犬の腸は想像以上に冷えている!下痢・血便・膀胱炎の原因

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犬は「寒さ」には強くても「冷え」には弱い

 

犬は暑さに弱く、寒さには比較的強い生き物です。しかし、だからと言って「冷え強いわけではありません。寒い・涼しいといった体感温度と体の冷えはまったくの別物です。体感温度がどんなに快適であろうと、腸が冷えている犬は少なくありません

 

もしも愛犬の下痢や血便に悩み、いくら検査をしても原因が突き止められないなら、腸の冷えを疑いましょう。犬にとって腸の冷えは万病の元。下痢や血便だけではなく、一見すると腸とは関係なさそうな膀胱炎も、腸の冷えが大きく関わっています。

 

かつて犬は家畜と呼ばれていましたが、時代の変遷とともにペット(愛玩動物)となり、いまや家族の一員となりました。愛犬には健康で長生きしてほしいからこそ、具合が悪くなれば薬を飲ませ、毎年の伝染病予防ワクチンやフィラリア予防薬なども欠かしたくないですよね

 

ところが皮肉なことに、そうした投薬やワクチン接種をすればするほど、巡り巡って犬の腸が冷えてしまうのです

 

 

 

現代の犬達は薬とワクチンで肝臓・腎臓・腸を酷使している

 

薬を摂取すると、そのほとんどは小腸から吸収された後に肝臓へ運ばれ、異物として代謝の対象となります。さらには胆汁と合成された成分は消化管経由で便として排泄、腎臓を経由した成分は尿として排泄、というように、いくつもの臓器を駆使して体外へ排出しようと体はがんばります。しかし問題は、こうした薬の代謝が重なれば重なるほど、肝臓や腎臓の手が取られてしまい、それ以外の役割に支障をきたすことです。

 

たとえば肝臓は解毒作用で知られていますが、実は食べ物から取り込んだアミノ酸をタンパク質に再合成する重要な役割を担っています。また、腎臓はオシッコを作るだけが仕事ではなく、赤血球を増やすためのホルモンの合成も行います。

 

だからこそ、薬の代謝で肝臓や腎臓が酷使されると、体内ではタンパク質の合成が不足して低栄養状態に。さらには必要な量の赤血球が作れず、貧血になることもあります。すると体は充分に体温を上げることができず、腸も冷えてしまうのです

 

愛犬の下痢に悩んだら知ってほしいことがあります。

>『下痢の改善は3つのポイントと現代の犬の生態を知る事が鍵となる。

 

 

腸の冷えが免疫力を下げる理由

 

腸は食べ物が通過する際に栄養を吸収し、最終的にはウンチを作って終わり!などという単純な器官ではありません。免疫細胞の6~7割が腸管に集中している、いわば免疫システムの最重要拠点です。

 

つまり、外部から侵入してきた細菌やウイルスと闘うのも、がん細胞の増殖を抑えるのも、要の器官はなんですね。そんな腸の力を左右する腸内細菌の中でも、善玉菌は高めの温度を好みます。そのため腸が冷えると善玉菌の働きが鈍くなり、低めの温度を好む腐敗菌などの悪玉菌優勢へと勢力図が塗り替えられることに。

 

すると悪玉菌が産出するアンモニア、アミン、硫化水素といった毒素により、腸の免疫力は一気に低下します。その結果、下痢や血便はもちろん、肛門付近の大腸菌等が尿道内に入り込み、膀胱炎を引き起こしやすくなるのです。

 

下痢や血便はとても厄介ですが、膀胱炎や血尿も本当に厄介!症状が出るたびに抗生剤・抗菌剤・止血剤等を使うことになり、腸を冷やす悪循環から抜け出せなくなります。

 

 

 

薬を使ったら同時に腸を温めるケアも必要

 

薬やワクチンが悪者のように感じた方がいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。体調不良の原因や病気が特定できたなら、必要な薬を投薬して早期の治療を目指すべきです。また、フィラリア予防薬などはフィラリア陽性になった場合のリスクを考えると、否定できるものではありません。

 

大切なのは、投薬によって不調を改善させると同時に腸を冷やさないようお腹のケア同時に行うことです。腸内環境が善玉菌優勢の良好な状態であれば、薬の成分をしっかり吸収でき、投薬治療の効果もより一層期待できるはずです。

 

>『犬が下痢になる原因!2つの腸の冷えを解説』を併せてご覧ください。

 

 

「とりあえず飲ませる」薬は愛犬の免疫力を低下させる原因

 

そしてもう一つ大事なポイント。それは、治療に必要な薬はきちんと使うけれど、原因不明のままで無闇に投薬しない、という選択です。

 

下痢や血便、あるいは頻尿や血尿の理由がわからないまま薬を飲ませると、一時的に症状は治まるかもかもしれません。すると飼い主さん的にはホッとできますが、もしも体調不良の原因が違っていたら?もしもすぐにまた症状がぶり返したら?

 

原因をきちんと考えないまま薬の種類を変えたり量を増やすという選択は、大切な愛犬の体で実験をしているようなものです。私たち人間より体の小さな犬にとって、飲ませる必要のなかった薬は毒にしかなりません

 

愛犬の体調が悪いとき、1分でも1秒でも早く症状を軽くしてあげたい気持ちは飼い主さんすべてに共通するものでしょう。しかし、本当の意味での健康長寿を目指すなら、体の底力そのものを上げるしか方法はありません

 

腸を温めて免疫力を上げることは、遠回りなように見えても、実は健康への近道です。

 

愛犬の繰り返す下痢で悩む飼い主様からのご相談を併せてご覧ください。

>『下痢が繰り返すようになり原因も分からずどうしたらいいのか不安です』

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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商品紹介

トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き/銀行振込【2日以内】

同包物:レシピ

下痢血便アルブミン低下

食事改善したい飼い主様が急増!

 

先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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