トイプードルが老犬になるのは何歳から?老化に備えた食事が健康寿命を延ばす

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トイプードルの人気を不動にした立役者は、間違いなくテディベアカットです。マズルと顔回りをふっくら仕上げた姿は、まるで動くヌイグルミのように愛くるしいですよね。

 

しかし、どんなに可愛く仕上がっていても、年齢を重ねたトイプードルの老化を止めることはできません。パッと見にはわからなくても、加齢による体の衰えは確実に忍び寄ってきています。

 

だからこそ、加齢の影響を最小限にとどめるには、早めの対策が必要。毎日の食事内容を見直すことが、健康寿命を延ばすことにつながります。

 

トイプードルに老犬の兆候が表れだすのは7~9歳頃から

 

トイプードルの平均寿命は12~15歳程度といわれています。ペット保険会社の平均寿命の調査によると、トイプードルは15.3才と犬部門では堂々の1位を獲得しました(アニコム『家庭どうぶつ白書2021』より)。犬としては長寿に分類できる好結果と言えるでしょう。

 

ただし、平均寿命はあくまでも「何歳ぐらいまで生きられるか」の目安です。当たり前のことですが、老犬に突入する年齢は寿命より数年さかのぼって考えなければなりません。

 

一般的にトイプードルのような小型犬が老犬期(シニア期)に突入するとされている年齢は7~9歳です。とは言え、7歳のトイプードルの飼い主さんは、愛犬の行動を見ていても「老犬期に突入した」という実感はわきにくいのではないでしょうか。

 

しかし、体の中には少しずつ加齢による衰えが忍び寄ってきています。老化の兆候は「突然」ではなく、「少しずつ少しずつ表れてくる」ことがほとんど。そしてある日、「あれ、この子も年をとった…?」と感じるものなのです。

 

>『トイプードルってどんな犬?性格や飼い方などを解説』を併せてご覧ください。

 

 

老犬期に入ったトイプードルの軟便・下痢・カチカチ便は消化機能が衰えているサイン

 

加齢によって消化機能が衰えはじめると、食べ慣れたものでも軟便・下痢・カチカチ便の原因になることがあります。

 

これまでと食事内容は変えていないし、オヤツに変なものは食べさせていない――。それでも愛犬の便の質が以前に比べて「いまひとつ」と感じるようになったら、消化機能が衰え始めたサインです。

 

愛犬の便の変化に注目しないまま、ただ漫然と同じ食事を続けていると、消化不良を悪化させることになるでしょう。それが原因で深刻な食欲不振を招いてしまった結果、体がいつの間にか慢性的な栄養不足に陥り、体温を上げづらくなることも…。

 

すると必然的に腸の温度が下がることから、低めの温度を好む悪玉菌が増殖し、健康長寿とは真逆ともいえる腸内環境の悪化を引き起こすことになります。

 

腸は体の免疫細胞の7割前後が集中している、健康の要とも言える臓器。その腸の力が衰えれば免疫力の低下が万病の原因となり、内臓の老化を加速させることにもつながります。

 

トイプードルの下痢で悩む飼い主様からのご相談を併せてご覧ください。

>『トイプードルに下痢止を飲ませていますが、薬をやめるとまた下痢になります』

 

 

トイプードルの老化に備えた食事は「消化しやすい」「衰えに配慮」「美味しい」がポイント

 

老犬期に入ったトイプードルの食事に求められるポイントは、次の3つです。

 

衰え始めた胃腸に配慮した消化しやすい食材選び

トイプードルが老犬期に入ったら、仮にお腹の調子に問題がなかったとしても、食事は「消化のしやすさ」をメインに考えましょう。

 

消化機能が落ちたから消化に良い食事に変える」のではなく、「消化機能を落とさないために消化に良い食事に変える」ことがベストの選択です。

 

体の衰えに配慮した成分の補給

老化予防効果が高いとされているオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は、老犬期に入ったトイプードルに積極的に摂らせたい成分の一つです。

 

イワシやサバなどの青魚に多く含まれていますが、食材として取り入れるのが難しい場合は、サプリメントを上手に活用しましょう。

 

また、関節トラブルが多いトイプードルの老犬期には、コンドロイチンやグルコサミンも積極的に摂らせたい成分です。しかし、こちらも犬のご飯には少々扱いにくい食材に多く含まれているため、オメガ3脂肪酸と同じくサプリメントの活用が現実的といえるでしょう。

(※コンドロイチンを含む食材/ヤマイモ・オクラ・ナメコ等)

(※グルコサミンを含む食材/干しエビ・うなぎ・イカの軟骨等)

 

食べムラの多いトイプードルが喜ぶ美味しい食事

犬の老化防止には栄養バランスの整った食事が欠かせません。ところが、トイプードルは食べムラの多い犬種として知られているため、食いつきの良し悪しは頭の痛い問題です。

 

食べないからといって食べるものだけを与えていては、トイプードルの老化防止を目指すことはできません。「こうしたら食べるかも」「ああしたら食べるかな」と、飼い主さん自身もクイズを解くような気持ちで食いつきが良くなるよう工夫してみましょう。

 

「これもダメ」「あれもダメ」と飼い主さんがイライラすると、飼い主の気持ちに敏感なトイプードルはますます食が細くなります。

 

トイプードルの食いつきを良くする方法の例

  • 食欲をそそるように鮮度の良い食材を使う
  • 水分たっぷりの温かい食事で美味しそうなにおいを増幅させる

 

肉類のにおいにあまり反応しないなら、サツマイモやカボチャを裏ごししたペーストを食事に混ぜてみてください。甘みのある野菜の香りは、老犬の食欲をそそる意外な食材の一つです。

 

 

腸の健康を考えた食事が若々しい体を作る

 

トイプードルの老化に備える食事は、「腸を温めて腸内環境を改善させる食事」と言い換えることができます。腸内環境が整っている犬は食べ物の栄養をしっかり吸収でき、体中の新陳代謝が促されるので必然的に若々しくいられるわけですね。

 

腸の健康を考えた毎日の食事こそが、健康長寿に至る一本道です。

 

犬の腸の冷えについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

>『犬の腸を冷やす強烈な原因と解決策を解説』

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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・在庫が無くなり次第終了いたします。
・こちらの商品は返品不可となります。

商品紹介

現時点で食欲が全くない場合は、こちらのトライアルでお試しください。

 

トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き

同包物:レシピ

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下痢血便アルブミン低下

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先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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