ、厄介なのは愛犬を子犬期に迎えておきながら、適切な社会化期を過ごさせずにきてしまった場合ではないでしょうか。というのも、「うちの子は臆病な性格だから」と決めつけてしまい、それで良しとしてしまうケースが多いからです。
成犬や老犬を家族に迎えた人からすれば、「せっかくの黄金期を無駄にするなんて、なんともったいない!」と思われることでしょう。
大切な愛犬を社会化期ど真ん中の子犬期から育てられることは、ある意味とても幸運なこと。なぜなら、愛犬が人間社会で平和に暮らすために必要な訓練を、最短期間で終了することができるからです。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
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