愛犬を長生きさせる秘訣
これさえやれば、愛犬は確実に長生きできる――。そんな都合の良い方法はありません。「なんだよそれ、タイトルを見て期待したのに」という文句が聞こえてきそうですが…。
これをやれば確実に長生きする、という魔法はありませんが、こういったことに気をつけることで、愛犬が長生きする確率を高めていける、という方法はあります。
愛犬の健康と長寿は毎日の積み重ねによるものであり、その実行者は飼い主さん自身にほかなりません。
目次
愛犬の長生きを支える9つの要素
愛犬を元気いっぱいで長生きさせたいと考えるなら、次の9つの要素は欠かせません。これらの要素をすべて達成できているとしたら、あなたの愛犬は長生きできる確率が高いといえるでしょう。
- 子犬期・成犬期・老犬期それぞれに適した栄養バランスの食事を摂取している。
- 年齢に応じた適正体型を維持し続けている。
- 良い状態のウンチとオシッコをしている。
- 毎日の散歩で精神的な刺激を受けている。
- 毎日の散歩や運動で心地よい疲労を感じている。
- 歯周病対策ができている。
- 避妊去勢手術を生後8ヶ月までに受けている。
- ストレスの少ない環境で生活している。
- 定期的な健康診断を受けている。
では、上記9つの項目がなぜ愛犬の長生きに欠かせないのかを見ていきましょう。
犬が長生きする秘訣①適切な栄養バランスの食事
犬の三大栄養素は「タンパク質」「脂質」「炭水化物」ですが、だからといって子犬から老犬まで、生涯にわたって常に同じ割合で栄養素を摂取すれば良いというわけではありません。
体を大きくしなければいけない子犬期、最も活動的な成犬期、体に加齢による衰えがみられる老犬期と、それぞれの時期にふさわしい栄養バランスや摂取カロリーがあるのです。
また、猟犬や使役犬のように活動的な犬種と愛玩犬とでは、必要とする栄養量やカロリーに違いがあるのは当然といえるでしょう。
適切な栄養バランスとは、犬個々の特性や生活スタイルと、年齢に応じて必要としているものを考えることです。飼い主が愛犬の生涯にわたって考慮し続けるべき、とても大切なポイントであることをどうか忘れないでください。
犬が長生きする秘訣②適正な体型の維持
愛犬を健康に長生きさせたいなら、太り過ぎも痩せ過ぎもNG。大切なのは、常にちょうど良い体型を維持し続けることです。
よく「うちの犬の犬種は〇kgが標準」という考え方をする飼い主さんがいますが、実際のところ体重はあまり参考にはなりません。本当の意味で大切なのは、ほどよく筋肉と脂肪のついた体であり、これこそが適正な体型といえるのです。
愛犬の横っ腹を触ったとき、まったく肋骨が感じられないとしたら、それは脂肪の付きすぎです。反対に、ゴツゴツと骨を感じるようでは痩せ過ぎといえるでしょう。
理想的な体型は、横っ腹を軽く押すように触ると肋骨を感じることができる程度。そして、腰のくびれがしっかり見られるようなメリハリのある体型です。
犬が長生きする秘訣③良い状態のウンチとオシッコ
良い状態のウンチが出ているということは、腸内環境が良い状態にある証拠です。
腸内環境が善玉菌優勢の良い状態であれば、腸内に存在している免疫細胞の働きも高く、体はウイルスや細菌、あるいはガン細胞などの敵と闘える状態といえるでしょう。まともに敵と戦えない体で、健康長寿を望むことはできません。
また、良い状態のオシッコが出ているということは、血液中の老廃物や余分な水分・塩分などがしっかり排出できている状態といえます。
体の中に老廃物や毒素を溜め込まずにしっかり排出することは、愛犬の健康長寿に欠かせない重要なポイントです。
>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる』
犬が長生きする秘訣④散歩の効果――精神的な刺激
犬にとって毎日散歩をすることは、単に運動不足を解消しているだけの時間ではありません。視覚、聴覚、嗅覚を刺激する何かに日々出会うことにより、精神的に良い刺激を受ける時間なのです。
仮に毎日散歩をしていたとしても、いつも同じコースをダラダラ歩いているだけでは、そうした刺激を受けることはできません。大切なのは刻々と変化していく外界の状況を、しっかりと心行くまで経験させてやることなんです。
>『犬の散歩は食前食後を間違えると腸内環境を崩すので要注意!』
犬が長生きする秘訣⑤散歩や運動による心地よい疲労
Tired dog is good dog――これはイギリスのことわざで、「疲れている犬は良い犬だ」という意味です。
要するに、心地よく疲労している犬は精神的にも肉体的にも満たされているため、イタズラなどの問題行動をおこさないことを表しているんですね。さすがは犬の先進国。犬のことをよくわかっています。
まさしくその通りであり、適度な運動は犬のストレスを軽減してくれるため、間違いなく健康長寿には欠かせないポイントです。
犬が長生きする秘訣⑥歯周病対策
愛犬を元気に長生きさせようと思ったら、歯周病対策を欠かすことはできません。なぜなら歯周病菌は血流に乗って全身を駆けめぐり、心臓・肝臓・腎臓・消化器などなど、ありとあらゆる臓器を破壊していく諸悪の根源だからです。
どんなに高価なサプリメントを与えたとしても、歯周病対策をしていなかったら意味はありません。犬の歯垢は3~5日で歯石に変わります。歯磨きを「明日でいいや」と先延ばしにしていると、あっという間に歯周病菌の住処――歯石が出来上がっていくのです。
犬が長生きする秘訣⑦生後8ヶ月未満での避妊去勢手術
愛犬を健康に長生きさせるには、避妊去勢手術は必須といえるでしょう。それも、発情による肉体的な影響をあまり受けないうちに実施するのが望ましいのは間違いありません。
ひと昔前は1~2回程度発情を迎えて精神的にも大人になってから、という考え方をすることがありました。しかし、いまは違います。
生後6~8ヶ月頃が適切と考えられており、犬の先進国である欧米では生後4~5ヶ月頃と考えるむきも多くなりました。生後4~5ヶ月というのは発情を迎える前の、全身麻酔を安全に受けられるくらいには育っている時期、というわけですね。
何が良いか、いつが良いかということにはいろいろな考え方があり、「これが絶対的な正解」と判じるのは難しい部分もあります。しかし、避妊去勢に犬のいろいろな病気を予防するメリットがあるのは確実ですし、年を重ねるごとにそのメリットが失われていくことだけは間違いありません。
犬が長生きする秘訣⑧ストレスが少ない環境
室内飼育の犬と屋外飼育の犬の場合、室内飼育の犬のほうが長生きをする傾向にあります。これは、寒い暑いなどの環境的なストレスの違いによるものが大きいと考えられるでしょう。
また、室内飼育の犬は飼い主のすぐそばで生活していることから、体調の変化などに気づいてもらいやすいという面もありそうです。
とはいえ、室内飼育だからといってすべての犬がストレスの少ない環境で暮らしているとは限りません。
テレビなどの騒音や飼い主家族の行動など、屋内で暮らしていても犬がストレスにさらされていることはあります。室内における愛犬の居場所が落ち着いてリラックスできる場所にあるのかを、いまいちど考えることが健康長寿につながります。
犬が長生きする秘訣⑨定期的な健康診断
これはもう、言うまでもありませんよね。定期的に健康診断を受けることで、病気や体調の変化を早期に発見することができます。
早期に発見できれば早期に治療を開始することができるため、愛犬の長生きにつながるのです。どんなに健康的な生活をしていても病気になることはありますが、病気の兆候に早く気づければ対処のしようがあるのは、人間も犬も変わりありません。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
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