老犬の痙攣発作を防ぎたい!積極的に摂取したい成分と重金属の排出

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一昔前に比べると、犬の寿命は飛躍的に延びました。飼育環境と食事内容の改善、動物医療の進歩が大きく関わっていることは間違いありません。

 

愛犬が長生きすることはとても喜ばしいことですが、犬の高齢化によって新たな問題が浮き彫りになる一面も…。

 

その代表ともいえるのが、犬の認知症や老犬の痙攣発作です。このどちらも残念ながら特効薬は見つかっていません。

老犬になってからの痙攣発作

 

犬が痙攣発作を起こしたとき、多くの飼い主さんはてんかんを疑うのではないでしょうか。しかし、痙攣発作を起こしたからといって、必ずしもてんかんとは限りません。

 

特に老犬になってから初めて痙攣発作が起きたとしたら、なんらかの病気が原因で痙攣発作を起こした可能性を考えるべきです。

 

犬のてんかん

犬のてんかんとは、なんらかの脳疾患によって全身性の痙攣が発作的に繰り返される症状のことです。

 

  • 特発性てんかん→原因が特定できないてんかん
  • 症候性てんかん→外傷・脳腫瘍・脳炎・水頭症など脳疾患が原因のてんかん

 

一般的な見方として、特発性より症候性のほうが深刻です。特発性の場合は犬の生涯にわたって服薬やサプリメントでコントロールできることも多いですが、症候性は急激な悪化によって命を落とすケースも少なくありません。

 

犬の年齢別にみた痙攣発作の原

犬の痙攣発作は、年齢によって原因が異なると考えられています。

 

  • 1歳未満の子犬→奇形・感染・中毒など
  • 1~5歳の成犬→特発性てんかん
  • 6歳以上の老犬→脳腫瘍・腎機能低下・肝機能低下・代謝異常などの疾患

 

もちろん、子犬や老犬が特発性てんかんによって痙攣発作を起こすこともあれば、成犬の痙攣発作の原因が中毒や奇形ということもあるでしょう。

 

なんにせよ、大切なのは「痙攣発作てんかん」と簡単に決めつけてしまわないことです。

 

老犬が痙攣発作を起こす可能性のある疾患

子犬~成犬期まで「てんかん」のような症状とは無縁だったのに、老犬期以降に突如として痙攣発作を起こすことは珍しくありません。

 

その原因として考えられるのは、次のような疾患です。

 

  • 慢性腎臓病による尿毒症
  • 肝不全による高アンモニア血症
  • 脳腫瘍
  • 熱中症
  • 糖尿病をインスリン投与で治療している際の低血糖
  • 特発性てんかん

 

上記の中で厄介なのは脳腫瘍です。犬の脳腫瘍はCTやMRIによる画像診断でなければ特定することは困難ですが、設備のそろった動物病院はあまり多くありません。

 

そのため、老犬期の痙攣発作は血液検査をおこない、慢性腎不全や肝不全などが原因ではないことを確認したうえで、「脳腫瘍や脳梗塞などが原因かもしれない」と判断されることが多いのです。

 

また、仮に脳腫瘍であることが確定できたとしても、犬の脳腫瘍の治療は設備の問題から外科手術や放射線治療は現実的とはいえません。生活の質を落とさないための内科療法を選択することがほとんどです。

 

>『老犬の血便が止まらず相談する人もいません。

 

 

老犬に積極的に摂取させたいのは神経伝達に必要な成分

 

老犬の痙攣発作の原因がなんであれ、予防と改善のために食事で積極的に摂取させたいのは神経伝達に関わる成分です。

 

神経伝達に必要な成分は痙攣発作はもちろんのこと、認知症の予防にも効果的。さらには腎機能低下や肝機能低下の予防効果も期待できるため、すべてのシニア犬に摂取させたい成分です。

 

オメガ3脂肪酸:DHA・EPA・α-リノレン酸

オメガ3脂肪酸は、神経伝達など脳の健康に欠かせない成分です。さらには腎臓病や心臓病の進行を抑制する効果に加え、なんと腫瘍の成長速度を遅くする働きにも注目が集まっています。

 

抗酸化成分:ビタミンC・E・βカロテン・ポリフェノール

活性酸素によって血管の老化が進むと、神経細胞だけではなくすべての臓器に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

そのため、活性酸素を抑える抗酸化成分を積極的に摂取することは、老犬の認知症や痙攣発作の予防はもちろん、腎臓や肝臓を守るうえでも効果的といえるでしょう。

 

老犬の全身に悪影響を与える重金属の排出

 

老犬の痙攣発作を防ぐには、オメガ3脂肪酸抗酸化成分を積極的に摂取することが大切です。と同時に、体内に蓄積している老廃物や重金属の排出が欠かせません。

 

老廃物の影響についてはこれまでいろいろな場面で触れてきましたので、ここでは重金属について言及したいと思います。

 

重金属というのは比重が4以上の金属のことで、水銀カドミウム錫(すず)ニッケルマンガンなどのことです。

 

たとえば、水銀が脳神経に蓄積すると、神経伝達に欠かせないカルシウムの働きを阻害してしまい、認知症やてんかんなどの原因になることが指摘されています。

 

もちろん、重金属の蓄積が及ぼす影響はそれだけにとどまりません。腎臓、肝臓、心臓、肺、消化器など、ありとあらゆる臓器に障害を引き起こす原因となるのです。

 

  • 腎障害→カドミウム・水銀
  • 神経障害→水銀・鉛・錫
  • 血液障害→鉛

 

ただし、重金属の蓄積量は「腸管から吸収された量」と「尿や便で排泄される量」のバランスによって成り立っています。

 

つまり、食べ物に含まれているごく微量の重金属を摂取したとしても、便や尿でしっかり排出していれば、臓器に障害を与えるほどの蓄積を防げるのです。

 

腸の冷えを取り除いて免疫力を上げることは、どの年代の犬にとっても必要なことですが、特に老犬の健康を守るうえでは生命線といっても過言ではないのかもしれません。

 

>『犬の腸を冷やす強烈な原因と解決策を解説

 

 

愛犬の健康寿命は良質な食事と健全な排せつによって成り立っている

 

老犬の痙攣発作脳疾患・腎臓病・肝臓病など、様々な要因によって引き起こされることが判明しています。

 

だからこそ、体の屋台骨ともいえる「腸の健康に目を向けずに健康長寿を目指すことはできません

 

良質の食事が愛犬の健康な体を作り、健全な排せつが愛犬の健康を脅かす悪いものを排除してくれます。

 

腸の健康を守ることは、愛犬の命そのものを守ることにつながるのです。

 

お腹の冷えについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

>『犬の下痢!薬で止める前に愛犬の改善力をCheck!

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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