愛犬が夜中になると落ち着かないのはなぜ?原因は腸の可能性も…

このところ、夜になると愛犬がウロウロしてなんだか落ち着かないような…?もしも大切な愛犬にこのような変化があるなら、その原因をしっかり突き止めなければなりません。
なぜなら、「年のせいだから仕方がない」で済ませてしまうと、愛犬を必要以上に苦しめてしまうことになるからです。
また、夜中にウロウロするのとは反対に、一日を通して寝てばかりいる場合も原因を考える必要があります。これもまた「年のせい」で済ましてしまいがちですが、実は体調悪化が原因の可能性も考えられるのです。
目次
犬の腸の状態と睡眠の質は密接につながっている
愛犬の様子を見ていて、次のような変化に気づいたことはありませんか?
- 夜中にウロウロしてなかなか落ち着かない
- 寝ていたと思ったら急に起きて歩き回ることがある
- 日中ほとんどの時間を寝ている
こうした行動は、シニア期以降の犬であればそれほど珍しいとは言えません。しかし、飼い主としてはその行動の原因が老化なのか、はたまた体調不良なのかわからないと心配になることもありますよね。
実は、上記のような行動には自律神経の乱れが関係していることがあります。そして、その自律神経と深く関わっているのが「腸の状態」なのです。腸の状態と睡眠の質は無関係に思えるかもしれません。しかし、体の中では密接につながっているのです。
腸はただ単に食べ物を消化して栄養を吸収し、排泄するだけの臓器ではありません。体のリズムそのものに大きな影響を与えている、最重要と位置づけても過言ではない器官なのです。

犬が夜中に落ち着かない主な理由
あなたの愛犬が夜中に妙に落ち着きがなくなるとしたら、その理由には次のようなものが考えられます。
加齢による生活リズムの変化
老犬になると、どうしても昼夜のリズムが崩れやすくなります。それはなぜかといえば…
- 日中の運動量が足りない
- 単調な生活のせいで心と体に刺激が足りない
- 日中の留守番時間が長いせいで飼い主帰宅後に行動が活発になる
昼間に長く寝すぎてしまえば、私たち人間だって夜に目がさえてしまうことはありますよね。それと同じく、老犬だって昼間に寝てばかりいれば夜に目がさえてしまう可能性は十分に考えられるのです。
認知機能の低下
老犬が夜中に落ち着かなくなる原因の中で、飼い主さんが最も心配するのが認知機能の低下ではないでしょうか。犬も高齢になるといわゆる認知症によって次のような行動をすることがあります。
- 原因不明の夜鳴き
- 徘徊
- 長い時間落ち着かない
こうした行動は脳の衰え――認知機能の低下によって時間の感覚が鈍くなり、体内時計の調整機能に衰えが生じた結果、引き起こされていると考えられます。
感覚器官の衰え
加齢によって視力や聴力が低下し、夜の暗闇や静けさに不安を感じている可能性が考えられます。
昼間であれば、屋外にも室内にもそれなりに様々な音や気配がありますよね。車や自転車が通り過ぎる音、屋外で誰かが話す声、遠くから聞こえてくる工事の騒音、テレビの音。こうした環境音は、かつてはあって当たり前の生活を送っていたはずです。
しかし、夜間になるとそれらの音がなくなり、しんと静まり返る。そんな時に、年老いた老犬は自身の視力や聴覚の衰えを理解することができず、不安ばかりが強くなってしまうのかもしれません。
体の違和感や不調
実のところ、最も見落とされやすいのが体の違和感や不調によって夜間に落ち着きのない行動をとってしまうことです。
- 胃腸に違和感があって気持ちが悪い
- 軽い腹痛が続いている
- ガスでお腹が張っている
こうした消化器の不調は嘔吐・下痢・軟便といったわかりやすい症状が出る前から続いていることも珍しくありません。これを「年だから仕方がない」で済ませてしまったとしたら、言葉で説明できない年老いた愛犬は、ずっと辛い思いをすることになるのです。
>『犬の「腸活」基礎知識|腸の温度を上げないと腸内環境は改善しない』

腸内環境が悪いと自律神経の働きが乱れて睡眠の質が悪くなる
腸は「第二の脳」と呼ばれています。その理由は全免疫細胞の70%が腸に集中していること、独自の神経ネットワークを持っていることなどがあげられますが、中でも注目したいのは自律神経と密接に関わっていることです。
自律神経には次の二つがあります。
- 交感神経……活動時に働く
- 副交感神経……休息時に働く
体が健康な状態のとき、この二つはバランスよく働くことで「日中は活動する」「夜間は休息する」というリズムが保たれています。
ところが腸内環境が乱れてしまうと自律神経のバランスも乱れてしまい、本来であれば休息するはずの夜間に落ち着かない状態に陥ってしまうことがあるのです。
- 慢性的な下痢や軟便
- 消化不良
こうした状態が続いてしまうと体は常に炎症状態となり、そのせいで自律神経に乱れが生じてしまうのです。
年がら年中お腹の調子が悪くて、下痢や軟便ばかりしていますが夜はぐっすり眠れています…、という人はまずいません。これは犬にとっても同じことであり、腸の状態は睡眠の質に大きく影響を与えているのです。
愛犬が寝てばかりいるのは老化?それとも体調不良?
犬は老犬期に入ると活動量そのものが減ります。つまり、成犬期より長い時間を眠るようになるのはごく自然なことなんですね。そもそも犬は睡眠時間の長い生き物です。長く眠ること自体が異常というわけではありません。
しかし、あまりにも眠っている時間が長過ぎるのでは?と感じた時は、老化以外の原因も考えたほうがよいでしょう。
極端に体力が低下している
栄養が十分に吸収できていない場合、体はエネルギー不足になって活動量が減ります。食べているとつい「食べているから大丈夫」と安心してしまいがちですが、必要な栄養量が本当に足りているかを、いまいちど考えてみましょう。
老犬になったからという理由だけで低タンパク低カロリーの食事にしてしまうと、栄養不足、カロリー不足に陥ってしまいます。老犬は低タンパクというのは一昔前までの常識。いまは人間のお年寄りもしっかりタンパク質を摂取することが推奨されていますよね。
消化器の不調
胃腸の調子が悪い老犬には次のような行動がみられることがあります。
- 元気がない
- 動きたがらない
- 寝ている時間が増える
特に慢性的な下痢や軟便が続いている犬は、アルブミンの数値が低下していることも珍しくありません。低アルブミンということは、体が栄養をしっかり利用できていないことの表れです。老犬だからで済ませずに、しっかり腸内環境を整えてあげましょう。
>『現代の犬に最も多い下痢とアルブミン低下の原因は腸の冷え!』

行動や体調の変化を「老化」の一言で片付けないで!
夜になるとなかなか落ち着かない、あるいは睡眠時間が極端に長くなったと感じたら、年齢のせいで片付ける前に以下の事柄を確認してください。
便の状態
軟便が続いていませんか?下痢を繰り返していませんか?便の量が以前より減っていませんか?こうした変化は腸の機能低下を表すサインです。
食欲
食欲は安定していますか?老犬になっても腸の状態に問題のない健康な犬はしっかり食べることができます。
体重
体重の増減は健康のバロメータの一つです。もしも体重が減少傾向にあるとしたら、栄養の吸収に問題が生じているのかもしれません。
行動の変化
突然夜中にウロウロするようになった、急に落ち着きがなくなる、昼夜が逆転。こうした変化が唐突に現れた場合は、体調になんらかの異変が起きている可能性があります。
>『犬の腸内環境が悪化すると食欲が低下してしまうのはなぜ?』
睡眠と腸の状態は犬の健康を表すバロメータ
老犬に限らずですが、犬の健康状態は日常の変化にしっかりと現れるものです。
- 食欲
- 便の状態
- 睡眠
- 行動
なにか今までと違う行動がみられた時、「年齢だから仕方がない」と決めつけずに原因をしっかり考えることが、愛犬の快適な生活を守るのです。
>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる』
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
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