老犬の体ケア|室内でできる簡単な運動で、首が下がるのを防ごう

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一昔前に比べて、犬の寿命は驚くほど長くなりました。愛犬が長生きするのはとても喜ばしいことですが、犬も加齢によって体のあちこちにガタがくるものです。

 

筋力低下や関節が硬くなることにより、老犬の動きはどうしてもぎこちなくなりがち。しかし、ちょっとした運動で体を維持できることもあります。

 

とはいえ、老犬に激しい運動は必要ありません。大切なのは室内でもできる簡単な運動です。

10歳以上の老犬(ハイシニア期)はが下がりやすい

 

私たち人間は二足歩行の生き物です。そのため、頭の重みは背骨を中心にして、体全体で重力の影響を分散させています。

 

しかし、四足歩行の犬は背骨中心に重力を分散することができないため、頭部の重みは首と肩の筋肉で支えなければなりません。そのため、加齢による筋力の衰えとともに、だんだんと首が下がりやすいのです。

 

首が下がった状態をそのままにしていると、頭が落ちた体勢のまま、首や肩の筋肉が固まってしまうことに。これを老犬だから仕方がない、と放置してはいけません。

 

なぜなら、首が下がったままの姿勢で筋肉が固まってしまうと、食べにくくなることが食欲低下につながるからです。

 

年をとった愛犬の首が下がり、近頃は食欲も落ちてきていると感じている飼い主さんは、ぜひ首が上げられるようにケアしてあげましょう。

 

首が上げられるようになると多くの場合は食欲が回復するため、体の活力そのものを取り戻すきっかけになる可能性があります。

 

 

自宅でできる簡単な老犬の首の運動

 

運動といっても、長距離を歩かせたり走らせたりするわけではありません。

 

老犬の体に負担をかけないよう、飛んだり跳ねたりといった動きも一切必要のない簡単な動きだけでOKです。もちろん、お家の中でできます。

 

老犬の首が下がるのを解消する運動

  1. 愛犬にフセの体勢をとらせたら、飼い主さんは犬と向かい合わせで座る。
  2. 指先で愛犬が大好物のフードやオヤツをつまみ、鼻先に持っていく。
  3. 愛犬がフードやオヤツの存在に気づいたら、ゆっくりと上下左右に移動させて首を動かすようにする。
  4. 上下左右の動きを2セットできたところで、オヤツをご褒美に食べさせる。

 

たったこれだけの運動でも、続けていくことで下がっていた首を持ち上げやすくなります。

 

ただし、運動させる時間は5分以内程度にとどめておきましょう。やりすぎは疲れさせるだけではなく、首を痛める原因になることもあります。

 

フセの体勢で首だけを動かすことがこの運動のポイントですが、待ちきれずに立ち上がってしまう場合は、マテも合わせて練習しましょう。首の運動+マテによる脳への刺激が、愛犬の活力を取り戻すきっかけになります。

 

老犬の首下がりに対応したお部屋の環境づくりも大切

 

愛犬が加齢によって首が下がるようになったら、お部屋の中の状態もしっかり見直してあげましょう。

 

なぜなら、首が下がってきたというのは加齢による状態のほんの一部であり、実のところは全身の筋力が衰えてきた証拠だからです。

 

  • 食事の際は食器を台に載せ、首を下げすぎなくても食事ができる高さに調節
  • お水が入った器も台に載せ、前足で踏ん張らなくても飲めるようにする
  • 足腰の筋力低下を考え、床には滑り止めのマットなどを敷く

 

首が上げづらくなったら、横向きのまま食べさせればいいと考えるかたもいるようですが、それは違います。

 

横向きで食べ物を飲み込ませると、誤嚥性肺炎の原因になりやすいため危険。

 

たとえ体が動かなくなったとしても、頭が上がるようにしっかり飼い主さんが支えた状態で食べさせることが望ましいのです。

 

老犬と手作り食についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

>『犬の手作り、老犬におすすめの肉は?鹿肉はOK?

 

 

老犬の首はこっている!マッサージと温熱で血行改善

 

首が下がっている老犬は、確実に首と肩がこっています。軽くもんだりマッサージをして、血行を良くしてあげましょう。

 

また、熱い湯でしぼったタオルを首や肩にあてると、血行が促進されてコリをほぐすことができます。その際には被毛が濡れてしまうと体温が奪われてしまうため、ビショビショにならないよう注意してください。

 

老犬の首下がりを解消して健康長寿を目指そう!

 

老犬だから食欲が落ちるのは仕方がない――。

老犬だから首が下がっても仕方がない――。

 

この思い込みが、愛犬の健康寿命を知らず知らずのうちに削っているのかもしれません。

 

老犬になると、若い頃のように素早く動くことが難しくなるのは事実ですが、老犬には老犬のリズムがあります。

 

いつまでも食事を楽しめるように、老犬になった愛犬の首のコリを積極的にほぐしてあげましょう。

 

>『老犬の痙攣発作を防ぎたい!積極的に摂取したい成分と重金属の排出

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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・1家庭1個までとさせて頂きます。
・在庫が無くなり次第終了いたします。
・こちらの商品は返品不可となります。

商品紹介

現時点で食欲が全くない場合は、こちらのトライアルでお試しください。

 

トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き

同包物:レシピ

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下痢血便アルブミン低下

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先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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