犬の蛋白漏出性腸症によるアルブミン低下のご相談
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蛋白漏出性腸症も下痢も3ヶ月薬を飲んでも治りません。
ホームページを見てご連絡させて頂きました。5歳のフレンチブルドッグです。うちの子も体験に載っている子達と同じで蛋白漏出性腸症でアルブミンが現在1.1で腹水も溜まっている状態です。
下痢をし始めて病院で診てもらい血液検査をした時に分かりました。その時点ではアルブミンは1.3でした。少しお腹も膨れていました。それから数値を上げるための薬を1日2回1.5錠づつを飲ませて3ヶ月になります。下痢は多少掴めるくらいになっています。
この蛋白漏出性腸症は治らない病気と言われ薬は飲み続けていかなくていけないと聞いていたので言われるまま薬を飲ませていました。
※現在ステロイド治療をしている又は可能性がある方はこちらも合わせてご覧ください。
>『 犬のステロイド治療と副作用|脱投薬のカギは腸内環境の改善』
蛋白漏出性腸症と食事についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

薬で上がるアルブミンは初めだけ!その後は薬漬け?
ですが、初めの一回は1.9に上がったもののその後は上がることはなく下がっていく一方です。下がると同時にお腹も膨れ腹水が溜まっていきます。また、最近は痩せてもきていて8.8kgあった体重も今は8kgになっています。
食欲や元気は全く変わっていませんが、これから何年もこのような状態を見続けること、また私自身が耐えられるのかとても不安です。
そんな思いが頭から離れずたまたまネットで蛋白漏出性腸症の子を持つ飼い主さんがどのような思いで過ごしているのか調べていた時にナノワンを知りました。色々読ませて頂き驚く反面本当なのか?と半信半疑の中、一度お話しだけでも聞いてみようということで今回、勇気を出してご連絡くださいました。
>『犬のアルブミンは薬で上げても必ず下がる理由』を併せてご覧ください。

蛋白漏出性腸症「薬を飲まないと命に関わる」!?
連日、愛犬の蛋白漏出性腸症の治療についてご相談が入ってきます。その内容は殆ど同じで、数ヶ月の間薬を飲んでも蛋白漏出性腸症やアルブミンが改善しない、というより酷くなっていくと言われます。
話を詳しくお聞きしますと「犬の蛋白漏出性腸症によるアルブミン低下は薬を飲まないと命に関わる」と言われた方が圧倒的に多いんです。
実際に現在、蛋白漏出性腸症によるアルブミン低下でナノワンを食べさせていただいている子も約1ヶ月になりますが、同じように「薬を飲ませないと蛋白漏出性腸症は治らないしアルブミンも上がって行かず命に関わる」と言われこのまま薬を飲ませるか飲ませないかご相談を受けました。現時点では、とても良好な状態であるのでしっかりご説明させて頂き飲ませずに様子を見ることになりました。
この蛋白漏出性腸症は治らない病気だと言われている訳です。なのに治らないのに薬を飲ませないと命に関わる。ということです。どういうことなんでしょうか?

これまでに多くの蛋白漏出性腸症のワンちゃんを見てきた見解
あくまでも私の体験になりますが、薬を飲ませ続けて、さらに薬の量が増え続けて酷くなっている子ばかりで食欲を奪われてしまった子は亡くなっています。薬は、どうしても必要な時、原因がはっきりわかっている時以外は必要ないのではないかと思います。
現にアルブミンが1.1だった子が今はアルブミンも正常で薬も飲まず元気に過ごしている事実もあります。最終的判断は飼い主様にありますのでよくお考えになってご判断されてくださいね。もちろんご相談はいつでも受け付けています。
今回のフレブルちゃんも蛋白漏出性腸症と診断され薬を飲ませていながら1.1まで下がってしまい腹水も溜まってきている状態ですね。この子が下痢をして蛋白漏出性腸症と診断され、アルブミン1.3から薬を飲み始めて1.9まで上がり、その後体重が減り始め、同時に1.1まで下がってしまった。これまでの一連の理由をお話しさせて頂きました。

一度はこのまま治らず不安な毎日に耐えらるのかどうか自問自答しながらお悩みになっていましたが、この子の今の状態はとても危険な状態であることは間違いありませんが、薬を飲む前の食欲と薬を飲ませてからの食欲が全く変わらない子なんです。
これは大きなラストチャンスになるのではないかと思っています。便の状態も掴める状態が続いているのでまだ薬が効いている事、これもチャンスであることをしっかり説明させて頂き、とても前向きになって頂きました。
蛋白漏出性腸症は、お腹を温め、お尻から排泄させる事が改善のスタート
蛋白漏出性腸症はしっかりお腹を温め、お尻からしっかりゴミや薬、フードの油などの老廃物を外に排泄させてあげる事が改善のスタートとなります。なので食欲は最大の強みとなるのです。
しかし飼い主様ご自身が前向きになり可能性を感じることが出来なければスタートを切ることはできません。
>『犬のアルブミン低下は温める食事の継続が大切』を併せてご覧ください。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

【 個別無料電話相談 】

■同じ下痢であっても、同じアルブミン低下であってもその子のこれまでの生活環境、食事、薬の経歴によって全くアドバイスが変わってきます。この子に合わせた個別アドバイスを受けられてはいかがでしょうか?
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