犬が赤ちゃんに吠える3つの理由とは?適切な対処法と注意点
犬が赤ちゃんに吠える理由と対処法、注意点
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愛犬が赤ちゃんに吠えてしまうと困っていませんか?なぜ吠えるのか、どうすれば良いのかなどがさっぱりわからず、悩んでいる方も多いはずです。
そこでこの記事では、犬が赤ちゃんに吠える3つの理由と対処法、そして注意するべきことなどを紹介します。犬と赤ちゃんに仲良くなって欲しいという方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
犬が赤ちゃんに吠える理由は?
まずは、犬が赤ちゃんに吠える主な3つの理由を紹介します。
①赤ちゃんを警戒しているから
ペットの犬にとって赤ちゃんは、突然家にやって来た見知らぬ存在です。そのため、犬が赤ちゃんを警戒して吠えてしまっていてもおかしくありません。また、赤ちゃんをあまり目にしたことがない場合、人間として認識できていない可能性もあります。未知の生物に警戒心や恐怖心が働くのも無理はないでしょう。
②赤ちゃんに興奮しているから
好奇心旺盛な犬は、お客さんや他の犬、帰宅した飼い主などに対して興奮してしまうことがあります。赤ちゃんにも同じく興奮し、吠えてしまうことがあるでしょう。興奮して吠えている時は、嬉しい場合もあれば怒っている場合もあります。どちらの場合でも、興奮している時は尻尾を素早く振るのが特徴です。
③赤ちゃんにヤキモチを焼いているから
犬も嫉妬するということは、オーストラリア・タスマニア大学の研究などによって明らかにされています。犬は新しいペットや飼い主が関心を示す他の犬はもちろんのこと、新しい赤ちゃんや子供、新しい入居者などに飼い主が関心や愛情を示した時にもヤキモチを焼くのです。飼い主が赤ちゃんのお世話をしている時や遊んでいる時に吠えてきたら、ヤキモチを焼いているのかもしれません。
犬が赤ちゃんに吠えた時の適切な対処法
犬が赤ちゃんに吠えた時、犬に対してどうしたら良いのでしょうか。ここからは適切な対処法を紹介します。
不安や恐怖の原因を取り除く
犬が赤ちゃんを警戒して怖がっている様子があれば、赤ちゃんを他の部屋に移動させるなどして、まずは目の前から取り除いてあげることが大切です。警戒したり怖がったりしている場合、その原因である赤ちゃんと一緒にいることは犬にとってストレスになってしまいます。もちろん、吠えられた赤ちゃんも怖がっている可能性が高いというのも離すべき理由のひとつです。
注意をそらせる
犬が興奮している時は、落ち着くように赤ちゃんと部屋を離すのも良いですが、気をそらせるのもおすすめです。手に握ったドッグフードの匂いを嗅がせたり、おもちゃを投げてあげたりして、興奮対象を赤ちゃんから別のものへそらせます。これは一時的な対処法ではあるものの、とりあえず吠えるのをやめさせたい時に有効です。
攻撃的な時はケージに入れる
赤ちゃんに危険が及びそうな時は、迷わず犬をケージに入れるようにしましょう。万が一赤ちゃんがペットに噛まれると大怪我に繋がります。最悪の場合、死亡するケースも。衝撃的な話ではありますが、実際に国内外で、大人しかったペットの犬に赤ちゃんが襲われて死亡した事故が発生しているのです。少なくともきちんとしつけできるまでは、目を離さないようにしましょう。
赤ちゃんに吠える犬のしつけ・過ごし方などの注意点
最後に、赤ちゃんに吠える犬をしつけたい方や、赤ちゃんがいる家庭で犬と過ごす方が注意したい点を紹介します。
犬ともしっかりコミュニケーションをとる
嫉妬を膨らませてしまわないよう、犬にもしっかりかまってあげてコミュニケーションをとりながら過ごすことが大切です。赤ちゃんのお世話で忙しく余裕がないかもしれませんが、短時間でも愛情を込めて接してあげてください。
赤ちゃんを見せて慣れさせる
警戒や興奮がなかなかほぐれない場合は、赤ちゃんを遠くから見せて慣れさせるのがおすすめです。また、赤ちゃんの匂いのするものを与えるなどして、匂いに慣れさせるのも有効な場合があります。吠えても赤ちゃんが怖がらない距離から、赤ちゃんをじっくり見せてあげましょう。
急に厳しくしつけない事も大切
赤ちゃんに吠える犬は、不安やストレス、寂しさなどを感じているはずです。そんな中で急に厳しくしつけると、ますます赤ちゃんを敵と認識してしまう可能性もあると考えられます。反対におやつをあげたり遊んであげたりして、「この子がいる時は楽しいことがある」と覚えてもらうようにしましょう。とはいえ、吠えるたびにおやつやフードをあげないというのも注意するポイント。「吠えるとごはんがもらえる」と吠え癖がついてしまいます。
犬が赤ちゃんに吠えたら適切に対処しよう
犬が赤ちゃんに吠える理由と対処法、そして注意点を紹介しました。警戒したり興奮したりしやすいという犬の習性がある以上、吠えてしまうのは仕方ないことだと言えます。犬と赤ちゃんに仲良くなって欲しいからと言ってむやみに一緒に過ごさせると、事故につながることも。注意をそらせる、少しずつ慣れさせるなどしながら、徐々に吠えないようにしつけしていきましょう。
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