【愛犬の健康を守る基礎知識】代謝について正しく理解しよう

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愛犬の健康管理を真剣に考えれば考えるほど、必ず「代謝」という言葉に行き当たるはずです。代謝に良い、代謝を上げる、代謝が低下している……などなど、代謝とは良かったり悪かったり、あるいは上がったり下がったりするものですよね。

 

では、ズバリ代謝とは何なのか問われると、ぼんやりとしか理解できていないような…。

 

そこで、今回は愛犬の健康を考えるうえで絶対に外すことのできない代謝」について詳しくみていきたいと思います。

代謝とは古い細胞から新しい細胞に入れ替わること

 

代謝とは、生命の維持のために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のこと――。などと説明されたところで、何が何だかよくわかりませんよね。

 

簡単に言ってしまえば、代謝とは古い細胞から新しい細胞へと入れ替わることをいいます。

 

たとえば、体からでる垢は新しい表皮細胞(皮膚)に入れ替わったことにより、不要となった古い表皮細胞です。これと同じようなことが、体の外側だけではなく内側――内臓・骨・血液などなど、体のありとあらゆる場所で日々繰り返されています。

 

余談になりますが、犬も人間も体のどの部位が最も細胞の入れ替わりが遅いのかといえば――なんと、それは心臓です。人間の場合、50年かけても心臓の細胞の入れ替わりは3割程度だとか。

 

24時間不眠不休で血液を全身に送り続けなければいけないため、他の臓器の細胞のように分裂している余裕がない、というわけですね。

 

 

基礎代謝:生命活動を維持するために必要な最低限のエネルギー

 

代謝といえば「基礎代謝」という言葉を目にすることが最も多いのではないでしょうか。基礎代謝とは、生命活動を維持するために必要な、最低限のエネルギーのことをいいます。

 

たとえば……

心臓を動かす

呼吸をする

体温を一定に保つ

 

こういった体の活動は、たとえじっと動かなくても必要なものですよね。基礎代謝量は犬が1日に必要としている総消費エネルギー量の実に6~7割を占めています。

 

基礎代謝量は筋肉量と比例しているため、加齢による衰えで筋肉量が減ってくると、当然のことながら基礎代謝量も減ることに。

 

となると、老犬になってからも筋肉量が落ちないようにするには、しっかり運動させてたっぷり食べさせればいい!と考えたくなりますが、事はそう単純ではありません。

 

なぜなら、体の衰えは関節などにも波及していくことになるため、若い頃と同じような運動は関節炎などを引き起こす原因になるからです。

 

もちろん、筋肉量が減少しているのに摂取するエネルギー量がこれまでと変わらなければ、肥満へまっしぐら。これもまた、関節炎を引き起こす原因になりますよね。

 

要するに、愛犬が老犬期に入ったら、基礎代謝量の低下を考慮した食事内容の組み立てが大切になることは間違いなさそうです。

 

活動代謝:体を動かすときに使われる消費エネルギー

 

活動代謝という言葉は、基礎代謝に比べるとあまり耳馴染みがないかもしれません。活動代謝とは運動代謝とも呼ばれるもので、読んで字のごとく活動――体を動かすときに使われる消費エネルギーのことです。

 

基礎代謝はあくまでも生命活動維持に必要な最低限のエネルギー。愛犬は歩いたり走ったりと、毎日体を動かしていますよね。つまり、基礎代謝に必要なエネルギー量だけでは、1日に必要なエネルギー量としてはまったくもって足りないのです。

 

要するに、私たちが「愛犬が1日に必要なエネルギー量はどのぐらいだろう?」と考えたとき、「基礎代謝量」に「身体活動レベル係数(どの程度動き回るのか)」を考えあわせることにより、実際に必要な消費エネルギーが割り出されるわけですね。

 

このあたりは厳密な話をすると「推定エネルギー必要量」だの「安静時エネルギー要求量)」だのとちょっとややこしくなるので、今回は割愛しておきましょう。

 

 

食事誘導性熱代謝:犬が食事をすることで発生するエネルギー消費

 

なんだか意外に思われるかもしれませんが、犬が食事をすることでもエネルギー消費は発生します。

 

食べているのにエネルギー消費?」と疑問に思われたかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

食事を摂取したとしても、取り込まれた栄養素を分解しなければ体内には吸収できません。この消化に関わるプロセスで熱が発生し、代謝などに使われることになります。いわゆる、食事をしたら体温が上がること、と言い換えればわかりやすいでしょうか。

 

この食事誘導性熱代謝による消費エネルギーは、炭水化物など他の栄養素に比べてタンパク質がダントツで多いことが知られています。つまり、犬の体温を上げるには適切かつ適量のタンパク質が必要、というわけですね。

 

愛犬の代謝を上げたい!栄養バランスの良い食事と腸の温活が大切

 

愛犬の代謝を上げる、あるいは落とさないで維持するためには、食事から得るエネルギーと筋肉量のバランスを考えることが大切です。

 

肥満だからといって単純に食べる量を減らしてしまえば、筋肉量の減少をまねきかねません。かといって筋肉量を上げようと過度の運動をさせれば、関節炎などを引き起こすことになるでしょう。そんなことになれば、運動どころか日常的な行動にまで支障をきたすことに…。

 

代謝を上げるのに必要なのは、サプリメントなどの何か特別なものを摂取させることではありません。大切なのは愛犬の年齢や体調をきちんと把握したうえで、必要な栄養素をバランス良く摂取することです。

 

とはいえ、せっかくバランスの良い食事をさせたとしても、腸が冷えたままでは食べ物の栄養をしっかり消化・吸収することはできません。日常的に腸を温め続けることが、結局は代謝アップにつながるのです。

 

>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

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・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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