【犬の手作りご飯】下痢をしがちな犬にはパンより米がおすすめな理由

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腸内環境を整える「ナノワンご飯の作り方」を紹介している動画では、穀物の食材に白米を使っています。白米は言わずと知れた私たち日本人の主食。手軽な食材という面はもちろんあるわけですが…。

 

いまや日本人の主食は米だけではなく、パンや麺類などもかなりの割合です。でありながら、ナノワンご飯で使う穀物に白米をおすすめしているのには、ちゃんと理由があります。

 

それはズバリ!米は小麦よりアレルギーの原因になりにくく、下痢や軟便をしがちな犬のお腹に優しい穀物だからです。

 

 

小麦より白米の方がアレルギーの原因になりにくい理由とは?

 

犬が食べられる穀物には、米以外にも小麦などの麦類などがあげられます。となると、手軽な炭水化物の食材として、小麦粉で作られているパン・うどん・パスタなども候補になりそうなものですが…。

 

「パンやうどんには食塩が使われているからダメなんでしょう?でもパスタそのものに塩は入っていないから、茹でる時に塩を使わなければ大丈夫なはず!」そんな意見もありますが、ここで注目したいのは塩分の有無ではありません。

 

実は、白米は小麦粉に比べると、アレルギーの原因になりにくいことがわかっています。その理由は、白米と小麦粉とでは含まれているタンパク質の種類が異なっているからです。

 

  • 小麦粉に含まれている主なタンパク質 → グルテン(グルテニン・グリアジンという2種類のタンパク質)
  • 白米に含まれている主なタンパク質 → オリゼニン

 

小麦粉に含まれているグルテンといえば、いまやアレルギーを引き起こすたんぱく質として、なんだか妙に悪名高くなってしまいましたよね。そんなグルテンは人間だけではなく、犬の体内でも消化されにくいことが判明しています。

 

グルテンは粘り気があり、構造が網目状をしているため、腸の粘膜にへばりついてダメージを与えてしまうのです。すると腸の働きが低下し、腸内環境を悪化させてしまうことに。要するに、腸にとってグルテンは栄養素ではなく「異物」と捉えられてしまうんですね。

 

これに対し、白米の主要タンパク質であるオリゼニンは、水溶性で消化しやすいことからアレルギーを起こしにくいのです。さらにオリゼニンには細胞を活性化させてコラーゲンを作る能力を高める働きがあるとされています。

 

もちろん、犬の体質や腸内環境が犬個々によって違うことは間違いありません。白米だろうがパンだろうがガツガツ食べて何も問題のない犬もいれば、お米にアレルギーのある犬もいることでしょう。

 

しかし、一般的な見方をすると白米が小麦粉より体に優しい食材であることは確実であり、だからこそ、ナノワンご飯では穀物(炭水化物)の食材には「白米」をおすすめしているのです。

 

>『犬のアレルギー改善|小腸を守るには正常な胃液の分泌が必要

 

>『犬のアレルギーと腸内環境の関係を理解しよう。

 

 

愛犬の体は栄養を欲しているが、まずは栄養を吸収する健全なが必要

 

犬の体は食べたものを消化吸収し、その栄養素からすべての細胞を作り出しています。心臓・肝臓・腎臓・腸・肺といった各種臓器はもちろんのこと、骨も血液もホルモンも、さらには皮膚も被毛も爪も、体のすべてを作り出す原材料となっているのは食べ物です。

 

だからこそ、栄養バランスがきちんと整った食事が必要なわけですが…。

 

どんなに栄養満点の食事を提供したとしても、犬の腸が栄養を吸収できる状態になっていなければ、なんの意味もありません。ボロボロヨレヨレ腸壁ではまともに栄養を吸収することができず、むしろ炎症を拡大させて悪化の一途をたどってしまうこともあります。

 

愛犬が下痢や軟便をしがちだとしたら、間違いなく腸壁には炎症や損傷があるはずです。当然のことながら、腸内環境も良い状態のはずがありません。

 

悪玉菌が優勢となった腸内環境下では、荒れてしまった腸壁が修復されるはずもなく、下痢や軟便の状態が自然に改善する見込みはほぼないと言っても過言ではないでしょう。

 

だからこそ、まずは食べたものの栄養をしっかり吸収できる腸の状態に整えてあげることが大切なのです。

 

ナノワンご飯は、食べたものの栄養をしっかり消化吸収できるようになるように、腸内環境を正常に整えていくことを第一に考えています。

 

下痢や軟便で苦しんでいる愛犬に、「これを食べさせさえすれば即良くなる!」という魔法の食べ物はありません。まずは体内に溜まってしまった老廃物や有害物質をしっかりと排泄させ、同時に腸の粘膜を修復していくことから始めるべきです。

 

そして、冷えてしまった腸の温度をしっかり上げて善玉菌優勢の腸内環境へと整え、腸の粘膜の修復をうながしていきます。腸の粘膜の炎症がおさまり、損傷が修復されることによって、食べた物をしっかり消化吸収できるようになるでしょう。

 

すると愛犬の体は細胞を古いものから新しいものへと、どんどん入れ替えていくことができるようになります。この状態が繰り返された先に、健康長寿があるのです。

 

急がば回れといいますが、愛犬の健康長寿にも同じことが言えることを、どうか忘れないでくださいね。

 

>『犬の「腸活」基礎知識|腸の温度を上げないと腸内環境は改善しない

 

>『犬の腸を冷やす強烈な原因と解決策を解説

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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