犬連れのキャンプで気をつけること|愛犬のストレス発散のはずが体調を崩すことも
犬連れのキャンプには、想定外の事態がつきものです。特にキャンプ初心者の飼い主さんは、現地に到着してから「あれがない!これもない!」と大慌てすることも。
せっかく愛犬を楽しませたくてキャンプへ連れてきたのに、キャンプが愛犬の体調不良を招く原因になったら元も子もありません。
愛犬を連れてのキャンプは非日常です。だからこそ、気をつけなければいけないことがいろいろあります。
目次
犬の盗み食いに注意|タマネギは生も加熱後も危険!生肉・生米は嘔吐や下痢の原因
アウトドアで食べるキャンプ飯は、飼い主さんにとって醍醐味の一つですよね。しかし、食材の管理には細心の注意が必要です。
油断しているとバーベキューで焼くはずだった肉を愛犬に盗み食いされてしまったり、野菜をかじられてしまうことは珍しくありません。笑い話で済めばいいですが、犬が生肉を食べると嘔吐や下痢の原因になることがあります。
また、キャンプの定番カレーライスやバーベキューで使われることの多いタマネギは、犬が誤食すると危険!犬がタマネギを食べると赤血球の中のヘモグロビンが酸化し、赤血球が破壊されてしまうからです。
タマネギ中毒は食べた直後ではなく、1日~数日後に症状が表れます。盗み食いされた直後はなんともないように見えるので「大丈夫だった」と安堵していたら、時間が経つにつれて愛犬の体調がどんどん悪化するかもしれません。
お米を炊く前の生米や生のジャガイモなども、犬が誤食すると嘔吐や下痢の原因になります。
目を離した隙に愛犬にキャンプ飯の食材をイタズラされないよう、持参する食材はすべて蓋つきのプラスチックケースなどにしまって管理しましょう。
犬とキャンプの注意点についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
愛犬にキャンプ飯をおすそわけし過ぎるのは体調不良のもと
生肉が犬の下痢や嘔吐の原因になるからといって、焼いたあとの肉なら問題がないわけではありません。タレや塩コショウなどで味つけがしてあると、塩分の摂り過ぎになるだけではなく、香辛料が胃腸を刺激して消化不良を起こすことがあります。
また、味付けをしていない素焼きの食材だろうと、人間の食べ物をあれこれ愛犬におすそわけするのはおすすめできません。
キャンプに連れてきてもらった犬は、いつもとは違う環境の中で大いに興奮しているはずです。見た目は元気いっぱいでも、体は普段と比べてかなり疲労していることでしょう。
そのような状態で食べ慣れないものを食べてしまうと、消化不良を起こして下痢や軟便をすることがあります。
キャンプという特別な場では、つい愛犬にもご馳走をあげたくなるかもしれません。しかし、日常ではない場所だからこそ、愛犬の食べ物は食べ慣れているものが一番安全です。
愛犬の食べ物を忘れた!道中で調達したドッグフードで下痢をすることも…
愛犬を連れてキャンプに行く時は、愛犬が普段食べているものを持参するのが一番です。
そのつもりだったのに、持ち物に入れるのを忘れてしまうと、途中のコンビニ・スーパー・ホームセンターなどで急場しのぎのドッグフードを購入することになるでしょう。
もしくは、人間用のキャンプ飯のために持参した食材の中から、適当に見繕って愛犬のご飯にしようと考えるかもしれません。
いずれにしろ、キャンプに連れてきてもらった犬は、慣れない場所でのストレス・嬉しさ・興奮で疲労し、体はかなり敏感な状態になっているはずです。そのような状態でいつもとは違うものを食べさせると、下痢や軟便をする原因になりかねません。
キャンプ中に食べさせる愛犬のご飯を積み忘れないよう、しっかりチェックしてから出発しましょう。
犬の散歩についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。
想像していたより寒い|キャンプに行く時は愛犬の防寒着を忘れずに!
キャンプで訪れるのは標高が高い場所であることが多く、朝晩の冷え込みは平地とは比べ物になりません。
愛犬には普段から洋服を着せているとしても、それだけでは防寒が不十分なこともあります。特に室内飼育の小型犬にはシングルコートの犬種も多く、見た目は全身が被毛で覆われていても、実はあまり寒さに強くありません。
寝る時はテントの中だし、寝袋に一緒に入れば温かいから…、などと油断をしていると、犬の体が冷えて体調不良の原因になることがあります。
着せる着せないは状況で判断するにしても、愛犬を連れてのキャンプには、季節を問わず念のため防寒着を用意しておきましょう。
愛犬の排泄|いつもよりオシッコやウンチの回数が少ないと体調悪化の原因になることも
室内で飼育されている犬の多くは、室内トイレを使うのが当たり前になっています。排泄したいタイミングで排泄ができるため、普段はあまりオシッコやウンチを我慢することがありません。
しかし、キャンプでは排泄のタイミングがいつも通りにいかなくなるため、注意が必要です。
キャンプでアウトドアにいるのだから、そのへんで自由に排泄するのでは?と考える飼い主さんは多いですが、意外に排泄をためらう犬は少なくありません。特に、夜間用にテント内やコテージに敷いたトイレシートでは、落ち着いて排泄できないこともあります。
キャンプではしゃぎすぎた犬は、体の疲れから免疫力が一時的に低下し、膀胱炎などを発症しやすい状態です。
愛犬をキャンプに連れていったら、オシッコやウンチに問題はないかを確認するだけではなく、回数もしっかり把握できるように気をつけてあげましょう。
キャンプに行った犬は寝不足|ほどほどのスケジュールが大事
「寝る」といえば猫を連想される方が多いですが、実は犬もよく寝る生き物です。子犬や老犬だけではなく成犬も1日12~15時間程度は寝ているといいますから、元気いっぱいの年齢であっても1日の半分以上を眠っているわけですね。
しかし、キャンプに連れていった犬は、ほぼ間違いなく睡眠不足です。楽しさや嬉しさではしゃぐからだけではなく、聞きなれない音やニオイも犬の睡眠を削ります。
寝るとき用に普段使っているベッドを持ち物に入れておくと多少は安心ですが、それでも家にいる時ほど眠ることはできません。
人間的な発想だとキャンプの帰り道にもあちこち寄りたいところですが、犬連れの時は出来るだけまっすぐ帰宅しましょう。
特に初めて愛犬をキャンプに連れていく時は、体調不良を招かないように、ほどほどで切り上げることをおすすめします。
愛犬を連れたキャンプの達人を目指そう
愛犬をキャンプに連れていく時の注意点だけを見ると、愛犬をキャンプに連れていかないほうがいいのだろうか?と不安になるかもしれません。
しかし、愛犬をアウトドアに連れ出すことは、犬にとっても飼い主さんにとっても良い効果が期待でき、ストレス発散だけではなく愛犬と飼い主さんの絆を強くしてくれるはずです。
注意するべきポイントをしっかり押さえておけば、あとは回数をこなしていくことが大事。慣れれば慣れるほど、愛犬とのキャンプはどんどん楽しいものになりますよ!
犬とキャンプについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
>『犬をキャンプに連れて行こう!ストレスの少ない過ごし方と注意点』
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
商品紹介
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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。
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原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
消費量:小型犬で約4~5回分(目安)
お支払い方法:クレジット/代引き
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