犬の「腸活」基礎知識|腸の温度を上げないと腸内環境は改善しない
愛犬の腸内環境は、健康長寿に直結しています。そう思うからこそ、食事にヨーグルトを取り入れたてみたり、乳酸菌サプリを与えたりする飼い主さんは少なくないわけですが…。
乳酸菌サプリやヨーグルトを食べさせているのに、愛犬の便の調子が思ったほど改善しない――。こんなお悩みは珍しいことではありません。
「評判が良かったからこのサプリを使ってみたのに…」と騙された気分になるかもしれませんが、果たしてサプリの問題なのでしょうか。
もしかしたら、腸が冷えたままで温度を上げられていないことが、腸内環境改善を妨げている原因かもしれません。
目次
腸が冷えたままでは乳酸菌を摂取しても腸内環境は改善されない
愛犬の腸内環境を改善させる――。これはすなわち、腸内細菌を善玉菌優勢の環境に整えることを意味しています。
犬の理想的な腸内細菌のバランスは【善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7】。
善玉菌と悪玉菌の割合だけを見ると「なんだ、この程度の違いでいいの?」とお思われるかもしれません。しかし、大勢を占める日和見菌が優勢な側に引っ張られることを考えると、思ったより【善玉菌2:悪玉菌1】の割合には、重要な意味があるのです。
「だから、善玉菌が優勢になるように乳酸菌サプリを与えているのに…」と思われるかもしれませんが、大切なことを見落としてはいないでしょうか。
善玉菌は高めの腸の温度を好むため、腸の温度が低いと活発に働くことができません。
すなわち、いくら乳酸菌サプリを摂取したところで、腸が冷えたままでは悪玉菌優勢の環境に変わりはないのです。
>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる』
ただ温かいだけの食べ物では犬の腸を温めることはできない
では、どうすれば犬の腸を内側から温めることができるのでしょうか。
真っ先に思い浮かぶとしたら、「温かい食べ物」ですよね。この考え方は間違ってはいませんが、単純に温かいというだけでは効果が長続きしません。
大切なのは、腸を温める時間ができるだけ長く続くことです。そのために必要な食事の要素は「温かくてとろみのある液体」と「食物繊維」がカギとなるでしょう。
サラサラの水分に比べて粘性のあるトロトロの液体は腸壁にへばりつきやすく、より長く腸内を温める効果が期待できます。
また、食物繊維は善玉菌のエサとなるため、善玉菌の増殖+乳酸菌生産物質を作り出す手助けとなってくれるわけですね。
このように、腸の冷えを取り除いて温度を上げる地道な食事を続けることこそが、本当の意味で愛犬の腸内環境を改善してくれるのです。お湯をかけたり、スーパーで葛を買って作ってあげれば万事解決!となるほど単純ではありません。その理由をご相談のお電話でしっかりご説明しているので、長く継続し愛犬の健康を安心して見守ることが出来ているのだと思います。
腸内環境が改善し栄養の吸収力が高まった犬の事例
ナノワンで愛犬の便秘を改善させた長野県在住のKさんから、その後の経過として興味深い報告をいただきましたのでご紹介します。
Kさんの愛犬である13歳のミニチュアシュナウザーは、ほど良いウンチをする回数が大幅に増えたのですが、それに比例して体重が増加したのだとか。しかし、体型に大きな変化はみられていません。
そもそもKさんのワンちゃんは、後ろ右足の仙腸関節炎でびっこをひくことが多かったため、悪化させないよう肥満にならないように注意していたそうです。
そのため体重増加には肝を冷やしたそうですが、悪化どころか症状はかなり改善し、いまでは歩くのに支障がなくなったのだとか。
ごはんの量は変えていないのに、なぜ体重が増加したのでしょうか。
おそらく腸内環境が大幅に改善したことで栄養の吸収率が高まり、筋肉量が増加したと考えられます。その結果、体型はほとんど変わっていなのに体重は増加し、筋肉量が増えたことで歩く力が戻ってきたのではないでしょうか。
子犬から老犬まで腸の健康が楽しい毎日をサポートしてくれる
腸内環境が整っていないと、食べ物の消化吸収に影響を及ぼしてしまう――。理屈はわかっていても、実感としてはなかなか伴わないことが多いですよね。
しかし、子犬から老犬まで、犬の一生において腸の状態はまごうことなき健康のバロメータです。
子犬の飼い主さんは今後の子犬の健やかな成長のために。
成犬の飼い主さんは愛犬の健康長寿のために。
老犬の飼い主さんは最期の瞬間まで愛犬の毎日を穏やかなものにするために。
冷えを取り除いて腸を温める食事こそが、愛犬の毎日を豊かにしてくれます。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
商品紹介
現時点で食欲が全くない場合は、こちらのトライアルでお試しください。
トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。
原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D
原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
消費量:小型犬で約4~5回分(目安)
お支払い方法:クレジット/代引き
同包物:レシピ
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アルブミン低下・繰り返す下痢・血便・軟便・嘔吐など、お気軽にお聞かせください。ご相談内容に合わせてこれまで5,000頭以上のワンちゃん達から培った私自身の体験、知識を交えて知り得る限りのアドバイスをさせていただきます。
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先ずは、下痢を止めてはいけない理由、
肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。
・なぜ、薬で腸が冷えるのか?
・なぜ、腸を温める必要があるのか?
・なぜ、トロトロスープが良いのか?
・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説
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