愛犬に触ろうとしたらバチッ!静電気が多いと血液ドロドロって本当?
シッポをフリフリ近づいてきた愛犬。撫でた瞬間にバチッ!となる静電気は本当に厄介ですよね。
衣服を脱ごうとした時やドアノブに触った瞬間にバチッとなる静電気が好きという人は、たぶんかなりの少数派。大多数は乾燥する季節は仕方がないとあきらめがちですが…。愛犬との触れ合いに水を差されるのは勘弁してほしいものです。
というわけで、今回は愛犬とのスキンシップを邪魔されないよう、静電気を防ぐ方法をお伝えします。静電気が多いと血液ドロドロ!についても解説しているので、参考にしてください。
目次
静電気が気温も湿度も低くなる冬場に起こりやすいのはなぜ?
静電気が起きやすい条件は次の通りです。
- 気温がおよそ20℃以下
- 湿度がおよそ30%以下
そう、この条件がピタリと当てはまってしまうのが、冬場の寒い季節なんですね。
なぜ気温が低いと静電気が起きやすいのかといえば、空気中に保持できる水分量が減ってしまうことで乾燥状態になり、物体が帯びている電気が放電されにくくなるからです。要するに、帯電しやすくなることで静電気が発生するわけですね。
夏場に静電気が起きにくいのは、空気中の水分量が多く、結果として放電しやすいからです。ということは、ここから一つの解決策が見えてくるのではないでしょうか。そう、要は乾燥していなければいいわけです。
犬が静電気で痛みを感じているかは個体差あり
ところで、私たち人間は静電気のバチッ!で痛みを感じることがあります。特に指先で放電してしまった時のバチッ!は「痛っ!」となるからなおのこと嫌なんですよね。
では、愛犬に触ろうとした瞬間に発生した静電気で、犬も飼い主と同じように痛みを感じているのでしょうか?
これに関しては正直なところ個体差があるため、一概に痛みを感じているとも、感じていないとも言えない、というのが結論です。
実際に多頭飼育をしている飼い主さんにお話をうかがってみると、静電気のバチッで驚く犬もいれば、まったく無反応の犬もいるとの回答がありました。
この多頭飼育の飼い主さんの回答には、とても興味深いくだりがあります。犬は静電気で痛がるというより、どうやら静電気のバチッ!にびっくりするそうなんですね。
もちろん、静電気が走った体の部位によっては、痛がることがあるかもしれません。とはいえ、人間と違って犬の場合は、突然の衝撃に驚いてしまうことが多いようです。
私たち人間はバチッ!となった瞬間に痛みが走る原因を静電気だと理解していますが、犬に「これは静電気によるものだ」と理解させることは不可能。となると、痛みを感じるよりはびっくりする程度でとどまってくれているほうが、ちょっと安心だったりします。
では、愛犬との接触によって発生する静電気のことは気にしなくて良いかと言えば、そういうものでもないでしょう。なぜなら、犬によっては静電気のバチッ!を飼い主さんに叩かれたと勘違いするかもしれないからです。
飼い主にはまったく非がないのに、信頼関係を損ねることにでもなったら、たまったものではありません。というわけで、次章では愛犬とのスキンシップを静電気で邪魔されないよう、対策方法を考えてみたいと思います。
>『犬の健康の見極め方:血液検査の数値より食欲と元気に注目!』
愛犬との触れ合いを邪魔させない!静電気を防止する方法あれこれ
静電気が起きやすくなる条件は「気温20℃以下」「湿度30%以下」です。つまりはこの条件から外れるようにすることが、静電気を防止する最初の一歩というわけですね。
- 加湿器などを利用して室内の湿度を50~60%に上げる。
- 暖房で室温を21℃以上に上げる。(犬におすすめの冬期室温は23℃くらい)
次に、愛犬の体そのものを静電気が発生しにくい状態にすることが大切です。
- シャンプーの後は必ずリンスやトリートメントをして、被毛の摩擦を減らす。
- ブラッシングの際には静電気防止効果のあるブラッシングスプレーを使う。
- 愛犬の洋服を静電気が起きにくい素材にする。アクリルやポリエステルは静電気が起きやすいため、コットン100%のインナーを着せておく。
愛犬との触れ合い中に静電気を発生させないようにするためには、飼い主さん自身も帯電しないようにすることが必要です。
- 愛犬に触れる前にハンドクリームでしっかり手を保湿する。
- 愛犬に触れる前にドアノブなど金属製のものを触ってあらかじめ放電しておく。(指先だと痛みを感じやすいので手のひら全体で触るのがコツ)
部屋の湿度にしろ皮膚の状態にしろ、とにかく乾燥させないことが静電気を防ぐ最良の方法です。
>『犬の貧血は鉄分不足とは限らない!ビタミンB12が足りないのかも…』
静電気が発生しやすいと血液がドロドロ……は、本当です
静電気が発生しやすい人は血液がドロドロだ、といわれることがあります。そんなことあるの?と思われたかたもいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら本当です。
実際のところ、静電気が発生しやすいのは血液がドロドロだから、というよりは、血液がドロドロ状態だから帯電しやすく静電気が起きやすい、と解釈したほうがわかりやすいかもしれません。
血液がドロドロ――この状態は活性酸素などの影響で血液が酸性に傾いている状態です。血液が酸性に傾くとプラスの電気を帯びた赤血球とマイナスの電気を帯びた赤血球がくっついてしまうため、血液の流れが悪くなってしまうんですね。
血流の良し悪しは、人間だけではなく犬の健康状態にも大きく影響します。もしもありとあらゆる静電気対策をしているのに、愛犬にやたらと静電気が起きるとしたら、血流の改善を考えたほうがよいかもしれません。
もちろん、血流の改善は静電気が起きやすい犬だけではなく、すべての犬にとって大切なことではありますが…。
こんなワンコは要注意!静電気が起きやすい犬の条件
あなたの愛犬が次の条件にあてはまるとしたら、静電気が起きやすい状態です。すぐに対策をして、快適な毎日を送らせてあげましょう。
ロングコート&ダブルコートの犬
毛量が多いと必然的に帯電しやすくなります。リンス・トリートメント・静電気防止ブラッシングスプレーを駆使して、なめらかな被毛を維持することが大切です。
室内にずっといて散歩が不足している犬
家の中で一日を過ごしている犬は、帯電しやすく静電気が起きやすい状況にあります。散歩で地面を踏みしめることは、必然的に帯電している電気の放電につながるため、短時間でもよいから散歩に連れ出してあげましょう。
老犬(シニア犬)
足腰が弱ってきた犬は足をしっかり上げることができず、床を擦って歩くことがあります。すると、床と足の間で摩擦が起きて帯電しやすくなるため、飼い主さんが意識的に放電させてあげることが大切です。
>『愛犬の長生きには解毒が必要!有害物質を排出する器官とは?』
飼い主の一手間が愛犬の生活を快適にする
気温と湿度が低下する冬場は、静電気が起きやすい条件が幾重にも重なっています。しかし、起きやすいからといって仕方がないとあきらめてはいけません。
愛犬が快適に過ごせるか否かは、飼い主さんのちょっとした努力にかかっています。静電気を防止するためのあれこれは、飼い主さんの生活にも良い影響を与えてくれますよ!
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
商品紹介
現時点で食欲が全くない場合は、こちらのトライアルでお試しください。
トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。
原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D
原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
消費量:小型犬で約4~5回分(目安)
お支払い方法:クレジット/代引き
同包物:レシピ
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