【犬の手作りご飯】作り置きのトッピングを冷凍して毎日楽ちん調理

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「愛犬のご飯を手作りしている」と聞くと、なんだか大変そうな気がしますよね。もちろん、市販されているドッグフードは袋を開けて器に盛るだけです。それに比べれば手間がかかるのは間違いありません。

 

しかし、下痢や軟便が続くなどの消化器系トラブルや、アレルギー性皮膚炎などの改善に効果が期待できるのは、やはり手作りご飯です。

 

となると、いかに手間暇を省いて毎日愛犬のご飯を調理できるかが継続のカギとなるでしょう。そこで活用したいのは冷凍保存です。

犬の手作りご飯はトッピングやごはんを冷凍保存しておけば楽ちん!

 

忙しい現代人にとって「手間がかかる」ということは、あまり好ましい状況ではありませんよね。

 

というわけで、冷凍保存したトッピングの材料や白米等を利用して、毎日の手間暇を省いてしまいましょう。

 

例えば一食分の材料をまるごと合わせた状態で冷凍しておき、食べさせる段階で解凍してからナノワンのとろとろスープをかける――。これなら、あっという間に愛犬の食事を用意してあげられますよね。

 

また、体調に合わせて肉類や炭水化物の量を調節したい場合は、それぞれの材料を個別に冷凍保存しておけば、簡単に量の調節をすることができます。

 

ただし、ラップで食材を包んだだけというような、ちょっと雑な冷凍の仕方はやめておきましょう。せっかくの冷凍食材も、品質が劣化していたら台無しになってしまうからです。

 

そこでおすすめしたいのは、赤ちゃんの離乳食保存用タッパー。細かく刻んだりペースト状にした食材を一食分ずつ小分けにするのに、これほど便利な保存容器はありません。値段も千円以下の手ごろなものがいくつもありますので、ぜひ探してみてください。

 

また、製氷皿で凍らせるのも良い方法ですが、密閉という部分では離乳食保存用タッパーには叶わらないでしょう。こういった便利アイテムを活用することで、犬の手作りご飯を作る手間はかなり減らせるはずです。

 

>『犬の手作りご飯はよくない!を鵜呑みにすべきでない理由

 

 

犬の手作りご飯は栄養バランスが偏る?でも私たち人間は…

 

犬の手作りご飯は栄養バランスを整えるのが大変で栄養が偏りがち、といわれることがあります。だからこそ、完全栄養食のドッグフードが推奨されるという理屈なわけですが…。果たして、本当にそうでしょうか?

 

確かに、市販されている総合栄養食の栄養バランスは、間違いなく整っています。しかし、その栄養バランスはあなたの愛犬の【今日の体調や体質】に合っているのでしょうか?

 

私たち人間は、当たり前のように体調や体質に合わせて、ある程度食べる物を毎日変化させていますよね。

 

なんとなくお腹の調子が良くないと感じたら、なるべく消化に良さそうなものを。体調の良い日にはついついガッツリ系の揚げ物を選び、胸やけがするからといって次の食事はあっさりしたものを選んだり…。

 

ところが、犬に対しては完璧な栄養バランスのドッグフードを毎食与えることに、なぜか迷いがありません。この状況を自分の食生活に置き換えてみると、なんだか想像するだけでゲップが出そうな気がしませんか?

 

もちろん、だからといって手作りご飯の栄養バランスは何も考えなくてよい、と言いたいわけではありません。大切なのは犬の体調や体質に合わせることであり、そこで必要になるのはある程度ざっくりした栄養バランスの整え方です。

 

>『【犬の手作りご飯】ミネラル豊富な質の良い塩分を選んでいますか?

 

 

犬の手作りご飯に「厳密」は必要なし!見るべきは体調と体型の変化

 

ドッグフードには「タンパク質〇%」「脂質〇%」などの記載がありますよね。市販品は品質を均一にする必要がありますから、当然のことながら栄養バランスに関しては厳密さが求められることになります。

 

しかし、犬の手作りご飯にそういった厳密さは必要ありません。実際に、犬の手作りご飯の栄養割合に関してはいろいろな考え方があるのです。

 

一例をあげてみると……

 

  • タンパク質1:炭水化物1:野菜1
  • タンパク質1:炭水化物0.51:野菜1
  • タンパク質4:炭水化物3:野菜3
  • タンパク質1:炭水化物0.50.8:野菜1

 

上記の割合は、どれが正解でどれが間違いというものではありません。大切なのは特定の栄養素だけが多すぎる、あるいは足りていないという栄養割合にしないことです。

 

そして、愛犬の体調をしっかり観察しながら食事内容をフレキシブルに変えていく――これができるからこそ、犬の手作りご飯は愛犬の体調を良い方向へと導くことができるわけですね。

 

下痢や軟便が続いているときは、水溶性食物繊維を多く含む野菜や白米を少し増やして様子を見る。被毛や皮膚の状態が気になるときは、βカロテンの多い野菜を取り入れてみる。老犬の足取りが気になるときは、消化しやすいタンパク質を少し多めにしてみる……。

 

等々、愛犬の体調や体質に合わせてちょっとした工夫をしやすいところが、なんと言っても手作りご飯最大のメリットといえるでしょう。

 

大切なのは市販のドッグフードを食べさせるか、手作りご飯を食べさせるかという二者択一ではありません。いかに愛犬の体調を食事によって良い状態に整えていけるか――これに尽きるのではないでしょうか。

 

>『犬のご飯とおやつについて

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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