【犬の手作りご飯】塩分として味噌を使うときは分量に注意!

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味噌は塩分が多いから犬に食べさせてはダメ――という情報を見かけることがあります。これは正解でも不正解でもありません。

 

ドッグフード(総合栄養食)を常食にしているのであれば、確かに味噌は塩分が多すぎるといえるでしょう。しかし、手作りご飯を食べている犬にとって、味噌は栄養豊富で塩分も補給できる優秀な食材です。

 

というわけで、腸活食材としても注目されている日本の伝統食材『味噌』について、考えてみましょう。

犬のご飯に味噌を加えるといっても味噌汁ぶっかけご飯のことではない

 

その昔、犬のエサといえば残り物に味噌汁をぶっかけただけの、ねこまんまがスタンダードだった時代がありました。

 

当然のことながら、味噌汁の中にネギが入っていても気にしません。人間が食べた煮魚や焼き魚の骨をまるごと放り込んだりと、まさしく犬は残飯片付け係だったのです。

 

昭和の犬の平均寿命が6歳前後だったのは、犬が本来必要としている栄養を、きちんと摂取できなかったことも要因の一つだったのでしょう。

 

さて、犬の存在が家畜 → ペット → 家族の一員と変遷してきたいま、犬の平均寿命は13歳を超えました。かつての犬達とは比べ物にならないほど栄養状態は豊かになり、そのことが確実に犬の寿命を支えています。

 

そんな中、いまさら味噌汁ぶっかけご飯?いやいや、ねこまんまをリバイバルさせたいわけではありません。

 

塩分補給に加えて乳酸菌や麹菌が摂れる、腸活食材としての位置づけ――と言ったら、ちょっと大げさかもしれませんね。

 

 

味噌は塩分量が把握できれば、実は犬の手作りご飯に使いやすい食材

 

冒頭でも申し上げましたが、「味噌は塩分が多いから犬に食べさせてはダメ」というのがある種の定説になっています。

 

しかし、本当にそうでしょうか?確かに味噌には塩分がしっかり含まれています。参考までに一例をあげてみると……

 

  • 信州みそ(塩分12.4%)/大さじ1(18g)の塩分量 → 2.2g
  • 仙台みそ(塩分13.0%)/大さじ1(18g)の塩分量 → 2.3g
  • 西京みそ(塩分6.1%)/大さじ1(18g)の塩分量 → 1.1g

 

さて、この塩分量は犬にとって多すぎるでしょうか?

 

アメリカ国立科学アカデミーが発行している「犬の栄養要求量」を参照すると、犬に必要な塩分摂取量の最低ラインは次の通りです。

 

  • 成犬 → 1日あたりの塩分要求量は体重1kgに対し0.242g
  • 成長期の子犬 → 1日あたりの塩分要求量は体重1kgに対し0.484g

 

これを体重5kgの小型犬の成犬にあてはめると1.21gです。体重10kgの中型犬であれば、2.42gということになりますね。

 

そうなんです。体重5kgの犬に朝晩手作りご飯を食べさせているとしたら、1回の食事に信州みそ大さじ1/4の味噌を加えることで、最低限の塩分が補給できるのです。体重10kgの犬であれば、1回の食事に仙台みそ大さじ1/2杯ですね。

 

これは塩分摂取量の最低ラインですから、実際にはもう少し多くても大丈夫な計算となるわけです。

 

となると、純粋に天然塩を加えるのもいいですが、塩分+豊富な栄養+乳酸菌などが摂れる味噌を利用しないのは、なんだかもったいないような気がしませんか?

 

>『犬の手作り食は塩分不足に注意!気になる症状は無塩ご飯が原因かも

 

 

味噌に含まれている成分とは?

 

味噌には驚くほどいろいろな栄養が含まれています。

 

とはいえ、味噌と一口に言っても種類は様々。そこで、全国的に広く親しまれている信州みそを一例にみていきましょう。

 

信州みそ(塩分12.4%)大さじ1杯(18g)

 

  • タンパク質 2.25g
  • 脂質 1.08g
  • コレステロール 0mg
  • 炭水化物 3.49g
  • 食物繊維 1.3g
  • カルシウム 18mg
  • カリウム 68mg
  • ビタミンE 0.18mg
  • ナイアシン 0.27mg
  • 食塩相当量 2.23g

 

さらに、発酵食品である味噌には麹菌・乳酸菌など腸内環境改善に役立つ菌類が含まれています。

 

ただし、麹菌は70℃以上、乳酸菌は50℃以上で死滅してしまうことに…。

 

そのため、愛犬の手作りご飯に味噌パワーを余すことなく活かすなら、手作りご飯を食べごろの温度まで冷ましてから味噌を溶きいれる――これが最良ではないでしょうか。

 

>『【犬の手作りご飯】ミネラル豊富な質の良い塩分を選んでいますか?

 

 

愛犬の低アルブミンに悩んでいるなら、適切な塩分摂取を考えよう

 

私たちは人間的な感覚で、つい愛犬のご飯も減塩しがちです。しかし、塩分が不足した犬の体は食べたものの栄養をきちんと消化・吸収できないため、体がどんどん栄養不足に陥ってしまいます。

 

愛犬のアルブミン値が低い状態を改善したいなら、適切な塩分摂取は欠かせません。

 

そもそも、食べ物の消化や殺菌に欠かせない胃液の主成分は塩酸。そして、その塩酸は食べ物から摂取した塩分がないと作ることができないのです。

 

アルブミン値を上昇させるには、食べたものの栄養をきちんと消化・吸収することが必要。そのためには、体が必要としている塩分をきちんと摂取することが大切です。

 

犬のアルブミン低下を食事で改善したい飼い主様が急増!

 

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>『 犬のステロイド治療と副作用|脱投薬のカギは腸内環境の改善

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

これまでに6,000人以上の飼い主様からご相談をいただき、現在も日々ご相談をお受けしています。下痢・軟便・アルブミン低下など、繰り返す不調の多くは「原因の見極め」で方向性が変わります。ご相談はすべて、坂田が直接対応しています。今の状態を一緒に整理し、今日からできる具体的な対策をお伝えしています。

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