香川県高松市|4歳トイプードルの下痢・粘膜便相談|IBDと言われ八方塞がりになった飼い主様にお伝えしたこと

目次
香川県高松市|病名や食事制限で追い込まれる前に、まず「食欲・元気・便の意味」を整理することが大切です
今回は、香川県高松市にお住まいの飼い主様からいただいた無料相談についてお話しします。
ワンちゃんは、4歳のトイプードルです。
今回のご相談は、これまでの下痢相談の中でも、飼い主様がかなり精神的に追い込まれている印象を受けた内容でした。
半年前に細菌性腸疾患のような診断を受け、そこから4ヶ月ほど抗生物質を飲み続けていたそうです。その後、抗生物質が終わった頃から下痢が始まり、さらに下痢が続くため、また抗生物質を続けるという流れになっていました。
一時的には良くなるものの、また下痢を繰り返す。
その後、下痢の原因はアレルギーではないかということで、アレルギー検査を受けられたそうです。しかし、検査ではアレルゲンとなるものが一つも出なかったとのことでした。
そこで今度は、病院から指定されたドッグフードを食べるように言われたそうです。ところが、もともとこの子は手作り食を食べていた子でした。指定されたドッグフードに変えたところ、さらに下痢がひどくなったとのことでした。
そして最終的に、「IBDではないか」「これ以上下痢が続くならステロイドしかない」という話になり、飼い主様は完全に八方塞がりのような状態になってしまっていました。
お電話でお話ししていても、声がところどころ震えているように感じました。
私はまず、「一度、頭の中を整理しましょう」とお伝えしました。
IBDという言葉、アレルギー検査、指定フード、抗生物質、ステロイド。いろいろな情報が重なりすぎて、飼い主様の頭の中がパニックになっていたからです。
今回の子には、食欲があります。元気もあります。散歩にも行けます。人の食べ物にも反応します。
それであれば、まず見るべきは、病名に振り回されることではなく、今この子に食欲があること、元気があること、そして便がなぜそのような形で出ているのかを理解することです。
この記事では、香川県高松市の4歳トイプードルのご相談を通して、抗生物質後の下痢、粘膜便、IBDと言われた不安、食事制限で追い込まれた時に整理したいポイントについてお伝えします。
今回の相談内容|香川県高松市の4歳トイプードル、抗生物質後に下痢を繰り返す状態
今回のご相談は、香川県高松市の飼い主様からでした。
ワンちゃんは4歳のトイプードルです。
半年前に、細菌性腸疾患のような診断を受けたそうです。そこから4ヶ月ほど抗生物質を飲み続けていたとのことでした。
飼い主様も、なぜ4ヶ月も抗生物質を飲まなければいけないのかという疑問はあったそうです。それでも、病院の先生に言われた通りに続けてこられました。
ところが、抗生物質が終わってから下痢が始まったそうです。
下痢が続くため、さらに抗生物質を飲むことになりました。一時的には良くなるように見えても、結局また下痢を繰り返す状態が続いていました。
ここまでは、下痢のご相談としては比較的よくある流れでもあります。
ただ、今回のご相談で飼い主様が強く追い込まれていたのは、その後の流れでした。
下痢の原因がアレルギーではないかということで、アレルギー検査を受けられました。しかし、検査ではアレルゲンとなるものが一つも出なかったそうです。
一般的には、アレルギー検査をすると、「これは避けた方がよい」「これは反応が出ている」というものがいくつか出ることがあります。その結果、何を食べさせたらよいのか分からなくなるケースもあります。
しかし今回は、逆に何も出なかったとのことでした。
その後、病院から指定されたドッグフードを食べるように言われ、もともと食べていた手作り食からドッグフードに変更されました。
ところが、そのドッグフードを食べ始めてから、さらに下痢がひどくなったそうです。
そして最終的に、IBDではないか、これ以上下痢が続くならステロイド治療しかないという話になり、飼い主様はどうしたらいいのか分からない状態になってしまっていました。
飼い主様が不安に感じていたこと|食べ物も薬も病名も、何を信じればいいのか分からない
今回の飼い主様が一番不安に感じていたのは、何を信じればよいのか分からなくなっていたことです。
・抗生物質を長く飲んだ。
・それでも下痢が続いた。
・アレルギー検査をした。
・でも何も出なかった。
・指定されたドッグフードに変えた。
・すると余計に下痢がひどくなった。
・今度はIBDではないかと言われた。
・最後はステロイドしかないような話になった。
これでは、飼い主様が混乱するのも無理はありません。
特に、もともとこの子は手作り食を食べていた子でした。飼い主様としては、食事にも気をつけてこられたと思います。
しかし病院から、今までの食事ではなく指定されたドッグフードを食べるように言われた。そして、それ以外は難しいような話になった。
飼い主様としては、先生から言われている以上、それに従うしかないと思われたのだと思います。
しかし実際には、そのドッグフードを食べてから下痢がひどくなった。そうなると、今度は「何を食べさせたらいいのか」「何が正しいのか」が分からなくなります。
お電話でお話ししていても、飼い主様の声にはかなり不安が出ていました。
私はまず、頭の中を一度整理しましょうとお伝えしました。
今まで聞いてきた病名や検査結果、食事制限の話を、一旦横に置いて考える必要があると思ったからです。
数値・便・食欲・薬の状況|前半は形があり、後半に粘膜便が出る状態
今回の子は、散歩に行く元気はあります。
ただ、散歩に行くたびに便が出る。そして最近では、最初のうちは形のある便が出るものの、後半は粘液混じりの粘膜便が出る状態になっているとのことでした。
この便の出方には、理由があります。
私は飼い主様に、なぜ前半は形のある便が出て、後半に粘膜便が出るのかを説明しました。
私の見方では、後半に粘膜便が出るということは、腸の疲れや排泄困難が関係していることがあります。本来、粘膜と一緒に出てくるはずの便が、腸の中に残ってしまっている。便として出るべきものが途中でとどまり、粘膜だけが後から出てきているような状態です。
つまり、粘膜便そのものだけを見るのではなく、なぜその粘膜が残って出てきているのかを見る必要があります。
また、目やにについても確認しました。すると、目やにがドロドロ出ているとのことでした。
私は、目やにを排泄のサインとして見ることがあります。お尻からうまく出せない時、体は別の出口から出そうとします。その一つが目やにです。
今回の子は、便の出方、粘膜便、目やにの状態から見ても、排泄がうまくいっていない可能性が高いと感じました。
一方で、食欲について確認すると、実際には食欲はあると感じました。
ドッグフードは受け付けにくくなっていても、ご家族が食事をしている時には足元に来て、何か欲しそうにするとのことでした。
これは、食欲がないのではありません。
指定されたフードを本能的に受け付けていないだけではないかと私は感じました。
食欲がある。元気もある。散歩にも行ける。
この2つがある以上、私はまずそこを守り、伸ばしていくことが大切だとお伝えしました。
坂田がまず整理したポイント|IBDという言葉よりも、今ある食欲と元気を見る
今回、私がまず整理したのは、IBDという言葉に振り回されすぎないことです。
もちろん、IBDという病気や診断を軽く見てよいという意味ではありません。病院での検査や診断、治療方針は大切です。
ただ、今回の飼い主様は、その言葉にかなり敏感になっていました。
・IBDと言われた。
・原因が分からない。
・ステロイドしかないと言われた。
・食べ物も制限された。
このような流れの中で、飼い主様の頭の中がいっぱいになっていました。
私は、「今までのことを一度全部忘れるつもりで整理しましょう」とお伝えしました。
今一番見るべきなのは、この子に食欲があるかどうか。元気があるかどうかです。
今回の子は、食欲も元気もあります。
それであれば、今やるべきことは、食べないものを無理に食べさせることではありません。もともと食べていた手作り食に戻し、しっかり食べさせ、体力をつけて、お尻からしっかり排泄させることです。
そして、下痢や粘膜便をただ怖がるのではなく、なぜその便が出ているのかを理解することです。
飼い主様は、散歩中に便をするたび、最初は形があるけれど、後半にまた緩くなるのではないかと心配しながら見ていたそうです。
私は、「今までは心配しながら見ていたと思います。でも、この子は何も悪いことをしていません」とお伝えしました。
便を出すことは、生きるために大切なことです。たとえ下痢や粘膜便であっても、体が出そうとしているのです。
だから、出したら褒めてあげてくださいとお話ししました。
なぜ「今回の記事に合わせて」飼い主様の不安を先にほどくことが大切なのか
今回の記事で一番大切なのは、飼い主様の不安を先にほどくことです。
・下痢が続く。
・検査をしても原因がはっきりしない。
・食事を制限される。
・IBDと言われる。
・ステロイドしかないように言われる。
こういったことが続くと、飼い主様はどうしても追い込まれていきます。
そして、その不安はワンちゃんにも伝わります。
飼い主様が散歩中に便を見るたびに不安になる。家で食べない姿を見るたびに落ち込む。病名や薬のことばかり考える。
その空気を、ワンちゃんは感じ取っています。
今回の子も、お母さんが心配することで、自分がお母さんを苦しめているように感じていたかもしれません。そのストレスがまた体を冷やし、さらに悪循環になることがあります。
だから私は、まず飼い主様に理解してもらうことが大切だと考えました。
・なぜ下痢や粘膜便が出ているのか。
・なぜ後半に粘膜が出るのか。
・なぜ目やにが出ているのか。
・なぜこの子は悪いことをしていないのか。
これを理解すると、便の見方が変わります。
今までは、便が緩くなるたびに「ああ、また悪くなった」と見ていたものが、「よく出したね」「頑張ったね」と褒められるようになります。
これは大きな違いです。
飼い主様が心の底から褒めるためには、なぜ褒めてよいのかを理解する必要があります。
私は飼い主様に、「うんちングスタイルをして、下痢でも粘膜便でも出したら、頭を撫でて、よく出したね、今まで知らなくてごめんね、頑張ったねと褒めてください」とお伝えしました。
すると、飼い主様は「よく分かりました」と言われました。
そこから声のトーンが明るくなり、「頑張ります」と前向きな言葉に変わっていきました。
ナノワン・リセットの考え方|しっかり食べて、出して、褒める。その繰り返しが基本です
今回のご相談でも、ナノワン・リセットの考え方についてお話ししました。
ナノワンは、単に下痢を止めるためのものではありません。
大切なのは、腸を温め、排泄できる体に向かわせることです。
今回の子は、もともと手作り食を食べていました。であれば、私は手作り食に戻してあげた方がよいと感じました。
飼い主様も、本当は手作り食がよいと思われていました。
それなら、そこを信じてくださいとお伝えしました。
犬を育てるということは、ただ飼うこととは違います。
今は、犬を飼っている方は多いですが、犬を育てている方は少ないように感じることがあります。
人間の子どもであれば、親が食べられないものを子どもに食べさせることは少ないと思います。親が食べるものを、子どもにも食べさせる。それが育てるという感覚に近いと思います。
犬も同じです。
もちろん、すべてのご家庭で手作り食ができるわけではありません。ドッグフードが必要な場合もあります。生活環境もあります。
しかし、今回の子はもともと手作り食を食べていた子です。食欲もあります。人の食事にも反応します。
それであれば、しっかり食べさせ、体力をつけ、お尻から汚いものをどんどん出させる。その上で、出したら褒める。
この繰り返しです。
ナノワン・リセットのトロトロスープは、その土台を支えるために使っていきます。
ただ食べさせるだけではなく、腸を温め、排泄を助け、自分の体を整える力を取り戻すために使っていくものです。
そして、便の写真はLINEで送っていただければ、私も一緒に見ていきます。飼い主様一人で抱え込むのではなく、二人三脚で進めていくことが大切です。
よくある、今回の記事に関しての質問Q&A
Q1. 抗生物質を飲んだ後に下痢が続くことはありますか?
抗生物質を飲んだ後に、便の状態が変わる子はいます。薬については必ず病院の先生の指示が必要ですが、下痢が続く場合は、薬だけでなく、食欲、便の出方、食事内容、腸の冷え、排泄の状態を整理することも大切です。
Q2. IBDと言われたら、もうステロイドしかないのでしょうか?
私は獣医師ではありませんので、治療方針について判断することはできません。ステロイドが必要な場合もあります。ただ、食欲や元気がある段階であれば、薬の判断とは別に、今の便の意味や食事、排泄の状態を整理することは大切だと思います。薬については必ずかかりつけの先生と相談してください。
Q3. アレルギー検査で何も出なかったのに下痢が続くことはありますか?
あります。下痢の原因はアレルギーだけではありません。腸の疲れ、冷え、排泄の滞り、食事の変化、薬の影響、ストレスなど、いろいろな要素が関係することがあります。検査で何も出なかったからこそ、体全体の状態を見ることが大切です。
Q4. 前半は形があり、後半に粘膜便が出るのはなぜですか?
私の見方では、後半に粘膜便が出る場合、便として一緒に出るはずだったものが腸の中に残り、粘膜だけが後から出てきていることがあります。これは、腸の疲れや排泄困難が関係している可能性があります。便の形だけでなく、出方を見ることが大切です。
Q5. 目やにが多いことも関係ありますか?
私は、目やには排泄が滞っているサインとして見ることがあります。お尻からうまく出せない分を、目やにとして出している可能性があります。今回の子も、目やにがドロドロ出ているというお話があり、排泄の滞りを考える一つの材料になりました。
Q6. 手作り食に戻しても大丈夫でしょうか?
その子の状態によります。今回の子はもともと手作り食を食べていたこと、食欲があること、人の食事にも反応していることから、私は手作り食に戻す方向で考えてもよいと感じました。ただし、食材や量、作り方はその子に合わせる必要があります。不安な場合は相談しながら進めることが大切です。
Q7. 下痢や粘膜便が出た時に褒めてもいいのですか?
私は、体が出そうとしている便であれば、しっかり褒めてよいと考えています。ワンちゃんは悪いことをしているわけではありません。出すことは生きるために大切なことです。飼い主様が心配するのではなく、理解して褒めることで、ワンちゃんのストレスも変わっていきます。
相談前に整理してほしい項目
今回のように、下痢や粘膜便が続き、検査や薬、食事制限で混乱している場合は、相談前にいくつか整理しておくとお話がスムーズです。
まず、いつから下痢が始まったのかを確認してください。今回のように、抗生物質を長く飲んだ後に下痢が始まったのか、食事を変えてからひどくなったのか、時系列がとても大切です。
次に、薬の経過です。抗生物質をどのくらい飲んだのか、下痢止めや整腸剤、ステロイドの話が出ているのか、現在何を飲んでいるのかを整理しておくとよいです。
便の状態も重要です。前半は形があるのか、後半に粘膜便が出るのか、血が混ざるのか、散歩中に何回出るのか。できれば便の写真を残しておくと、後からLINEで確認しやすくなります。
食事内容も整理してください。もともと手作り食だったのか、現在はドッグフードなのか、病院から指定されたものを食べているのか、食べる意欲があるのかを確認することが大切です。
食欲と元気も見てください。ドッグフードは食べないけれど、人の食事には反応する。散歩には行ける。こういった情報は非常に大切です。食欲がないのではなく、今の食事を受け付けていないだけという場合もあります。
目やにや足裏舐めなどのサインも教えてください。飼い主様からすると下痢とは関係なさそうに見えることでも、排泄の状態を考える上で参考になることがあります。
そして、飼い主様ご自身が何に一番不安を感じているのかも整理してください。病名なのか、薬なのか、食事なのか、ステロイドなのか、便なのか。そこを一緒に整理することが、無料相談ではとても大切です。
無料相談への案内|八方塞がりになる前に、今の状態を一緒に整理しましょう
今回の香川県高松市の4歳トイプードルのご相談では、飼い主様がかなり追い込まれた状態でお電話をくださいました。
・抗生物質を長く続けた。
・下痢が止まらない。
・アレルギー検査をした。
・何も出なかった。
・指定されたフードで悪化した。
・IBDと言われた。
・ステロイドしかないように言われた。
これだけのことが重なると、飼い主様が八方塞がりになるのは当然です。
しかし、今回の子には食欲がありました。元気もありました。散歩にも行けました。そこには大きな希望があります。
私は、飼い主様に「一度、全部整理しましょう」とお伝えしました。
そして、今見るべきは、病名だけではなく、食欲、元気、便の出方、目やに、排泄、そして飼い主様の不安だとお話ししました。
お話をしていくうちに、飼い主様の声は少しずつ明るくなり、「頑張ります」と言ってくださいました。
その後、すぐにナノワン・リセットのトライアルをご注文いただきました。もちろん本来は、ご家族で話し合って方向性を確認していただくことをおすすめしています。ただ、それだけ早く始めたいというお気持ちが強かったのだと思います。
大切なのは、商品を買うことではありません。
・今の状態を理解すること。
・食べる力を守ること。
・排泄を助けること。
・飼い主様が不安ではなく、理解して見守れるようになること。
無料相談では、商品の販売はしていません。今の状態を一緒に整理しながら、その子にとって何を優先して考えるべきなのかを確認していきます。
もし今、愛犬が下痢や粘膜便を繰り返している、抗生物質を続けても変わらない、IBDと言われて不安、ステロイドの話が出て迷っている、食事をどうすればいいか分からないという状態であれば、一人で悩まずご相談ください。
まずは、今起きていることを一緒に整理することから始めましょう。
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