犬とキャンプを楽しみたい!水遊びが原因の水中毒・下痢・皮膚病に注意!
川や湖での水遊びは、愛犬をキャンプに連れていく醍醐味の一つではないでしょうか。犬が水の中を気持ちよさそうに泳いだり、はしゃぎまわる姿を見ているだけで、飼い主としては幸せな気持ちになれますよね。
さて、そんな愛犬の水遊びですが、注意しなければいけないことがあります。それは「水中毒」「下痢」「皮膚病」です。
犬とキャンプについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
>『犬をキャンプに連れて行こう!ストレスの少ない過ごし方と注意点』
目次
お水が大好きな犬は「入ってほしくない」タイミングに限って水に飛び込むのがお約束
お水を得意としている犬は、真夏に限らず四季を通してお水に入りたがるものです。人間としては肌寒い季節でも、お水に入ろうとすることは珍しくありません。
とりわけニューファンドランド、ラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリーバー、プードルといった泳ぎが得意な水好きの犬種は、冬だろうとお構いなしに水に入ろうとすることがあります。
夏場であれば飼い主さんも「愛犬が水に入る前提」でキャンプの持ち物を揃えますよね。しかし、晩秋~冬~初春ぐらいまでの季節だと、犬がお水に入ることを想定せずにキャンプの持ち物を用意するのではないでしょうか。
犬と幼い子どもは、「今だけはお水に入ってほしくない」というタイミングを狙いすましたかのように、お水に入ってしまうのがお約束です。
気温の低い時期に犬が川・池・湖に飛び込むと、ビショビショに濡れた被毛はなかなか乾きません。ショートヘアー(スムースコート)の犬でさえ乾くまでにはけっこう時間がかかりますから、それがロングコートやダブルコートの犬だったら、想像するだけで頭が痛くなりそうです。
こういった不測の事態を避けるためにも、お水が大好きな犬をキャンプに連れていく時は、使う使わないに限らず、愛犬の体を拭くタオルとドライシャンプーを念のため持参しておきましょう。超吸水タイプのペット用タオルなら、大判サイズではなくても水分をしっかり吸い取ってくれるため、荷物にもならず便利です。
水遊び中の犬は、いつの間にか水を大量に飲んでいる
季節を問わず愛犬をキャンプや釣りなどのアウトドアで水遊びさせる時は、「水の飲み過ぎ」に注意しましょう。
夏場の気温が高い時期でもない限り、水を飲み過ぎることはないはず――という油断は禁物です。
犬は泳いでいる時や水中のボールを探す時など、飼い主さんが気づかない間に大量の水を飲みこんでいることがあります。この状況は水を飲むというより、口から大量の水がいつの間にか胃に流れ込んだ、と表現したほうがわかりやすいかもしれません。
飼い主さんはおろか愛犬自身すら水を飲んだ自覚がないのに、短時間のうちに大量の水を摂取してしまう状況はありえるのです。
「犬の水中毒」はナトリウムとカリウムのバランスが急激に崩れた危険な状態
犬に限らず動物の体を構成する細胞は、ナトリウムとカリウムのバランスによって生命活動を維持しています。基本的にナトリウムは細胞の外、カリウムは細胞の中に多く存在し、両者は常にバランスをとりあっているわけですね。
塩辛いものを食べるとのどが乾くのは、体が大量に摂取したナトリウムを薄めようとしているからです。スイカを食べるとトイレが近くなるのも、スイカはカリウムを多く含んでいるため、ナトリウムを排出しようと尿量が増えた結果です。
このように体内のナトリウムとカリウムは常にバランスをとろうとするわけですが、犬が急激に大量の水を飲みこんでしまうと、細胞の外にあるナトリウムが想定外の速さで薄まることに。
するとナトリウムとカリウムのバランスが大きく崩れてしまい、神経や筋肉などの細胞を正常に働かせることができなくなります。この状態が「水中毒」であり、正式名称を「低ナトリウム血症」といいます。
犬の水中毒の症状
低ナトリウム状態ではあるものの、命にかかわるほど重篤ではない場合の症状は、次のようなものです。
- ぼんやりとして元気がなくなる
- ふらつく
- ヨダレが垂れている
- お腹が膨らんでいる
- 嘔吐
上記のような状態でもすぐに病院で処置する必要がありますが、次のような症状が出た場合は緊急事態です。一刻も早く病院へ連れていかないと、短時間のうちに命を落としてしまうかもしれません。
- 突然大量の失禁をした後、バタリと倒れる
- けいれん発作
- 呼吸困難
- 意識低下あるいは昏睡状態
上記のような症状を引き起こした場合、運よく救命できたとしても脳にまで影響が及び、神経的な障害が残ることがあります。
犬の水中毒を防ぐには「長時間水遊びをさせない」「水中にボールを投げたら適度に休ませる」といった、飼い主さんによる愛犬の行動管理がなによりも大切です。
愛犬をキャンプで水遊びさせるならお腹の冷えによる下痢に注意
犬は水遊びに夢中になりすぎるあまり、長時間水に入りっぱなしになることがあります。その結果、お腹の冷えが原因で下痢をすることも。
また、水中毒になるほどではないにしろ、いつもより大量にお水を飲んでしまうことも下痢の原因になりやすいため注意が必要。
本来なら下痢をするほどお水を飲ませないよう気をつけたいですが、図らずもお腹が緩んでしまうこともあるでしょう。下痢をするしないにかかわらず、愛犬をキャンプに連れていったら、帰宅後は腸のメンテナンスができる温活食がおすすめです。
犬の下痢の改善についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
>『犬の下痢は解毒作用!効かない下痢止めより腸を温める方が回復の早道』
水遊びで濡れた体をそのままにすると、皮膚病の原因になることも…
愛犬がアウトドアで水遊びをしたら、現地ではタオルドライをして出来るだけ被毛の湿り気をとり、自宅に帰ったらしっかりシャンプーして汚れを洗い落としましょう。
きちんと洗わず放置すると、皮膚トラブルの原因になることがあります。皮膚病をこじらせると投薬治療から抜け出せなくなり、薬によって腸が冷やされた結果、万病の引き金になることも。
せっかく愛犬を喜ばそうとキャンプへ連れていったのに、病気の原因を作ってしまっては元も子もありません。愛犬との楽しいキャンプを続けるには、「事前の準備」と「キャンプ後のメンテナンス」が必須です。
犬の皮膚炎についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
>『犬の皮膚炎は適切なシャンプーで改善できる!頻度と洗い方が大事』
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
商品紹介
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