犬の腸は冷えている!アルブミン値改善の切り札は腸の温活

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犬の腸は冷えている!アルブミン値改善の切り札は腸の温活

 

血液検査によって愛犬のアルブミン値が正常値より低いと判明した時、ほぼ100%の確率で合成副腎皮質ホルモン製剤を使った投薬治療が始まります。腸に炎症があるからアルブミンが漏れ出している、だから炎症を鎮める薬を使えば腸は回復するはず――この考え方は、理屈としてはおそらく正しいのでしょう。

 

しかし、多くの犬はこの投薬治療を行っても、思うようにアルブミン値が回復していません。となると、そこから見えてくるのは、アルブミン値は薬では改善しないという難しい現実です。

 

 

投薬治療では改善しない現実を受け止めなければならない

 

獣医師に「こういう症状にはこの薬を飲ませるしか治療方法はない」と言われたら、たいていの飼い主さんはそれに従いますよね。飼い主さんは動物医療の素人であり、獣医師は専門家です。プロの指示に従うのは当たり前のことではないでしょうか。

 

ところが、プロの指示通り投薬治療に励んだのに、一向に改善の兆しが見えない。それどころか下痢や血便は以前より酷くなり、アルブミン値はむしろじりじり低下し続けている…。

 

愛犬が命の危機に直面した時、私たちは最悪の事態に怯えながらも、「薬を増量すれば今度こそ数値が上がるはず」「薬の種類を変えれば劇的に良くなるかもしれない」と、根拠のない期待を抱かずにはいられません。

 

しかし、一定期間投薬治療をしたのに結果が出なかったということは、薬では現状を打破できないと突きつけられているも同然です。この事実を認めるのは、飼い主さんとしてはかなり恐怖を伴うことになるでしょう。

 

それでも、「愛犬の体調はどんどん悪くなっている」という現実と向き合わなければなりません。なぜなら、改善に向けた次の一歩を踏み出す決断ができるのは、飼い主さんだけだからです。

 

現在ステロイド治療をしている又は可能性がある方はこちらも合わせてご覧ください。

>『 犬のステロイド治療と副作用|脱投薬のカギは腸内環境の改善

 

 

獣医師は動物医療のプロだが、あなたの愛犬のプロではない

 

獣医師の治療方針は、医学的な見地からはおそらく正しいのでしょう。しかし、絶対に忘れてはいけないこと。それは、「獣医師は動物医療のプロではあっても、あなたの愛犬のプロではない」という事実です。

 

愛犬が元気に走り回っている姿、元気がなくなっていく様子、ガツガツご飯を食べていたのに食欲を失っていく過程、何度も繰り返される下痢や血便。これらのすべてをつぶさに観察してきたのは、獣医師ではなく飼い主さん本人です

 

愛犬に関して世界で一番詳しいのは、飼い主さんご自身以外にはいません。薬が効果をあげていない状況も、消化器用のドッグフードが下痢を改善しなかったことも、目の前で見てきた飼い主さん以上に詳しい人はいないはずです。

 

薬漬けのように投薬治療をしたのに少しも改善しない愛犬に、これ以上投薬量を増やしても、薬の種類を変えたとしても、とてもではないが効果はあがりそうにもない――。もしも飼い主さんがそう感じたなら、それこそが正しい感覚ではないでしょうか。

 

 

愛犬のお腹や足先が冷たいと感じたら、腸が冷えている証拠

 

愛犬の低アルブミンに悩んでいる飼い主さんは、ぜひワンちゃんのお腹や足先を触ってみてください。まず間違いなく「なんだか冷たい」と感じるはずです。それもそのはずで、お腹や足先がポカポカしているワンちゃんは、腸の調子が良いのでアルブミン値が低下することはないからです。

 

つまり、アルブミン値を改善させるには冷えた腸を温めなければなりません。昨今は「腸活」という言葉がよく聞かれますが、腸活は単なる美容の話しではないのです。人間も犬も腸には免疫細胞の7割以上が集中。美容どころか、健康に生きるためのキーワードそのものなんです。

 

そもそも、薬の成分がどこから吸収されるのかと言えば「」。その腸がボロボロのヨレヨレでは、いくら投薬したところで効果があがるわけがありません。薬の成分どころか食べ物の栄養も、腸が元気でなければまともに吸収されないのです。

 

愛犬の腸が冷えたままの状態では、ドッグフードを療法食に変えようが薬の量を増やそうが、効果があがらないのは自明の理。愛犬のアルブミン値改善の第一歩は、本来は腸活――冷えた腸を温めて腸内環境を整えることなのです。

 

アルブミン低下の改善方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

>『アルブミン値が低い!投薬に行き詰まる前に試してほしい改善方法』

 

 

腸を温めて腸の冷えを改善させることは遠回りに見えて実は近道

 

愛犬の下痢や血便に悩んだら、一番最初に取り組んでほしいのは冷えた腸を温めることです。薬は一時的に症状を抑えることはできても、根本的な意味で腸内環境を改善してはくれません。

 

投薬治療でボロボロになる前に腸を温めれば良かった」と後悔するより、今すぐに愛犬の冷えた腸を温めてあげましょう。お腹をポカポカにする食べ物に切り替えることで、愛犬のお腹は少しずつ温まっていきます。とは言え、アルブミン値の改善は一朝一夕で考えるべきではありません。しかし、時間がかかって遠回りなように見えても、腸の冷えを取り除いて温めることが実は一番の近道です。

 

アルブミン低下と食事についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

犬のアルブミン低下を食事で改善したい飼い主様が急増!

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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    この記事を書いた人

    坂田剛

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