東京都目黒区|9歳ミニチュアダックスのアルブミン低下相談|3年間ステロイドを続ける中で、先にトライアルを試された理由

目次
東京都目黒区から、9歳ミニチュアダックスの無料相談をいただきました
今回は、東京都目黒区にお住まいの飼い主様からいただいた無料相談についてお話しします。
ご相談いただいたのは、9歳のミニチュアダックスの子です。体重は約6kg。
ご相談内容は、3年前からアルブミン低下により、ステロイドを飲み続けているというものでした。
飼い主様のお悩みを一言で言うと、「できることなら、ステロイドをやめたい」ということでした。
ただし今回のご相談は、いつもの流れとは少し違いました。
普段は、まず無料相談で現在の状態や原因、食事、便、薬のことなどをお聞きし、その後に必要であればトライアルを検討される方が多いです。
しかし今回は、先にトライアルを試されてから、その後に無料相談を予約されたケースでした。
ナノワンには、状況に合わせた3つの入口があります
ナノワン・リセットでは、飼い主様の状況に合わせて、いくつかの入口を用意しています。
一つ目は、まず無料相談を予約していただき、現在の状態、原因、考え方、進め方をしっかり聞いてから考える方法です。
二つ目は、予約時間に都合が合わないけれど、今なら電話できるという場合の「今すぐ電話」のような形です。ただし、これは私が話し中だったり、発送作業中だったり、予約相談の前後だったりすることもあるため、必ず長くお話しできるとは限りません。タイミング次第になります。
三つ目は、今回のように、まずトライアルで食べるかどうかを試していただき、その後に相談する方法です。
今回の飼い主様は、お仕事などの都合もあり、なかなか相談時間を取ることが難しかったこと、そしてもう一つ、実際に食べてくれるかどうかが不安だったことから、先にトライアルを試されました。
このように、必ず最初に無料相談をしなければいけないわけではありません。
その子の状態、飼い主様の生活、時間の都合、不安の内容に合わせて選んでいただければと思っています。
先にトライアルを試された理由
今回の子は、3年間ステロイドを飲み続けている状態でした。年齢は9歳。
さらに、食欲にも少し波があるように感じられていたそうです。
そのため、飼い主様としては、「そもそも食べてくれるのかどうか」ここが気になっておられたのだと思います。
どれだけ良いものでも、食べてくれなければ始まりません。
特にアルブミン低下の子は、食欲があるかどうかが非常に大切です。
今回の飼い主様は、まずトライアルを試されました。注文データを確認すると、数日前に届いており、2日ほど食べさせてくださっていたようでした。
そして実際に出してみると、びっくりするくらい一瞬で食べてくれたそうです。喜んで食べてくれた。その反応を見て、「これなら続けられるかもしれない」と思われ、すぐに無料相談を予約してくださいました。
3年前からアルブミン低下。発症のサインはもっと前からあった可能性
この子がアルブミン低下と分かったのは、3年前とのことでした。
現在9歳ですので、6歳頃からステロイドを飲んでいることになります。
ただ、私の見方では、アルブミン低下は突然その日に始まるものではありません。数値として分かった時には、すでにその前から体の中で少しずつ変化が始まっていることが多いです。お話を伺うと、アルブミン低下が分かる半年から1年ほど前から、便がゆるくなってきていたとのことでした。
また、この子の場合は脱毛も多かったそうです。私は脱毛も、一つの排泄のサインとして見ることがあります。腸が冷えて、お尻から思うように出せない。すると体は、別の出口からいらないものを出そうとすることがあります。
目やに。
涙やけ。
足裏舐め。
皮膚。
脱毛。
こうしたものも、体の排泄がうまくいっていないサインとして見ることがあります。
そう考えると、この子の場合も、アルブミン低下と分かった3年前よりもさらに前、5歳頃から少しずつ体のサインが出ていた可能性があります。
ドッグフード中心の生活と、人の食べ物への強い反応
食事について伺うと、これまでずっとドッグフードを中心に食べてきたとのことでした。
ただ、飼い主様のお話では、人間が食べるものをとても欲しがるそうです。
朝ご飯や夜ご飯の時に、必ず横に来る。
しっぽを振って、何か欲しそうに見つめてくる。
少しだけご飯をあげると、とても喜んで食べる。
このような様子があったそうです。
私はここに、大切なヒントがあると感じました。ドッグフードを否定しているわけではありません。ただ、食欲がある子にとって、食べることは大きな力です。特に腸が冷え、排泄が滞っている子にとって、しっかり食べることは非常に大切です。
なぜなら、腸を温め直し、体の中に溜まった老廃物を排泄していくには、体力が必要だからです。
食欲がある子は、しっかり食べることが大きな強みです
私はいつも、食欲があることは最大の強みだとお伝えしています。
食べる力があるということは、まだ体が受け入れる力を持っているということです。
ただ、ここで大切なのは、栄養バランスだけを先に考えすぎないことです。もちろん栄養は大切です。しかし、腸が冷えている状態では、そもそも栄養を吸収する力も落ちていると私は考えています。
だから、まず大切なのは、出すこと。
出せる体に戻すことです。
腸を温め、排泄のリズムを整え、老廃物を外へ出せるようにしていく。
そこに一点集中していただくことが大切だと考えています。
そのためには、食べる力をうまく使う必要があります。
今回の子は、トライアルをとても喜んで食べてくれました。
これは大きなプラスです。「食べない時」は、出せていない時かもしれません。飼い主様のお話では、少し偏食のような様子もあるとのことでした。そこで詳しく聞いていくと、食べない時は、排泄がうまくいっていない時と重なっているように感じました。
これはとてもよくあることです。出せていない時に、入れようとしても入らない。人間でも、お腹が張っている時や便が出ていない時に、さらに食べようとしても苦しくなることがあります。犬も同じです。
本当はまず出す必要があるのに、飼い主様はどうしても食べさせようとします。半分残したら、もう少しだからとふりかけをかける。ジャーキーを混ぜる。
どうにかして食べさせようとする。でも、それは「入れる、入れる、入れる」になってしまいます。出すことが抜けているのです。
このリズムが続くと、体の流れはさらに乱れていきます。朝はまず散歩。出してから入れる。
今回も、私は「出してから入れる」というお話をしました。
朝起きたら、まずご飯ではなく散歩です。
外に出る。
歩く。
筋肉を使う。
草や木や土の匂いを嗅がせる。
排泄の刺激を与える。
そして、できれば朝のうんちを出す。その上で、家に帰ってからご飯を食べさせる。
この順番が大切です。
朝ご飯を食べてから外に出てうんちをするという流れは、私の考えでは逆のリズムです。
まず出す。そして入れる。
このリズムを作ることで、食欲にも変化が出てくることがあります。
今回の子も、食べる時はしっかり食べる力があります。
だからこそ、まず朝の散歩でしっかり出す刺激を作り、それから食べる流れに変えていくことをお話ししました。
手作り食を一度試してみる提案をしました
食事については、一度手作り食を試してみられてはどうですかとお話ししました。
もちろん、手作り食には手間があります。
食材を買う。
洗う。
切る。
皮をむく。
煮込む。
冷ます。
保存する。
忙しい方にとっては、簡単ではありません。ただ、人間の家族には毎日ご飯を作ります。その中で、犬の分を少し一緒に考えることができるなら、手作り食はとても良い選択肢になります。特に、腸が冷えて排泄がうまくいっていない子にとっては、温かく、やわらかく、水分を含んだ食事は大きな助けになることがあります。
ドッグフードだけで満足できず、お皿をいつまでも舐める。
人間のご飯を欲しがる。
食べたい気持ちはある。
そういう子には、手作り食で量や内容を調整しながら、しっかり食べさせる方法が合う場合があります。
飼い主様も、「やってみます」とおっしゃってくださいました。
9歳という年齢だからこそ、今できることを大切に
この子は9歳です。若い頃のように、これから10年、15年という時間を見込むのは簡単ではないかもしれません。でも、9年間一緒に過ごしてきた子です。飼い主様にとっては、家族そのものです。
だからこそ、「1日でも長く、楽に過ごさせてあげたい」というお気持ちが強くあるのだと思います。
そのために今できることは、食べる力があるうちに、しっかり体を支えていくことです。
散歩。
排泄。
食事。
腸を温めること。
毎日の観察。
そして、褒めること。
難しいことを一気にする必要はありません。
毎日の基本を整えることが大切です。
3年間続けてきたステロイドについて
今回の大きなご相談は、やはりステロイドについてでした。
この子は現在、朝1錠、夜1錠のステロイドを飲んでいるとのことでした。
その状態が、もう2年ほど続いているそうです。
アルブミン数値は、2.4~2.5あたりを行ったり来たりしながらキープしているとのことでした。
下がっても2.3くらい。一番低かった時は2.1だったそうです。ステロイドによって、ある程度数値を保っている状態です。
ただ、飼い主様としては、今後年齢を重ねていく中で、このままステロイドを続けることに不安がありました。
筋肉が落ちるのではないか。
足腰にくるのではないか。
このままで良いのか。
そのような心配をされていました。
薬については、必ず病院の先生と相談していただきます
ステロイドは非常に難しい薬です。私は獣医師ではありません。そのため、薬をどうしてください、減らしてください、やめてくださいということは一切言えません。薬の判断は、必ず病院の先生と相談していただく必要があります。
ただし、私ができるアドバイスはあります。
まず、しっかり食べること。
ナノワンのトロトロスープをきちんと作れるようになること。
毎日、お腹と足の裏を触ること。
温かさの変化を見ること。
散歩でしっかり出すこと。
便が緩くても、排泄としてしっかり出させること。
出せたら褒めること。
この積み重ねです。そうして体の状態が変わってきた時、血液検査で数値に変化が見えてくることがあります。
その時に初めて、病院の先生へ相談していただく。
「今、食事を見直して、ナノワンのスープも使いながら様子を見ています」
「便や食欲の状態も変わってきました」
「数値も少し安定しているように感じます」
「ステロイドを少し減らすことはできますか」
このように、先生へ相談していただく形が良いと思います。
まずは一点集中。食べる・出す・褒める
今回、私が一番お伝えしたのは、一点集中です。
まずはしっかり食べること。そして、朝の散歩でしっかり出すこと。
便が緩くても、下痢でも、老廃物を出そうとしているのであれば、しっかり出させること。
そして、出せたら褒めること。
「出せたね」
「頑張ったね」
「偉かったね」
そうやって笑顔で褒めてあげる。これを繰り返すことです。
手作り食に慣れない部分があれば、LINEで写真や動画を送りながら確認できます。
作り方、スープの濃さ、食材、便の状態など、分からないことはその都度聞いていただければ大丈夫です。
先に食べることを確認してからの相談だから、話が進みやすかった
今回は、すでにトライアルを食べてくれている状態でのご相談でした。
そのため、「食べるかどうか」という一番大きな不安は、すでに一つ確認できていました。
これはとても大きいです。
あとは、なぜこうなったのか。
どう考えればいいのか。
今から何を優先すればいいのか。
ステロイドについてはどう向き合えばいいのか。
食事はどうするのか。
散歩はどうするのか。
そういった話に集中できました。
飼い主様にも、考え方や進め方をしっかり理解していただけたと思います。
犬は自分の体を立て直す力を持っています
私は、犬は本来とても強い生き物だと思っています。
自分の体を守る力。
自分の中の悪いものと戦う力。
出すべきものを出そうとする力。
体を立て直そうとする力。
そういう力を持っています。
ただ、現代の犬たちは、その力を十分に発揮できない環境に置かれていることがあります。
食事。
薬。
生活習慣。
運動不足。
ストレス。
飼い主様の不安。
排泄のリズムの乱れ。
そういったものが重なることで、本来持っている力が出しにくくなることがあります。
私たち人間にできることは、病気を直接治すことではありません。
その子が本来持っている力を発揮できる環境を整えること。
食べる。
温める。
出す。
褒める。
安心させる。
この環境を作ってあげることだと思っています。
ナノワン・リセットも、その考えから生まれました。
LINEでつながり、ここからがスタートです
今回の飼い主様は、すぐにLINE登録もしてくださいました。
これで、今後の便の状態、食事の進め方、スープの作り方、食べ方の変化などを確認しながら進めることができます。
必要であれば、時間を合わせてLINE電話で改めてお話しすることもできます。
今回は、ここからが本当のスタートです。
毎日、笑顔で散歩する。
しっかり出させる。
出せたら褒める。
しっかり食べさせる。
お腹と足の裏を確認する。
便を見て、必要であれば送っていただく。
その積み重ねです。
東京都目黒区のミニチュアダックスの子から見えてきたこと
今回のご相談は、東京都目黒区にお住まいの9歳ミニチュアダックスの子でした。
3年間、アルブミン低下でステロイドを飲み続けている。
できることならステロイドをやめたい。
でも、まず本当に食べてくれるか分からない。
そのような不安から、先にトライアルを試されました。
そして、喜んで食べてくれたことで、無料相談へ進まれました。
この流れも、ナノワンの一つの使い方です。
まず相談する。
今なら電話する。
先にトライアルで食べるか試す。
どの形でも構いません。
大切なのは、その子の今を知り、飼い主様が理解して進めることです。
アルブミン低下、ステロイド、食欲、便、散歩、手作り食。
何から考えればいいか分からない方は、一人で悩まず、まずは今の状態を整理してみてください。
その子が本来持っている力を発揮できるように、今できることを一緒に考えていきましょう。


