愛犬のオモチャやヌイグルミは雑菌だらけ!洗い方を知っておこう

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愛犬のオモチャヌイグルミは、定期的に洗っていますか?まったく洗っていなかったとしたら、そのオモチャやヌイグルミは間違いなく雑菌まみれです。

 

考えてもみてください。愛犬が楽しそうにオモチャやヌイグルミで遊ぶとき、必ずといってよいほどカミカミペロペロしていますよね。時にはヨダレでベチョベチョになっていることもあるはずです。

 

そのオモチャやヌイグルミをそのままにしておけば、雑菌だらけになるのは当たり前。というわけで、今回はオモチャやヌイグルミの簡単で安全な洗い方を解説します。

愛犬のオモチャはきれいにしたいけど、石油系の洗剤で洗いたくない!

 

愛犬のオモチャやヌイグルミは、洗って清潔さを保ちたい。でも、愛犬の口に入るものだから、石油系の洗剤では洗いたくない…。そんなジレンマを抱えた飼い主さんもいらっしゃることでしょう。

 

犬のオモチャやヌイグルミは、合成洗剤や漂白剤を使って洗えば、汚れは落とせるし除菌効果も期待できます。しかし、愛犬の口に入るものだからこそ、洗剤や漂白剤の成分が完全にすすぎきれなかったらどうしよう、と不安にもなりますよね。

 

となると、水洗いだけしていれば安心なのかもしれませんが、実際のところは汚れや雑菌が水洗いだけできちんと落とせるとは思えません。

 

愛犬がなめたり噛んだりするものに雑菌がウヨウヨ繁殖しているのはイヤだけど、石油系合成界面活性剤や合成香料などが、愛犬の体内に入ってしまうのも避けたいような…。

 

……となると、残された選択肢は主に次の3つです。

 

  1. ペット用品の専用洗剤
  2. 合成界面活性剤が使われていない洗浄成分(純石鹸・重曹・クエン酸・有用微生物群EMなど)
  3. 熱湯消毒

 

1.のペット用品専用の洗剤には、合成界面活性剤が使われているものと、自然派の洗浄成分が使われているものがあります。絶対的に成分にこだわるのであれば、使用されている洗浄成分までしっかり確認してからどれにするかを選びましょう。

 

2.の洗浄成分は、ペット用品専用の洗剤の中でも自然派とされているものの洗浄成分として使われています。合成界面活性剤使用のものに比べて自然派タイプは値段が高くなりますが、安全性を第一に考えるのであれば、こちらを選択するとよいでしょう。

 

とはいえ――。

 

2.の合成界面活性剤が使われていない洗浄成分を使って、自作する洗浄液が一番リーズナブルなのは間違いありません。というわけで、次章からは安全な洗浄液の作り方と洗い方をご紹介します。

 

>『寂しい愛犬はストレスまみれ!スマホに夢中の飼い主は気づいてほしい

 

 

ペット用品を洗うのに使い勝手がよいのは純石鹸・重曹・クエン酸・セスキ炭酸ソーダ

 

いわゆる合成界面活性剤を使わずに愛犬のオモチャやヌイグルミを洗うとしたら、使い勝手がよいのは次の4種類です。

 

  • 純石鹸 …… 原材料は合成界面活性剤不使用で、脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどの石けん素地のみで作られている。
  • 重曹 …… 炭酸水素ナトリウムのことで、弱アルカリ性の白い粉末。
  • クエン酸 …… 柑橘類などに含まれている有機化合物のことで、弱酸性の白い粉末。
  • セスキ炭酸ソーダ …… 重曹と炭酸ソーダの中間の性質を持つ弱アルカリ性の白い粉末。(重曹よりアルカリ性が強い)

 

純石鹸はいろいろな種類が市販されていますので、しっかり成分を確認してから使うようにしましょう。純石鹸を手作りすることもできますが、油脂と水分を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)で中和するなどの工程があり、家庭で気軽にとはいえません。

 

そこで、今回は本当に家庭で気軽にできる重曹を使った洗い方をご紹介します。

 

重曹水を使った犬のオモチャやヌイグルミの丸洗い

 

水洗いできるオモチャやヌイグルミは、ざぶざぶ洗ってしっかりすすぐのが一番です。このざぶざぶ洗う工程でおすすめしたいのは、重曹を溶かした重曹水

 

セスキ炭酸ソーダは重曹よりアルカリ性が強いので、ざぶざぶ洗いより拭き掃除などに向いています。水洗いには食用の重曹を使いましょう。掃除用の重曹でもいいですが、より安全性をきすなら食用がおすすめです。

 

  1. 水1リットルに対して食用の重曹を65g(大さじ4杯)溶かす。
  2. 重曹水に20分程度漬け置きする。(汚れがひどいときは30分~1時間
  3. 漬け置き後はしっかり流水ですすぐ。
  4. しっかり乾かす

 

ところで、なぜ重曹で汚れがきれいに落ちると思いますか?比較的よくみられる解説に、汚れの多くは酸性なので重曹のアルカリ性が反応して中和するから、とありますが、この説明だけではちょっと足りません。

 

酸性の汚れを重曹のアルカリ性で中和するという部分は、確かにその通り。しかし、重曹が汚れを落とすメカニズムは、実はその先にあるんですね。

 

重曹を使った洗浄の工程を簡単に説明すると、水と混ざった重曹は弱アルカリ性を示し水酸化物イオンを生じさせます。この水酸化物イオンが汚れに含まれている脂肪と反応して加水分解し、グリセリンと脂肪酸のナトリウム塩に分解します。

 

この状態を鹸化(けんか)というのですが、脂肪酸のナトリウム塩というのは、まさしく石鹸の主成分のことなんですね。つまり、加水分解によって生じた石鹸成分によって、汚れが落とせるわけです。

 

しかも、雑菌が増殖する原因のタンパク質汚れは、弱アルカリ性を帯びた重曹水によってタンパク質が加水分解されます。

 

重曹を溶かした水で本当にきれいにできるの?と懐疑的な飼い主さんもいらっしゃるとは思いますが、重曹水で犬のオモチャやヌイグルミは、本当に安全に洗浄できるのです。

 

>『愛犬の体にマダニを発見!むしり取るのは絶対にダメ!

 

 

ピーピー鳴る笛入りのオモチャの洗い方

 

プーピーと音が鳴る笛入りのオモチャは、丸洗いすると笛の中に水が入って鳴らなくなってしまうことがあります。さらには笛の中に入った水に雑菌が繁殖してしまう可能性も。

 

そこで、笛入りのオモチャを洗うときはあらかじめ笛の部分をしっかり指で押さえ、水が入らないようにしたうえで洗う必要があります。

 

ただし、あまりザブザブ洗うことは難しいので、ざっと水洗いしたあとは重曹水をしぼったタオルでしっかり拭き上げてください。そのうえで、もう一度笛の部分をしっかり指で押さえて水ですすいでから、しっかり乾燥させます。

 

この洗い方だと重曹のアルカリが残ってしまうのでは?と心配な場合は、クエン酸を溶かした水で仕上げに拭き上げると、アルカリが中和されてより安心です。

 

クエン酸には除菌効果がありますので、オモチャやヌイグルミだけではなく、様々な犬用品の除菌に使うことができます。

 

コットンロープは煮沸消毒が簡単で一番安全

 

犬のオモチャの定番ともいえるコットンロープは、重曹水で洗う手間暇をかけるより、煮沸消毒してしまうのが一番簡単で安全です。

 

まずはコットンロープの汚れをざっと水洗いで落としたら、熱湯でしっかり消毒しましょう。

 

  • やかんでお湯を沸かして満遍なくコットンロープにかける
  • 鍋にお湯を沸かしてコットンロープを煮る

 

どちらの方法でもOKなので、コットン100%のロープは熱湯で煮沸消毒するのが一番簡単で安全です。

 

>『犬へのしつけはいつからすればいい?教える順番についても解説

 

 

新しいオモチャやヌイグルミに交換する見極めも大事

 

愛犬があまりにも気に入っているからと、古くなったオモチャやヌイグルミをずっととっておくこともありますよね。

 

しかし、古くなったオモチャやヌイグルミは欠けやほころびなどが生じやすく、その欠片を愛犬が飲み込んでしまうこともあります。

 

どんなに愛犬が気に入っていたとしても、やはり安全が一番。古いオモチャやヌイグルミを廃棄し、新しい物に交換する見極めは、飼い主の大切な仕事の一つです。

 

>『愛犬を大切な家族の一員にする為の絶対条件とは?ここに大きな秘が・・・

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

これまでに6,000人以上の飼い主様からご相談をいただき、現在も日々ご相談をお受けしています。下痢・軟便・アルブミン低下など、繰り返す不調の多くは「原因の見極め」で方向性が変わります。ご相談はすべて、坂田が直接対応しています。今の状態を一緒に整理し、今日からできる具体的な対策をお伝えしています。

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