犬をカメムシに近づけないで!毒性は低いけど臭くなって大変です

カメムシが発する悪臭は本当に厄介ですよね。干した洗濯物や布団にくっついているカメムシを発見した時の絶望感は、経験したことのある方ならわかるのではないでしょうか。
家の中に絶対入ってきてほしくないし、出来るだけ遭遇したくないカメムシですが、そんなことは好奇心旺盛な犬にとってはおかまいなし。
動いている!何だろう?確かめずにいられない……。その結果、カメムシをなめた犬の口に強烈なカメムシのニオイがついてしまうこともあります。
カメムシのにおいの成分には毒性があるが少しなめたぐらいなら大丈
カメムシのにおいの元となっている成分は、ヘキセナールやデセナールなどのアルデヒド類です。カメムシの出すにおいとパクチーが似ているという話がありますが、それもそのはず。どちらにもE-2ヘキセナールという成分が含まれているからです。
アルデヒドには強い毒性があり、カメムシが自身の発するにおいで死んでしまうことがあると――いうのは事実です。とはいえ、犬が少しなめたくらいであれば、あまり心配し過ぎることはありません。
しかし、だからといって面白半分にカメムシを犬にいじらせるのは絶対にNG!犬の嗅覚はとても優れているため、カメムシの発するにおいのせいでよだれが止まらなくなることもあります。
中にはカメムシのにおいがトラウマになり、カメムシを見つけただけで過度に怯えるようになることも。何があっても愛犬に余計なトラウマを植え付けるべきではありません。
また、なめてしまった口には強烈なにおいがついてしまうため、水洗いしたぐらいではなかなかにおいがとれないことも珍しくないのです。
愛犬の口からカメムシの悪臭がただよう状況は、飼い主にとっても辛いですが、愛犬はもっと辛い!だからこそ、愛犬がカメムシにちょっかいを出そうとしていたら、絶対に阻止するように心がけましょう。
まあ、飼い主の目の届かないところで変なものにちょっかいを出してしまうのが、犬という生き物の性質(さが)ではありますが…。
>『犬が変な物を食べた!ゴキブリより怖いのはカタツムリとナメクジ』

愛犬がカメムシを食べたらどうする⁉
愛犬がカメムシを食べてしまったとしても、あまり過度に心配し過ぎることはありません。体調に変化が起きていないかを観察し、しばらくの間はウンチやオシッコの状態をしっかり確認し続けましょう。
屋外飼育が一般的だった時代、犬の中にはカメムシをパクパク食べてしまうようなツワモノもいました。とはいえ、それをそのまま現代の犬にあてはめることはできないわけですが…。
良くも悪くも、令和の世を生きる犬達は、昭和の犬ほどたくましくありません。カメムシを食べたというよりは、異物を飲み込んだことで胃腸の調子が崩れてしまう可能性はありそうです。
そのせいでお腹の調子が坂道を下るようにガタガタと崩れてしまうことがないように、カメムシを食べてしまったあとはいつも以上にお腹に優しい食事を心がけ、何かおかしいと感じたら迷わずかかりつけの動物病院を受診しましょう。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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