愛犬が下痢しやすいのは体質のせい?下痢がちな犬の腸に共通する特徴

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うちの犬はもともとお腹が弱いタイプだから

うちの子は環境が変わるとすぐ下痢をするナーバスな性格なので

 

こんなふうに、しょっちゅう下痢や軟便をする愛犬について、これは体質(あるいは気質)だから仕方がない、とあきらめている飼い主さんは少なくありません。

 

しかし、下痢や軟便をしがちな犬の腸には、共通する特徴が見られることが多いのです。というわけで、今回は下痢や軟便をしやすい犬の腸に共通する特徴を解説していきます。

下痢や軟便を繰り返す犬の腸は根本的な機能が弱っている!

 

愛犬が軟便や下痢をしている時、飼い主さんはどうしても「これのせいだ!」という明確な原因を探したくなるものです。

 

  • ドッグフードを食べさせ過ぎてしまったかもしれない
  • おやつをあげ過ぎてしまったかもしれない
  • 何かを誤食したかもしれない
  • 一時的なストレスのせいだろう

 

もちろん、実際に上記のようなことが原因で、下痢や軟便をすることはあります。いわゆる急性の下痢ですね。しかし、何度も下痢や軟便を繰り返している犬の場合、腸が本来であれば持っているはずの「機能そのもの」が低下しているケースが少なくないのです。

 

つまり、下痢や軟便を繰り返している犬は、腸そのものが根本的に弱っているのではないか?と考えるべきなんですよね。

 

そんな腸には次のような大切な役割があります。

 

  • 食べたものを消化して栄養を吸収する
  • 体に不要なものを排出する
  • 病原菌や異物など有害物質の侵入を防ぐ
  • 脳と連携してホルモン・免疫・自律神経を調整する

 

そうなんです。下痢や軟便をしがちな犬は、全身の健康と密接につながっている腸の機能そのものが正常に働いていない可能性が高いわけですね。

 

だからこそ、「体質だから仕方がない」「生まれつきだから仕方がない」で済ませてはいけないのです。

 

>『愛犬の下痢が治らない!下痢のメカニズムを知ってから原因を考えよう

 

 

下痢や軟便をしがちな犬の腸にみられる特徴

 

下痢や軟便を繰り返している犬の腸には、次のような3つの特徴があります。

 

3つの特徴はすべて相互に関連しているので、下痢や軟便をしがちな犬の腸には3つの特徴すべてが確認できることがほとんどです。

 

特徴①腸内環境が善玉菌優勢の良好な状態を保つことができない

下痢や軟便を繰り返す犬に最も多く見られる特徴は、腸内環境が不安定なことです。健康な犬の腸内では、善玉菌・悪玉菌・日和見菌がバランスをちょうど良く保ちながら共存しています。これがいわゆる理想的な腸内環境、というわけですね。

 

ところが、この善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスがなんらかの原因で崩れてしまうと、腸内は刺激に弱い不安定な状態に陥ってしまいます。

 

この不安定な状態がすぐに解消し、再び善玉菌優勢に戻れば体調を整えることは、それほど難しいことではありません。しかし不安定な状態が長引けば長引くほど、腸内環境はどんどん悪い方へと傾いていきます。そして、やがて簡単には良い状態へ引き戻すことができなくなるでしょう。

 

その状態のまま放置していると、いつの間にかちょっとやそっとでは腸内環境が改善できなくなります。こうなるともう、少し食事内容を変えた程度の刺激であっても、下痢や軟便を引き起こしてしまうことも珍しくなくなるのです。

 

あわてて整腸剤や下痢止めを飲ませたところで焼け石に水。腸の粘膜に起きた炎症や傷をきちんと修復して良い状態にまで引き上げるには、まずは腸の機能を根本から立て直すことから始めなければいけません。

 

なぜなら、下痢や軟便を繰り返してしまうほど腸の機能が低下しているということは、間違いなく腸の温度が下がっているからです。

 

整腸剤や下痢止めで付け焼刃的にどうにかしようとする前に、まずは腸の冷えを取り除いて腸の温度を上昇させることが先決。そうしなければ、実際のところ腸の機能回復のスタートラインにすら立つことはできないのです。

 

特徴②腸のバリア機能が低下している

犬の腸の内側は「腸粘膜」と呼ばれる薄い層で覆われています。この腸粘膜が粘液を分泌して外部からの刺激・病原菌・毒素といった体にとって異物となるものの侵入を防いでくれているわけですね。これがいわゆる「腸のバリア機能」です。

 

下痢や軟便をしがちな犬は、この大切な腸のバリア機能が低下していることが珍しくありません。

 

腸のバリア機能が低下していると、次のような不都合が体に生じることになります。

 

  • 未消化の食べ物が常に腸を刺激してしまう。
  • 本来なら体に侵入するはずのない物質が体内に入り込んでしまう。

 

上記のような状態が続けば、腸の粘膜に起きた炎症は回復するどころか、どんどん悪化していくことになるでしょう。

 

腸の内部がきちんと働くことのできない状態になっているわけですから、栄養をきちんと吸収することはできなくなり、水分の調節機能もおかしくなるので下痢や軟便をしてしまうのは必然なのです。

 

特徴③腸が冷えていて血流状態が悪い

下痢や軟便をしがちな犬の腸は、ほぼ例外なく腸が冷えています。腸が冷えていると犬の体は次のような状態に陥ります。

 

  • 低い温度帯を好む悪玉菌が増殖して毒素などが産生される。
  • 血流が悪くなるので消化吸収の能力が低下する。
  • 消化酵素の働きが悪くなる。

 

見れば見るほど、良いことは一つもありませんよね。体内に毒素が増えて、消化も吸収もろくにできなくなる。まさに健康長寿とは真逆の道へとガンガン突き進んでいくことになるでしょう。想像するだけでゾッとします。

 

犬の腸の冷えの原因は、冷たいものを食べすぎたり冷房によって体が冷えることでも起こります。しかし、本来高い温度を保てていた腸がなんらかの原因で突発的に冷えてしまったならまだしも、もしも生まれつき腸の温度が低いとしたら――

 

そうした犬の腸を根本的に立て直すには、より時間をかけなければなりません。毎日の食事でしっかり腸を温めて腸内環境の改善をはかり、傷ついてヨレヨレになってしまった腸の修復を促す必要があるのです。

 

この薬を飲ませたら長年続いていた軟便や下痢が一発で治り、二度と下痢をすることはなくなった――などという魔法の薬はありません。地味に見えても一歩ずつお腹の調子を取り戻していくことが、遠回りなように見えても、実は一番の近道なのです。

 

>『愛犬の下痢を薬で止め続けても根本的解決にならない。要注意

 

 

下痢や軟便をしがちな犬は少しの変化で体調を崩しやすい

 

下痢や軟便をしがちな犬は、健康な犬に比べて少しの変化で体調を崩すことがあります。たとえば、食事内容の変更や気温・湿度の変化、あるいは生活環境やなんらかのストレスなどが体調に影響を与えてしまうことがままあるのです。

 

なぜなら、前項で解説した「腸内環境」「腸のバリア機能」「腸の冷え」が原因で、腸が余裕をもっていろいろなことに対応できなくなっているからです。

 

犬の腸には免疫細胞の約7割が集中していることもあり、実はいろいろな変化に対応してくれているがんばり屋さんの臓器でもあるわけですね。

 

下痢や軟便は愛犬の体が「このままでは大変なことになりますよ!」と伝えてきているSOSのサインなんです。だからこそ、「体質だから仕方がない」「この子は神経質だから」などと片付けず、しっかり受け止めて対応する必要があります。

 

愛犬の腸を守ることは、愛犬の生涯をまるごと守ることに直結しているのです。

 

>『現代の犬に最も多い下痢とアルブミン低下の原因は腸の冷え!

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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