愛犬が軟便をし始めたら食事の見直しのサインです

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愛犬が軟便をし始めたら食事の見直しのサインです。

 

愛犬の軟便と食事の見直しマニュアル

 

犬の軟便対処の仕方一つで今後の健康状態を左右する症状でもあります。また、食事の内容は生きていく上て欠かせません。ただ昔の犬と現代の犬は腸内環境が全く違います。

 

今回は愛犬の軟便で悩みご相談を受けましたのでご相談内容に合わせて軟便の改善と現代の犬達に必要な食事について解説していきたいと思います。是非、参考にされてください。

 

愛犬の軟便と食事で悩むご相談

 

愛犬が軟便をし始めるまでの経緯

 

現在7歳のパグを飼っています。2ヶ月ほど前から軟便をするようになりました。特に心配する事なく過ごしていましたが、1ヶ月位すると回数と量が増えてきました。特に食事も変えていないし、これと言って思い当たることはありませんでした。

 

更に1週間経つと夜中にもする様になり朝方に黄色い液体を吐くようになってきました。何かいつもとおかしくやはり年齢的に食事が合わなくなってきたのかと思い別の食事に変えてみたりしましたが落ち着く事はありませんでした。食事以外に何が原因なのか分からず不安になったので行きつけの病院に連れていきました。

 

病院による軟便の見解と治療方法は?

 

先生に相談し一通りの検査をしてもらいましたが、血液検査でも全く異常はなく原因はわかりませんでした。先生からは「胃腸が荒れているのかも知れませんね、食事も消化に良いフードに変えてみましょう」と言われ、そして胃腸の荒れを保護する薬を処方され食事のサンプルもいただきました。

 

しばらく様子を見ることにしましたが、状況は変わらず食事を変えても薬を飲ませても落ち着きませんでした。薬も無くなったので1週間後病院に行き状況を話したら「これ以上このままにしておくと下痢になり酷くなる可能性があるから薬を飲ませて様子を見ていきましょう」と下痢止と整腸剤がプラスになりました。

 

薬を飲み始めてからの便の変化は?

 

それから3日後あたりから不思議と掴めるほどの便に変わってきました。更に薬が無くなる1週間後には完全に良い便になりました。やっぱり何か原因があったんだと思いました。

 

その後病院に行って先生に話したら「薬が効いたみたいですね、食事もこのままでしばらく様子を見ていきましょう」と1週間分の整腸剤だけ処方され食事も買って帰ってきました。

 

しかし、しっかりした便はそう長くは続かず1週間後には再度軟便をする様になってきました。この繰り返しで軟便をしたらその時に薬を飲ませるという感じで今は薬を常に常備して軟便になると飲ませている状況です。

 

それからは食事も色々と変えてはいますが、全く原因も分からずにいます。このまま軟便をする度に薬を飲ませていくことがとても不安に感じています。

 

この様なご相談がありました。軟便をすると食事の回数を増やしたり減らしたり、絶食させたりとよく言われますが、全てその場凌ぎの対処療法です。なので繰り返すのです。それでは全く意味がありません。

 

小手先ではなくしっかり真剣に軟便と向き合い同じことを繰り返さない様にしてあげないといけません。ですが生きている以上全くしないと言うことはないと思います。もしそうなっても正しい対処方法を身に付けておけばその場凌ぎの対処をする必要はないのです。

 

>『犬が下痢になる原因!2つの腸の冷えを解説』を併せてご覧ください。

 

 

犬が軟便を自身の力で回復させていく為に必要な事

 

愛犬の聞こえない声を聞く

 

今回ご相談のワンちゃんですが、生後半年で家に迎えられその時からとても食欲旺盛で一度も軟便をしたことがなかったそうです。しかし犬は忍ぶ耐える生き物で絶対に飼い主に弱みを見せずギリギリまで健康であることを装います。

 

そしてガソリンメータが壊れた車の如くガス欠した瞬間に車が急に止まる様に一気に表に現れてきます。なので犬の下痢や軟便は急に始まってきます。

 

「昨日まで何ともなかったのに?」これが犬なんです。だから私たち飼い主は今現在ガソリンがどの位入っているのか?満タンなのか?ガス欠寸前なのか?常に把握しておくことが大切なんです。これは犬達の健康の基本現代の犬達の生態軟便のメカニズムをしっかり理解することで愛犬の聞こえない声を聞くことが出来るのです。

 

 

犬の健康の基本

 

犬も人間も健康の基本は同じです。これは宇宙の法則でもある【出さないと入らない】と言うことです。

 

出入口理論です。下痢をするとどうしても「何を与えると下痢が治るだろうか?フードを変えたり、薬を飲ませたり、下痢を止めるサプリメントを与えたりしますよね。これは全て【入れる】ことなんです。これは全て反対で【出すこと】を考えないといけないのです。

 

 

現代の犬達の生態

 

現代の犬達は昔の犬小屋で飼われていた犬達とは違い、ワクチンやフィラリアや狂犬病などの予防接種に加えこれらの薬の影響であらゆる病気や症状等で薬を過剰に飲んできた犬達から生まれてきた子孫にあたります。

 

なので遺伝的に薬によって腸が冷やされて生まれてきているのです。これらの遺伝は子孫に行けば行くほど酷くなっていきます。それを証拠に年々病気の発症が低年齢化してきています。

 

この現代の犬の生態、特徴をしっかり知っておくと予防能力が自然と身につき、いつまでも楽しく愛犬と過ごすことが出来る事と、眠るが如くの老衰であなたに感謝しながら生涯を閉じさせてあげることが出来るのです。

 

 

軟便のメカニズム

 

初めての軟便は、決して悪い事ではありません。むしろ良い事なのです。先程お話ししました。ガス欠した時と同じです。犬は生きる事しか考えていません。でもギリギリまで耐える生き物です。

 

なので出入口の法則は人間以上に知っていますので食べる事よりお尻から排泄することが命を守る大切な事だと分かっています。なので「もうこれ以上ゴミが入らない、老廃物を溜め込むことは出来ない」と分かった瞬間に、一気に排泄しようとする訳です。

 

しかし、遺伝的に腸は冷れていますので思うようにゴミや老廃物をお尻から排泄する事が出来ず、排泄できないゴミや老廃物の隙間からしか出ない来ない粘液や粘膜水分を多く含んだ物がお尻から出てきているだけなんです。それを一般的に【軟便】と言っているだけなのです。

 

>『犬の腸内環境が汚れるメカニズム』を併せてご覧ください。

 

 

犬の軟便は腸を温める食事が基本。

 

この様に、健康の基本、現代の犬の生態が分かれば薬でいきなり止めると言うことが如何に自然の流れに反しているか?よくお分かりになるのではないかと思います。

 

なので軟便をしたら止めない事が基本で、先ずはしっかりお尻から出し切らせることが大事です。そして現代の犬の生態でもお分かりのように冷えて生まれてきていますので出し切らせるためには腸を温め直す食事が大きな鍵となるのです。

 

そのためには、日頃から腸を冷やさない食事を毎日与え、散歩、運動をしっかりして草や芝の匂いを嗅がせてお尻からしっかりうんちを出し切らせ、家に帰ってきてから食事をしっかり食べさせる事。これが改善させる唯一の方法なのです。

 

『犬の健康は腸を温める食事の継続が大事』を併せてご覧ください。

 

 

聞こえない声を聞くための日頃のチェックポイント

 

愛犬の聞こえない声を聞くには、これらの健康の基本、現代の犬の生態、下痢のメカニズムをしっかり理解することで日頃の状態を私たちの目で確認することができます。

 

 

目やに

 

目やにがドロドロ出ていれば、それはお尻から上手く排泄が出来ていない事がわかります。

 

足の裏

 

足の裏、肉球の間を頻繁に舐めるようになれば、これもお尻からの排泄が上手く出来ていない事がわかります。

 

脱毛

 

最近、毛が抜けるようになってきたら、これも同じくお尻からの排泄が上手く出来ていない事がわかります。

 

口臭

 

口臭は腸内で腐敗した腐敗臭です。なのでこれもしっかりスムーズにお尻から排泄できていない証拠です。

 

体臭

 

体の臭いがシャンプーをしても取れない時は、これも排泄が出来ていなとわかります。

 

 

 

毎日チェックする事でわかる事。

 

これらは全て排泄困難が起こっている証拠となります。

 

犬は出す事つまり排泄が滞ってくるとお尻からしっかり排泄することが出来なくなります。排泄出来なかった分は排泄できる所から少しづつ排泄しようとします。それが5つのチェックポイントなんです。

 

毎日チェックしていくことで目に見えない腸内環境の状態、スムーズに排泄が出来ているのかどうかがわかりますのでチェックしてあげてください。聞こえない声を聞くことが予防になるのです。

 

まとめ

 

犬は話すことが出来ません。なので症状を出すことによって飼い主にSOSのサインを送っているのです。そのサインをしっかり受け止める事がこれからの愛犬の健康状態を左右します。

 

やはり人間と同じように食事がとても大切です。現代の犬達には腸を温め続ける食事が必要不可欠なんです。初めての軟便の対処は如何にスムーズにお尻からしっかり排泄させてあげるかにかかっているのです。

 

初めての軟便は食事を見直す時期のサインでもあります。眠るが如くの老衰目指して愛犬をしっかり育ててあげてください。

 

>『愛犬に与える食事はドッグフード?手作りごはん?』を併せてご覧ください。

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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現時点で食欲が全くない場合は、こちらのトライアルでお試しください。

 

トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き

同包物:レシピ

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先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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