【犬のアルブミン値が低い】下痢とは限らず便秘の場合も…

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うちの犬は、これまで一度も下痢をしたことがありません――。そう聞くと、とてもお腹の強い犬だという印象を受けるのではないでしょうか。

 

ところが、飼い主さんはお腹の不調とは無縁だと思っていた愛犬が、実は長年「便秘」だった、というケースもあります。

 

下痢や血便とは違い、便秘は見た目で飼い主さんをギョッとさせることがそれほどありません。しかし、アルブミンの値が正常値より低い犬の中には、下痢だけではなく便秘の犬もいるのです。

 

現在ステロイド治療をしている又は可能性がある方はこちらも合わせてご覧ください。

>『 犬のステロイド治療と副作用|脱投薬のカギは腸内環境の改善

 

犬の便秘の定義を鵜呑みにしてはいけない理由

 

一般的に成犬の一日の排便回数は、食事の回数+1~2回程度が目安とされています。となると、これより回数が少ない場合は「便秘かもしれない」と考えたくなるのではないでしょうか。

 

しかし、もう少し深掘りして考えてみましょう。

 

上記のような考え方は決して間違いではありませんが、すべての犬にピタリとあてはまるわけではありません。

 

なぜなら、犬個々によって体調や食べているものには確実に違いがあるからです。

 

同じように1回とカウントしている排便でも「良いウンチ」をしているケースと、「良いとは言えないウンチ」をしているケースがあります。

 

たとえば、AとB2匹の小型犬がいたとして、どちらも食事の回数は1日2回です。しかしは排便回数が1日2回は1日3回の排便があったとしましょう。

 

  • の排便(1日2回)

 → 柔らかくも固くもない茶色の便は、表面が少ししっとりとして、ペットシーツに少し跡がつく程度。1回の便の量は、成人の人差し指2本分くらい。

 

  • の排便(1日3回)

 → ウサギの糞のようにコロコロとした黒い便は、表面がやや乾き気味でペットシーツに跡がつくことはない。1回の便の量はポロポロしたものをかき集めると、成人の人差し指1本分には満たない程度。

 

回数だけで考えたら、Aは便秘、Bは便秘ではないということになります。

しかし、便の状態や量を見ていくと、Aはとても良い状態の排便がありますが、Bは明らかに便秘です。

このように、毎日「食事の回数+1~2回程度」の排便があるからといって、必ずしも正常な便通とは限りません。

 

愛犬が便秘をしているか否かは、回数だけで判断しても意味がないのです。

 

愛犬の下痢や便秘に悩んだら知ってほしいことがあります。

>『下痢の改善は3つのポイントと現代の犬の生態を知る事が鍵となる。

 

 

下痢をしていない愛犬のアルブミン値が低かったら便秘を疑ってみる

 

毎年の健康診断やフィラリア予防の事前診断で血液検査をした結果、愛犬のアルブミンが正常値より低いと判明することがあります。

 

しかし、下痢もしていないし食欲も普通にあると、何がいけないのかいまひとつピンときませんよね。

 

アルブミンの値は、特に気になる症状がなければ低くてもOK、というわけにはいかない重要な数値です。

 

なぜなら、アルブミンや総タンパクの値は、犬の全身の栄養状態を表しているからです。その指標となる数値が低いということは、「体が必要としている栄養が足りていない」ことを示しています。

 

栄養が足りない体は、新陳代謝による細胞の入れ替えを正常に行うことができません。古くなってサビついた細胞のまま健康を保つのは難しく、全身のいろいろな部分に不調が表れてくるのは、もはや時間の問題です。

 

もしも、愛犬のアルブミンや総タンパクの値が正常値より低いと判明したにもかかわらず、これといった症状が思い当たらない飼い主さんは、愛犬の排便の回数とウンチの質を細かくチェックしてみましょう。

 

カチカチ、ポロポロ、細切れ、色が黒っぽい等々、理想的な便とはいえないウンチをしているとしたら、愛犬は便秘だと判断すべきではないでしょうか。

 

便秘の犬は、本来であれば体外へ排泄しないと健康を害してしまう老廃物や毒素を、体に貯めこんでしまっている状態です。一刻も早く腸内環境を改善し、貯めこんだ毒素を排泄させて健康なウンチが作れる体を取り戻さなければなりません。

 

そのためには、薬で便秘を解消するのではなく、自力で便秘を解消できる健康な腸を取り戻すことが最善です。

 

アルブミン低下と食事についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

犬のアルブミン低下を食事で改善したい飼い主様が急増!

 

 

犬の低アルブミンは症状が表れる前に改善するのがベスト

 

愛犬のアルブミン値が低いとわかっても、これといった症状が表れないうちは、どうしても危機感はわかないものです。

 

しかし、症状が出てからでは薬に頼りたくなり、結果としてアルブミン値が上がらない悪循環に陥ることも…。

 

本気で愛犬の腸内環境を改善させるなら、必要なのは薬ではありません腸の冷えを取り除いて腸を温める食事こそが、腸の基礎力を取り戻してアルブミン値を上げることにつながります。

 

犬の食事の見直しについてはこちらの記事でも詳しく説明しています。

>『犬の腸は冷えている!アルブミン値改善の切り札は腸の温活

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き

同包物:レシピ

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先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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