【愛犬の老化】衰えのサインを見逃さずにしっかり対策しよう

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犬の一生は駆け足です。やんちゃでイタズラばかりしていた子犬はあっという間に成犬になり、いつしか老犬となって、やがてはこの世を去っていきます。

 

愛犬が死ぬときのことなんて考えたくもない!と目をそらしたくなる飼い主さんもいらっしゃることでしょう。

 

しかし、生きとし生けるものはいつか必ず最期を迎えます。ヒトより寿命の短いイヌを家族に迎える以上、きちんと送り出すこともドッグライフの一部。幸せな生涯を送らせるためには、老化のサインにいち早く気づくことが大切です。

老化とは生き物である以上絶対に避けられない生理機能の衰え

 

私たちは普段何気なく「老化」という言葉を使っていますよね。では、「老化」の正体とはいったい何なのでしょうか。

 

時間の経過とともに生物の体に起きる生理機能の衰退」(※生理機能/栄養分の吸収や排泄など、生きるために必要な体のはたらきのこと)

 

要するに、若い頃は新陳代謝が活発で全身の細胞が次々と入れ替わっていくのに、年をとるにつれて新陳代謝は衰え、細胞の入れ替わりが遅くなって体のあちこちがどんどん古びていくことです。

 

小さな子どもの擦り傷はあっという間に治って消えてしまうのに、中年以降になると一年経っても薄っすら傷あとが残っている…。あの悲哀に満ちた現象も、まさしく老化のなせるワザというわけですね。

 

犬の老化も私たちと同じであり、どんなに頑張っても老化そのものを避けることはできません。犬どころか人間もその他の哺乳類も、ハダカデバネズミでもない限りは「老化」という現象から逃げることはできないのです。

 

 

犬が老犬期に入ったと判断される年齢は目安でしかない

 

一般的に犬の老犬期は7歳からといわれています。しかし、実際に7歳になった愛犬を眺めていても、成犬期の範疇にあった昨年と何が違うのか、ピンとこない飼い主さんもいらっしゃることでしょう。

 

私たち人間にしても、60代にしか見えない80代のお年寄りもいれば、まだ40そこそこで50代後半と間違われる人もいます。

 

それと同じように、老犬期に突入する年齢は犬個々によってかなりのばらつきがあるのは間違いありません。小型犬と大型犬では小型犬のほうが老化は遅れる傾向にあり、室内飼育と屋外飼育では、室内飼育のほうが若くいられる時間は長くなるのが一般的です。

 

とはいえ、元気いっぱいで食欲旺盛な室内飼育の小型犬であろうと、13歳の犬を「まだ老犬ではない」と判断するのは少々ムリがあるような…。

 

小型犬は10歳以上、中型犬は9歳以上、大型犬は8歳以上ともなれば、見た目には変化がわからなかったとしても、確実に「高齢犬」であると判断すべきでしょう。

 

>『老犬の痙攣発作を防ぎたい!積極的に摂取したい成分と重金属の排出

 

 

見逃してはいけない愛犬の老化のサイン

 

犬の老化のサインには一目でそれとわかるものと、気を付けていなければ見逃してしまうものがあります。犬の老化は年齢だけで一律に判断するのではなく、行動の変化によって気づくことが大切です。

 

比較的わかりやすい犬の老化のサイン

老化による愛犬の変化の中でも、飼い主さんが気づきやすいのは次のような状況です。

 

  • 瞳の中心が白っぽく濁ってきた → いわゆる「白内障」と呼ばれるもので、老犬期にみられる典型的な症状の一つです。

 

  • 散歩に行きたがらなくなった → 関節に痛みがある、あるいは僧帽弁閉鎖不全症などの心臓病が進行している可能性があります。

 

  • 歩く速度が遅くなった・走りたがらない・階段を嫌がる・ちょっとした段差でつまづくことがある → 関節に痛みがある、あるいは筋力の低下によって脚力そのものが衰えはじめています。

 

  • 食事に時間がかかるようになった胃腸の機能が衰えている、あるいは歯周病の進行によって物理的に食べにくくなっている可能性があります。

 

見逃しやすい犬の老化のサイン

毎日身近に接しているからこそ愛犬の様子や行動に見慣れてしまい、かえって次のような老化のサインを見逃してしまうことがあります。

 

  • 被毛やヒゲに白髪が増えた。

 

  • 被毛のツヤが昔に比べると失われ、なんとなくパサついて見える。

 

  • 被毛の伸びが遅くなった、あるいは毛量そのものが減っているように感じる。

 

  • きれいな巻き尾だったのに、近頃はシッポの巻きが緩い。

 

  • 歩くときにお尻が下がり気味になっている。

 

  • 目ヤニが出ることが増えた。

 

  • 睡眠時間が長くなった。

 

  • 呼んでもすぐに反応しない、あるいは物音に鈍感になった。

 

  • 以前は吠えなかったものにやたらと吠えるようになった。

 

  • オモチャで遊ばなくなった。

 

  • 大好物だったトッピングをあまり喜ばなくなった。

 

見つけにくい老化のサイン

体に表れてくる老化のサインには、被毛に隠れてしまって見つけにくいものもあります。

 

  • イボのような吹き出物ができている。

 

  • 皮膚のシミが増えている。

     

>『老犬の血便が止まらず相談する人もいません。

 

 

愛犬の老化を遅らせるには先手を打つことが大切

 

どんなに健康に気を付けていても、愛犬の老化を止めることはできません。しかし、いち早く老化のサインに気づくことで、老化のスピードを遅らせることはできるはずです。

 

さらには老化のサインが表れてから後手に回って対策するより、表れる前にどんどん先手を打っていきましょう。

 

胃腸の機能低下が原因で下痢や嘔吐をする前に、食事をより消化しやすいものに変えて腸内環境の改善を促進する――たったこれだけでも、衰え始めた愛犬の体は活力を取り戻しやすくなるものです。

 

>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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