フレンチブルドッグを元気で長生きさせたい!大切なのは日々の健康管理

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ここ数年、ブサカワ犬――いわゆる鼻ペチャ顔の短頭犬種が大人気です。そのけん引役となっているのは、間違いなくフレンチブルドッグでしょう。

 

フレンチブルドッグは愛嬌のある顔立ちはもちろん、陽気で懐っこい性格が人気をさらに押し上げています。となると、ぜひともフレンチブルドッグを家族に迎え入れたいと考える人が増えるわけですが…。

 

正直なところ、フレンチブルドッグ犬との生活に慣れていない人には不向きな犬種かもしれません。というのも、健康管理にはかなりの手間暇だけではなく、ありていに言ってしまえばなかなかにお金がかかる犬だからです。

フレンチブルドッグにはかかりやすい病気が多い

 

現在、世界的にはおよそ700~800の犬種が存在するといわれています。そのうち、国際畜犬連盟(FCI)が公認しているのは、2024年の統計によると359犬種。さらにその中で日本ケネルクラブ(JKC)が公認しているのは208犬種です。

 

これらの犬種には、それぞれに特有のかかりやすい病気があります。(なぜそれぞれにかかりやすい病気が存在するのかは、説明すると長くなりますので今回は割愛します)

 

かかりやすい病気があまり多くない犬種が存在する一方、かかりやすい病気がてんこ盛りの犬種もいます。フレンチブルドッグは、残念ながら後者のかかりやすい病気が多いタイプの犬種です。

 

なんらかの感染症や原因がはっきりしている腸閉塞といった体調不良を除き、フレンチブルドッグが他の犬種と比較してかかりやすい病気には次のようなものがあります。

 

  • 軟口蓋過長症……ノドの奥にある軟口蓋が生まれつき長すぎることで、呼吸器が圧迫されて呼吸しづらくなる病気
  • 短頭種気道症候群……鼻・ノド・気管といった気道が狭くなってしまうことで、呼吸困難などの症状を引き起こす病気
  • 鼻腔狭窄……鼻のあなから咽頭までの空間が狭くなることで呼吸困難を引き起こす病気
  • 耳血腫……耳介(耳の外側に位置する外耳の一部)の軟骨内に血液がたまる病気
  • 中耳炎……外耳炎の炎症が中耳にまで広がった状態
  • 眼瞼外反症・内反症……外反症はまぶたの縁が外向きに反転し、結膜が外気や異物にさらされてしまう病気。内反症はまぶたが内側にめくれている状態で、まつ毛が眼球を刺激して痛みや不快感を引き起こす病気
  • 乾性角結膜炎……涙の量が減ってしまい、角膜や結膜に炎症が起きるドライアイの状態
  • 口蓋裂……口蓋(上アゴの天井部分)が正しく発育しなかったことにより、口の中と鼻腔がつながっている先天性の病気
  • 膿皮症……皮膚の常在菌が異常増殖を起こしたことで引き起こされる皮膚病
  • 毛包虫症……ニキビダニ、アカラスなどの毛包中が犬の毛包(毛根を包んでいる皮膚組織)や皮脂腺に寄生することで炎症を起こす皮膚病

 

挙げだすときりがないので、このぐらいにしておきますが…。つまり何が言いたいのかといえば、フレンチブルドッグは呼吸器のトラブル、のトラブル、のトラブル、皮膚のトラブルがとても多い犬種なんですね。

 

当然のことながら、病気にかかれば治療にはかなりのコストがかかります。となると、犬に関する費用をできるだけケチりたい人に、フレンチブルドッグの飼育は向かない、ということになるでしょうか。

 

しかし、これだけ病気にかかるリスクが高いことを承知のうえで、それでも飼いたい人が多いのは紛れもない事実。それだけフレンチブルドッグは魅力的な犬種なのでしょう。

 

>『フレンチブルドッグの体調不良と血液検査|低アルブミン改善の決め手は腸の温活

 

 

フレンチブルドッグを長生きさせるコツ電気代をケチらずにエアコンをフル稼働させる

 

フレンチブルドッグは、とてつもなく体温調節が苦手です。暑いときに犬はパンティング(舌をだらりとさせてハァハァと呼吸をする)をすることで体温を下げますが、フレンチブルドッグの短い鼻腔では、パンティングしてもあまり効果が発揮されません。

 

そこで必要になるのが、エアコンを使った室温の調節です。暑くなったらエアコンをつけるのは当たり前…、と思われるかもしれません。しかし、レンチブルドッグの場合は人間がまだあまり暑いと感じていない時期からの空調管理が必要です。

 

ここを怠ると、飼い主がまだそれほど暑いと感じていない時期に、予想外の熱中症を引き起こすことがあります。熱中症は単なる暑さ負けではなく、命にかかわる危険な状態!これを防ぐには、早い時期から24時間体制で室温管理を徹底しなければなりません。

 

そうなんです。つまり、フレンチブルドッグの健康を考えてエアコンを稼働させると、けっこうな電気代がかかることになるんですね。

 

昨今は異常気象によって日本の夏は例年より気温が高く、さらには気温の高い時期が長く続くというとんでもない状況にあります。電気代が高くなるのは頭の痛い問題ですが、大切な愛犬の健康を守るためには、くれぐれも電気代をケチってはいけません

 

ちなみに、少しでも電気代を節約するために扇風機でなんとかしようと考える飼い主さんもいるようです。しかし、人間のように汗をかかない犬が扇風機の風をあびたところで、体温を下げるための気化熱は期待するほどは発生しません。

 

人間と犬とでは、体温を下げるメカニズムが違います。ここを正しく理解しておかないと、大切な愛犬をまさかのタイミングで失うことになりますよ!

 

>『フレンチブルドッグの熱中症対策!安全な散歩方法とは?

 

 

フレンチブルドッグを長生きさせるコツ暑い時期の散歩には超早起きが必要

 

飼い主が気温が高いと感じる前から、エアコンでの室温調節が必要なフレンチブルドッグ。当然のことながら、散歩で外へ連れ出す時間帯にはかなり気をつかう必要があります。

 

特に夏場の散歩は要注意!なんと朝6時にはすでにアスファルトが日光で温められ、温度が上がり始めているんですね。となると、フレンチブルドッグを真夏に散歩させるには、朝5時前のできれば日の出前が最も安全ということになります。

 

そこまで早起きしなくても大丈夫…、と油断して朝6時以降に散歩をさせていたら、フレンチブルドッグの呼吸がどんどん荒くなって冷や汗をかいた、という飼い主さんのお話をうかがったことがあります。

 

ということは、気温の高い時期は散歩をさせないで、家の中だけで過ごさせていれば安心なのでしょうか。もちろん、そんなはずはありません。

 

犬にとって屋外を散歩することは、運動不足解消に加えて精神的なストレス発散のためにも必要です。とりわけ、フレンチブルドッグはのんびり屋に見えて実はかなりアクティブな犬種。屋外でしっかり発散させてやる必要があります。

 

では、日の出前の散歩は辛いので夜だけ散歩をさせるという方法はどうかといえば…。

 

真夏(6~8月)の日の入りはおおむね19時前後となりますが、いくら太陽が隠れたとはいえ、まだまだアスファルトには熱気が残っています。この熱が冷めるのを待っていると、時間的にはけっこう遅くなってしまうんですよね。

 

真夜中の散歩はフレンチブルドッグにとっては安全ですが、飼い主さんの防犯を考えると難しい面がありそうです。もちろん地域差はあると思いますが…。

 

このあたりを総合的に考えると、やはり〈超〉早起きをして散歩に連れ出すのが、一番安全ではないかと思われます。

 

>『フレンチブルドッグの暑さ対策:屋内での方法5選!

 

 

フレンチブルドッグを長生きさせるコツ毎日の皮膚ケアと歯周病のケアが必須

 

フレンチブルドッグは、皮膚病と口腔の病気にかかりやすい犬種です。そのため、毎日のケアで皮膚を清潔に保つのはもちろんのこと、歯周病にかからないよう口腔ケアもしっかり行う必要があります。

 

顔のシワと皮膚のたるんだ部分にたまった汚れをきれいに拭き取るのはもちろん、皮膚が乾燥しないようにしっかり保湿をしてあげましょう。ここを怠ると、皮膚病にかかりやすくなるので手抜きは厳禁です。

 

一度皮膚病にかかると、完治までにはかなりの時間を要することもあります。愛犬を痒みや痛みで苦しめないためにも、毎日のケアで体をきれいに保つことが大切です。

 

また、フレンチブルドッグは下アゴが上アゴよりも前に出ているアンダーショット――いわゆる受け口と呼ばれる噛み合わせがスタンダードです。この噛み合わせは歯並びが悪いことが多いため、歯に汚れがたまりやすく歯周病にかかりやすい難点があります。

 

だからこそ、毎日しっかり歯磨きをすることで、歯周病を防がなければなりません。歯周病菌はありとあらゆる臓器の不調を引き起こす原因です。大切なフレンチブルドッグを元気で長生きさせるには、歯周病ケアは最重要課題と位置づけても大げさではありません。

 

>『フレンチブルドッグ・パグの顔のしわをお手入れしないと炎症の原因に

 

 

フレンチブルドッグを長生きさせるコツ毎日の食事で腸を温めて腸内環境を良好に保つ

 

フレンチブルドッグは生まれつき腸の温度が低く下痢軟便をしがちな個体が多いのが残念な現状です。また、アレルギーが多い犬種としても知られており、毎日の食事で何を食べさせるかも、健康を維持するうえでとても重要なのは間違いありません。

 

そのため、愛犬のお腹に合う食べ物を探し求めてドッグフードを次々と変えていく、いわゆるフードジプシーになる飼い主さんは珍しくありません。しかし、結果としてその行動が、さらにフレンチブルドッグのお腹を不安定なものにしている可能性があります。

 

総合栄養食のドッグフードは、毎日同じ栄養バランスの食事を愛犬に提供できるメリットがあります。しかしその反面、愛犬の体調に合わせた食事内容の調節ができません。

 

そのような状態で下痢や軟便をしようものなら、下痢止めや抗生剤に頼りたくなることでしょう。しかし、薬は目の前の症状を一時的に止めることはできても、下痢や軟便を根本的に解決することはできないのです。

 

愛犬を健康で長生きさせたいと思ったら、腸そのものの基礎的な力を上げるしか方法はありません。生まれつき腸の温度が低いフレンチブルドッグであれば、なおのこと。そのために必要なのは、腸の冷えをしっかりとりのぞき、腸の温度を上げるような食事を続けていくことです。

 

これにより、ようやく腸内環境が善玉菌優勢に整い始め、下痢や軟便は解決の方向に進み始めるでしょう。しかし、もともと弱かった腸を良い状態にまで引き上げるのです。一朝一夕でどうにかなるほど、問題の根は浅くありません。

 

しかし、平均的な寿命があまり長いとはいえないフレンチブルドッグを本当の意味で長生きさせるには、免疫細胞のおよそ7割が集中している腸を健康な状態にすることが何よりも求められます。

 

毎日コツコツと腸の温度を上げる食事を続ける――地味に思えるかもしれませんが、これが一番愛犬を長生きさせるための近道です。

 

>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

お支払い方法:クレジット/代引き

同包物:レシピ

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下痢血便アルブミン低下

食事改善したい飼い主様が急増!

 

先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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