愛犬の歯がなんだか黒い?見て見ぬふりは後悔することになるかも…

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真っ白だったはずの愛犬の歯。気づけばなんだか黒ずんでいるような…。「まぁ、犬だしこんなものだよね」などと見て見ぬふりをしていると、近い将来後悔することになるかもしれませんよ。

 

というのも、犬の歯の黒ずみには、必ずなんらかの理由があるからです。

 

もっと早く対処しておけばよかったと後悔することのないように、まずはしっかり愛犬のお口の中をのぞいてみましょう。

犬の歯の表面の黒ずみは虫歯ではなく歯周病の可能性が高い

 

私たち人間の歯に黒ずみを見つけたとき、最初に考えるのは虫歯の可能性ではないでしょうか。しかし、犬の歯に関していえば虫歯はけっこうレアケース。というのも、犬の唾液はpHがおよそ88.5程度とアルカリ性を帯びており、虫歯菌の繁殖が困難だからです。

 

虫歯菌は酸性の環境が大好きなので、犬の口内は居心地がよくないわけですね。

 

これに対し、私たち人間の唾液はpHがだいたい6.8程度とほぼ中性寄りの弱酸性。飲食によって口の中が酸性化しやすいため、油断すると虫歯菌が活発に増殖してしまうのです。

 

では、犬の口内のpHは虫歯になりにくいので理想的かといえば、そんな都合の良い話ではありません。アルカリ性に寄った犬の口内は虫歯菌が増殖しにくいというメリットはありますが、歯周病にかかりやすいというデメリットがあります。

 

アルカリ性寄りの口内では歯垢が石灰化しやすく、あっという間に歯石に変化することで歯周病菌が増殖しやすい環境なんですね。これは、虫歯になりにくいというメリットをはるかに超えたデメリットといえるのではないでしょうか。

 

というわけで、愛犬の歯の表面がなんとなく黒ずんできたと感じたら、その原因は虫歯ではなく歯周病の可能性が高いのです。

 

原因は一目瞭然。そう、飼い主さんが愛犬の歯磨き(口内のケア)を怠ったからですね。人間の歯垢が歯石に変わるスピードはおよそ25日程度といわれていますが、犬の場合はなんと35

 

「面倒だから今日は愛犬の歯磨きをしなくていいや」とほんの数日口内ケアをさぼるだけでも、愛犬の歯周病をまねいてしまう可能性があるのです。

 

>『愛犬の歯周病は放置厳禁!心臓病・腎臓病・肝臓病を引き起こす原因に

 

 

歯石がないのに犬の歯が黒ずむとしたらエナメル質に傷がついている可能性あり

 

毎日しっかり歯磨きをしているので歯石はついていないはず。それなのに、犬の歯が黒ずんでいるとしたら、エナメル質に傷がついてしまったのかもしれません。そこに食べ物などの色素が沈着し、黒や茶に変色した可能性が考えられます。

 

エナメル質というのは、歯茎から上の部分の歯の表面を覆っている硬い組織のことです。犬の歯は一見すると強そうですが、実はそうでもありません。エナメル質に至っては人間のエナメル質の10分の1ほどの薄さしかなく、いとも簡単に傷がついてしまうのです。

 

犬の歯のエナメル質に傷がつくと、その部分は滑らかさを失ってしまうので歯垢がつきやすくなります。ここから先は言わなくてもわかりますよね。そう、あっという間に歯垢が歯石へと変わり、歯周病が進行し始めるのです。

 

現在、犬の歯もフッ素コーティングやシーラントという歯の保護材を使用することで、エナメル質の傷を保護することができる時代になりました。ただし、全身麻酔をかけておこなう施術になるため、お手軽とはいえません。

 

まずは愛犬の歯磨きを徹底し、エナメル質に傷がつかないよう、むやみに硬いオモチャやオヤツなどを噛ませ過ぎないことが大切です。

 

犬の歯の内部が黒ずんでいる場合は歯髄炎を起こしているかもしれない

 

犬の歯の黒ずみがエナメル質から透けて見えているとしたら、歯髄(歯の中心にある神経や血管)を覆っている象牙質に、なんらかの問題があるのかもしれません。

 

この場合、多くは破折(はせつ)と呼ばれる歯の折れや欠けなどが原因で歯髄炎を起こしている可能性が高いと考えられます。これは、絶対に放置してはいけない危険な状態!

 

というのも、歯の中心にある血管や神経が細菌感染によって組織の壊死が始まっているからです。要するに、歯の象牙質を染めているのは汚れではなく血液の成分なんですね。

 

神経や血管が壊死しているわけですから、当然のことながらかなりの痛みがあるため、愛犬は苦しんでいるはずです。

 

歯髄炎の恐ろしさは激痛だけではありません。そのまま何もせずに放置していると、細菌感染による炎症が歯根(歯が歯茎に埋まっている部分)にまで達し、さらにはアゴにまで広がってしまうことです。

 

するとどうなるのか。なんと、アゴの骨が破壊されはじめ、やがてはアゴの骨折を引き起こすこともあります。おまけに歯髄炎を起こしている歯が上アゴだった場合、鼻腔内に穴があき、鼻の炎症まで引き起こしてしまうこともあるのです。

 

この状態になった犬がどれほどの苦しみを味わっているのか、愛犬の歯磨きをさぼっている飼い主さんは、よくよく考えてみてください。

 

>『犬の手作りご飯は歯石がつきやすい、という大きな誤解

 

 

愛犬の口の中の衛生状態が良ければ良いほど健康に長生きできる確率が高まる

 

愛犬にいつまでも元気で長生きしてほしい――本気でそう考えるなら、お口のケアを怠ってはいけません。なぜなら、歯周病菌は歯茎から血管の内部に入り込み、全身を駆け巡って心臓、腎臓、肝臓などなど、すべての臓器に悪影響をもたらすからです。

 

ナノワンでは、常々腸の健康の大切さについてお話をさせていただいていますよね。これは、荒れてしまった腸壁をそのまま放置していると、そこから細菌等が体内に入り込み、全身の不調の原因となるからです。

 

犬の口腔内をきちんとケアすることは、腸内環境を改善することと同じくらい犬の健康長寿に必要です。

 

腸内環境の改善とお口のケアに共通しているのは、どちらも体の内部に細菌などの悪者が入り込まないようにするためのケアであること。つまり、腸のケアとお口のケアの両方をきちんと続けることが、愛犬を元気で長生きさせることにつながるのです。

 

>『犬の口が臭い!腐敗臭・アンモニア臭・うんちのにおい・甘い匂いは病気のサイン

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

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同包物:レシピ

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先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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