ラブラドールに多い下痢は腸の冷えが原因!3つのポイントを解説。

目次
腸の冷えによる排泄困難は腸内環境を悪化する。
ラブラドールの下痢は先ず腸の冷えによる排泄困難を疑ってみてください。もし3つのポイントのうち、ひとつでも当てはまれば腸内環境の乱れを予兆するメッセージでもあります。
ラブラドールに限らず現代の犬達の腸内環境の整え方を知る事で、なるべく薬に頼らず下痢を回復させてあげること事が出来ると共にあらゆる病気の始まりは下痢と言っても過言ではありませんので健康の予防にも繋がります。
今回は、ご相談内容と共に参考にして頂ければ幸いです。

ラブラドールの下痢が止まらず不安です
3歳のラブラドールを飼っています。先週2泊3日で実家に行って帰って来てから便が緩くなり3日後には下痢になってしまいました。特に変わった物を食べさせたりしていませんし心当たりはありません。
また、下痢をする前にお腹を痛そうにしてキュルキュルという音もします。そしてご飯も食べてくれません。しかし出した後は台所に来て食べたい素振りを見せるので少し与えると食べてくれます。この様なこの事が毎日繰り返している状態です。
また、実家に帰っている時に気づいたのですが、いつもより目やにが多くドロったした感じで何度か取り除きました。臭いもありました。また、足をよく舐める様になりなりました。今もよく舐めています。
この異変も関係あるのかもしれないと思い、念の為に病院にも連れて行きましたが血液検査では問題なく、アレルギーか、フードが合っていないのではないかと言うくらいでハッキリした原因は分かっていません。
とりあえず水分をしっかり摂らせて1週間様子を見る事になっていますが、このまま続く様であれば薬を飲ませて止めないといけないようです。その前に何とか薬を飲ませずに改善させてあげたいと思いご相談させていただきました。
愛犬の下痢に悩んだら知ってほしいことがあります。
>『下痢の改善は3つのポイントと現代の犬の生態を知る事が鍵となる。』

冷えによる排泄困難の3つの前兆
今回のラブラドールちゃんは、3歳と若いのですが、おそらくこの世に生まれて来てからの冷えの積み重ねでなるべくして下痢になっているのだと思います。
先ず、目やに、足の裏を舐める、脱毛、この3つは下痢をする前から予兆として表に現れて来る症状のひとつです。それはこれら3つは、排泄口としての機能もあるのです。
犬は食べる事よりもお尻から排泄することが命を守る為には大切な事と知っています。しかし現代の犬達はワクチンなど薬を打ち飲んで来た犬達から生まれて来た子孫になりますので元々腸を冷やされて生まれてきています。
その冷えが続いてくるとお尻からの排泄が滞って来る様になります。するとお尻から出ない分、目やにとして出して来る様になるので目やにが増え、酷くなるとドロドロして来たり臭いも出てきます。
また、足の裏の肉球の間からも出して来ますので頻繁に舐める様になります。酷い時は真っ赤になってしまいます。そして人間みたいに毛穴がないので毛の一本一本に入り込み、これ以上入らなくなると毛毎抜いて排泄します。
なので脱毛が増えるのです。この3つ【目やに、肉球の間、脱毛】は、腸内環境の状態、冷え度合いを事前に教えてくれていますので毎日の健康のチェックとして観察されてみてください。
>『犬の下痢!薬で止める前に愛犬の改善力をCheck!』を併せてご覧ください。

現代の犬達の下痢の改善に最も重要な事
今回のラブラドールちゃんは、脱毛までは来ていませんでしたが、目やにと足を舐めていました。既に予兆は出ていました。しかし実家に帰った事でストレスがかかり一気に冷やしてしまう事が追い討ちをかけ一気に下痢として排泄したという事になります。
なので今は下痢をする前にお腹がキュルキュル鳴り、ご飯は食べず、下痢をするとご飯を食べ始めています。これは、先ほどの食べる事よりも出す事が先という事で、下痢として排泄する事で出した分食べ物を受け付けてくれる様になるからです。
ただ今回の大きな問題はこのまま様子を見られても徐々に排泄自体遅れていきますので最終的には水下痢に変わり、食欲も低下していきます。そして今、最も多い蛋白漏出性腸炎によるアルブミン低下と進んで行く可能性があります。
アルブミン数値の改善方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
>『犬の腸は冷えている!アルブミン値改善の切り札は腸の温活』
なので今の状態はまだ腸自体はしっかり動いていますので、排泄の滞りをスムーズにさせてしっかりお尻からリズム良く出させてあげる事が出来る様に腸内環境を整えてあげる必要があります。その為には冷えた腸をしっかり温め続ける食事を与えていく事が今回のラブラドールちゃんの回復に最も重要な事になります。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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