犬の突然の下痢の対処法と改善方法を解説
目次
夜中や早朝、土日の突然の下痢にどう対応すればいいの?
犬の下痢はいつも突然起こる事が多いですね、犬はギリギリまで耐える忍ぶ生き物なので、昨日までしっかりしたウンチをしていたのに朝突然下痢をしたりします。原因については他の記事でしっかりお伝えしていますので参考にされてください。
さて、平日や昼間などであれば直ぐに病院に連れて行くことも可能ですが、夜中や早朝、ましてや土曜日曜、祭日などは多くの病院は開いていません。救急病院は開いていますが、お住まい地域によっては難しい場合があります。
そこで、愛犬が突然下痢をした時の対処法と改善についてお伝えさせていただきたいと思います。

犬の下痢は悪い事ではありません。
先ず深呼吸をして一度落ち着いてください。下痢には色んな種類があります。水状、粘膜や粘液が多い、黒く臭いドロドロした便、そして血の混ざった血便です。
いずれにしても見た目は悪く、飼い主さんをとても不安にさせてしまいますが、悪い事ではありませんので安心してください。生きる為に、命を守る為に体内に長年蓄積していたゴミや老廃物を体外へ出しているのです。
血便の改善方についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
体調のチェック
他に体調の異変がないか確認してください。突然の下痢は同時に色んな異変が起こっている場合があります。呼吸の荒さ、癲癇の様な発作、嘔吐、血が混ざっていないか、元気はあるか、細かくチェックされてください。水を飲むようであればしっかり飲ませてください。

突然の下痢の応急処置
下痢は老廃物の排泄が日頃からスムーズに出来ない事の積み重ねでもあります。その大きな原因が腸の冷えになります。
この腸の冷えは体内から継続的に温めていく事が必要ですが、まだナノワンも知らない、食べてもいない状態ですので応急処置としてお伝えしたいと思います。
季節によっても違いますが、先ずはお腹と背中、手足を温めてあげてください。毛布やタオルで包んであげたり、ホッカイロがあればタオルに包んで火傷しない程度で温めてあげてください。体外から温めてあげる事で応急的に腸が動きやすくなります。
この時点で寝込んで元気が無ければそのまま温めて続けてください。あまり温め過ぎるとハァ~ハァ~してくるのでその時は一度毛布等を外して様子を見られてください。もし歩いたり立ったりする元気がある時は抱っこして温め続けてください。

下痢の残りを出し切らせる
これからが大切になります。突然起こした下痢の殆どは続きがあり、まだ腸内に下痢が残っている場合が殆どです。この残りをしっかり出し切らさせる事が大事なんです。
このまま出し切らせず腸内に残したまま病院で薬入れて止めてしまうと残されたゴミや老廃物は体外に出る事が出来ずそのまま腸内で腐敗し毒となり血液に吸収されあらゆる病気の根源とのるからです。
なのでしばらく温め続けて落ち着いてきたら抱っこしたまま外に出て、外の空気を吸わせてあげてください。
そして抱っこしたまま散歩して木や葉っぱ、少し腰を下ろして草や芝の匂いを嗅がせてください。この様にする事でお尻からの排泄を促す事ができますので、そっと草や芝の上に下ろして見られてください。
犬が草を食べて吐く理由についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

これを3回から4回程繰り返してください。残りをしっかり出し切らさせあげてください。もし、全く残りを出さなければ、突然下痢をした時にしっかり出し切っている証拠なので問題ありません。
後は家に戻って様子を見て、ご飯を食べる様であればいつも通りにしっかり食べさせてあげてください。しっかり食べるようであれば2、3日様子を見られても良いと思います。食欲も無く元気も無いようであればその後病院で診察されてください。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

【 個別無料電話相談 】

■同じ下痢であっても、同じアルブミン低下であってもその子のこれまでの生活環境、食事、薬の経歴によって全くアドバイスが変わってきます。この子に合わせた個別アドバイスを受けられてはいかがでしょうか?
※無料相談では商品の購入は受け付けておりません。アドバイスのみとなります。また、お名前をお聞きすることもありません。安心してご相談ください。
※【 個別無料電話相談もございますが、お急ぎの方は直接ご連絡ください。】
※【 お問合せメールでのアドバイスは行なっておりません。お電話又はLINE電話のみの対応となります。ご了承ください。】
※ お急ぎの方は今すぐお電話ください。直ぐにコチラからかけ直します。
【電話受付時間】10:00〜16:00
【定休日】土日祝日(臨時休業あり)
年末年始、GW、夏季休暇
