犬の強制給餌で役立つあれこれ|回復は一日にして成らず

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犬の強制給餌を始めると「想像していたのと、やってみたのでは大違い」という場面にたびたび遭遇することになるでしょう。

 

習うより慣れろ」という言葉がありますが、犬の強制給餌はまさしくトライ&エラーの連続。一度や二度うまくいかなかったからといって、落ち込むことはありません。

 

毎食ごとにあーでもない、こーでもないと四苦八苦するうちに、なんとなくコツのようなものがつかめていくものです。とは言え、どのようなことで苦労するのかは、ある程度の共通点も。

 

そこで、今回は犬の強制給餌を日常的に行っている飼い主さんから聞いたコツや裏技について、いくつかご紹介します。

 

犬の強制給餌についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。

>『犬の強制給餌はメリットあり!体力を回復させる有効な手段

>『犬の強制給餌で体力を回復させたい!実践編

犬の強制給餌にあると便利なアイテム

 

犬の強制給餌を行うには「シリンジ」や「シリコン製スプーン」が必要です。さらに以下にあげるものがあれば、よりスムーズに犬の強制給餌が行えます。

 

犬の強制給餌に役立つアイテム:ビニール製のスタイ

人間の赤ちゃんがごはんを食べるときに使うスタイよだれかけ)があると、犬の口からドロドロのご飯がこぼれても周囲を汚しにくいので便利です。

 

汚れがついてもさっと洗えますし、たくさんこぼれてしまった場合はスプーンでかき集めれば、再度食べさせることも可能。

 

小型犬なら100均で買えるラージサイズのスタイがぴったりですが、中型犬の場合は幼稚園児用のスタイ大型犬には子ども用の防水エプロンあたりがおすすめです。

 

犬の強制給餌に役立つアイテム:スムージーが作れるミルサー

シリンジを使った強制給餌では、食餌はドロドロの液体状にする必要があります。

 

これは市販されているドッグフードで流動食を作る場合だけではなく、手作りご飯でも同じ。とにかく、食べさせるものはシリンジに詰まらないように、ドロドロにしなければなりません。

 

食材をドロドロにするといえばミキサーでも使えそうな気がしますが、やってみると意外なほどミキサーではなめらかになりません。一見するとなめらかに見えても、かなり固形が残ってしまうんですね。

 

するとシリンジに詰まってしまい、強制給餌の途中で中断しなければいけなくなることも。

 

これが思いのほか飼い主さんにとってのストレスになるため、犬の強制給餌に使うのはミキサーではなくミルサーを選びましょう。

 

ミルサーは煮干しやコーヒー豆などの固い食材も細かく砕けるだけあって、犬の食餌をなめらかに粉砕するのはお手の物。スムージが作れるタイプのミルサーは大きめの容器が付属しているため、水分たっぷりの手作りご飯をドロドロにする時も使い勝手が良いのでおすすめです。

 

犬の強制給餌に役立つアイテム:低反発素材の座布団

小型犬を膝の上に乗せて強制給餌を行うなら、低反発素材の座布団を用意しましょう。

 

膝の上に直接乗せて食べさせていると、犬が後ろにずれてしまった際に膝から落ちてしまってやりにくいからです。

 

低反発素材の座布団でなくてもOKですが、低反発素材は犬の体がちょうどよく沈むため、動きにくくなるので便利

 

低反発素材のクッションでもOKですが、あまり高さがあると滑りやすくなるため、薄手のタイプがおすすめです。

 

犬の強制給餌に役立つアイテム:ウェットティッシュ

犬の強制給餌では、ほぼ必ずといってよいほど手がベタベタに汚れます。また、犬の口などもドロドロの食餌が付きやすくなるため、ウェットティッシュは必需品といえるでしょう。

 

ただし、人間用のウェットティッシュには防腐剤などの添加物が使われているため、必ずペット用の口を拭いても大丈夫なものを選んでください。

 

こまめな洗濯が苦でない飼い主さんは、濡らしたタオルでもOKです。その際は大きめサイズよりハンドタオルくらいの大きさがおすすめ。また、厚手のタオルより薄手のほうが、犬の被毛についたドロドロが拭き取りやすく便利です。

 

 

犬の強制給餌で役立つ方法・裏技

 

犬の強制給餌はなんらかの理由で自力では食べない・あるいは食べられなくなった犬に行います。そのため、毎回スムーズに食べてくれるとは限りません。

 

むしろ、食欲の低下した犬への強制給餌は、思い通りにいかないことのほうが多いともいえるでしょう。

 

昨日うまくいったからといって、今日もうまくいくとは限りません。すると飼い主さんはどうしても不安にかられてしまい、それが時にはイライラに結びついてしまうことも…。

 

しかし、そんな時は焦ってイライラするより、ダメもとでいろいろな工夫をしてみましょう。ほんの少し何かを変えるだけで、「え、なんで?」と意外に思うほどうまくいくこともあります。

 

犬の強制給餌は「試行錯誤」と「三歩進んで二歩下がる」が合言葉です。

 

犬の強制給餌で役立つ方法:シリンジとスプーンのハイブリッド

犬の強制給餌でシリンジを使うにしても、シリコン製のスプーンも用意しておくと便利です。

 

自発的な食欲を失っていたとしても、体調によっては食べようとすることも珍しくありません。そのため、シリンジで食べさせている最中に「今日は食欲がありそう?」と判断したら、途中からスプーンに切り替えてみましょう

 

スプーンで食べようとしなかったら、またシリンジに戻ればOK。

 

また、用意したドロドロご飯がシリンジで吸引しにくい量まで減ったら、最後だけスプーンを使うという方法もあります。

 

少ない量をシリンジで吸引しようとしても空気ばかりになってしまうため、スプーンを使ったハイブリッド強制給餌がおすすめですよ

 

犬の強制給餌で役立つ方法:犬の気をひく食餌の変化

強制給餌で食べさせていると、つい毎回同じ内容のご飯になりがちです。しかし、食欲が低下しているからこそ、実は犬の気をひく食餌の変化が必要。

 

手作りご飯を食べさせているなら使う食材を変えてみたり、少し犬用ミルクを加えるなどして風味にバリエーションを持たせると、食いつきがよくなることがあります。

 

また、ある程度食欲が戻ってきたと感じたら、食餌を器に持った状態で犬の前に出してみましょう。ただし、その際には量が多いと犬がひいてしまうことがあるため、小さめの器で一口サイズにして試すのがおすすめです。

 

一口サイズなら食べられるのに、全量盛ると見向きもしなくなることもあります。人間でも体調がよくない時に大盛りのご飯を出されたら「うっ」となりますよね。もしかしたら、犬も同じ感覚なのかもしれません。

 

犬の強制給餌で役立つ方法:主食とオヤツの使い分け

食欲が低下したから愛犬のご飯は強制給餌に切り替えたのに、好物のオヤツだけは自力で食べることがあります。

 

そんな時は「ワガママ」「甘やかしている」などと考える必要はありません。

 

大切なのはしっかり栄養を摂取して、体力を回復させることです。食餌は強制給餌が必要だとしても、好物のオヤツは自力で食べさせてあげましょう。

 

これは、自発的な食欲を維持させるためにも、とても重要なことです。

 

犬の強制給餌の裏技:ボールコロコロ

かつては食欲旺盛だった犬に使える裏技です。薬を飲ませるために投薬補助の団子にくるんでも、食べようとしないことがあります。

 

口元に薬入りの団子を持っていっても食べない時は、強引に口の中に放り込む前に、犬の目の前を横切るようにして床の上を転がしてみましょう

 

食べさせようとしても食べないのに、転がった投薬補助のボールには思わず飛びついて口に入れてしまう犬は、意外なほど少なくありません。

 

ツワモノの飼い主さんになると、「あっ!」という声を出して落としたフリをしながら投薬ボールを飲ませるワザを使うかたもいます。

 

犬は飼い主さんの手から落ちた食べ物に興味津々な生き物なので、そこを逆手にとっているわけですね。

 

 

愛犬の強制給餌は楽しいふれあいの時間

 

強制給餌」という言葉には、なんだか辛いイメージがつきまといがちです。しかし、愛犬を強制給餌で食べさせることは、愛犬と真正面から向き合う時間そのものではないでしょうか。

 

愛犬の強制給餌は、嫌がる犬に無理矢理食べさせる拷問のような時間ではありません

 

飼い主さんが愛犬の食餌を手助けする、楽しいふれあいの時間です。

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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商品紹介

トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き

同包物:レシピ

下痢血便アルブミン低下

食事改善したい飼い主様が急増!

 

先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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