犬の下痢は解毒作用!効かない下痢止めより腸を温める方が回復の早道
体にとって下痢は解毒作用の一つ。下痢という緊急手段を用いて、体内の有害物質や老廃物を体外に排出しようとしています。
ところが飼い主さんの多くは、愛犬が下痢をすると慌てて動物病院へ駆け込むことも。本当に非常事態なら、この判断は正しいのですが――。
多くの場合、動物病院を受診しても下痢の直接的な原因は判明しません。それなのに下痢止めや抗生物質で強制的に下痢を止めてしまうと、体が排出しようとしたものは体内に残ったまま。おまけに薬の影響で腸は冷える一方となり、腸は回復するどころか悪化の一途をたどることも…。
目次
愛犬が下痢をしたら、まずは緊急事態かどうかの見極めが大切
愛犬が軟便・下痢・血便などの通常とは違う便をするようになったら、まずは落ち着いて状況をしっかり把握しましょう。
・ぐったりして元気がない。
・体をまるめたままじっとして動こうとしない。
・体(特に腹部)を触られると嫌がる。
・下痢だけではなく嘔吐もしている。
・悪臭を伴う泥水のように真っ黒な水下痢。
・トマトジュースのように真っ赤な水下痢。
・このところ体重がどんどん減っている。
上記のような症状に一つでも該当する場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。胃捻転、異物誤飲、腸閉塞、パルボウィルス感染症、膵炎、腫瘍などの可能性があり、急激に悪化した場合は命を落とすかもしれません。
しかし下痢はしているものの元気はあり、食欲にも変化は見られない――こういった場合は少し様子見をしても大丈夫です。「食べさせ過ぎた」「フードやオヤツの種類を変えた」「精神的にストレスになりそうなことがあった」等、ここ数日の間に下痢をする原因がなかったか、しっかり思い返してみましょう。
下痢を出し切らせて解毒を促し、腸を温めて腸内環境を改善させる
愛犬の様子が下痢をしていること以外はいつもと変わらない場合は、しっかり下痢をさせ、体内の悪いものを最後まで出し切らせてあげましょう。同時に下痢による脱水を防ぎつつ、腸の力を回復させるための食事が必要です。
下痢をしている犬の腸は、腸内環境が悪化しているため悪玉菌優勢。低温下で優勢になる悪玉菌好みの温度に腸は冷えきっているはずです。となると、腸を温めて冷えを改善しない限り、犬の腸は元気を取り戻すことができません。
愛犬の下痢に悩んだら知ってほしいことがあります。
>『下痢の改善は3つのポイントと現代の犬の生態を知る事が鍵となる。』
しかし、飼い主さんの心情としては、何度も下痢をする愛犬の辛そうな姿を見ているより、一刻も早く「下痢という事象」を止めてあげたくなるものです。しかし、本気で愛犬の腸力を取り戻すには、薬こそが改善を阻む障壁。
と言うのも、投薬治療に頼ると肝臓や腎臓は薬の成分を代謝するために力を使わなければならなくなるからです。その結果、体温を上げるために必要なタンパク質合成などに全力が使えず、体は慢性的な低栄養状態に陥るでしょう。
すると体温そのものを上げることができなくなり、ますます腸が冷やされていく悪循環から抜け出せなくなります。おまけに弱ってしまった腸は薬の成分を吸収できず、投薬すればするほど効かなくなるという八方ふさがりの状態に。
犬の腸を回復させるカギは、間違いなく腸内環境の改善です。善玉菌は高めの温度を好むため、なんとしてでも腸を温めなければなりません。弱ってしまった犬の腸を回復させるのに必要なのは、薬ではなく腸を温める食事です。
犬の腸の冷えについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
犬の腸を温め免疫力を上げることが健康長寿につながる
犬が下痢をするようになったら、原因はなんであれ、確実に腸は冷えています。腸の冷えは下痢だけの問題にとどまりません。なぜなら免疫細胞の7割以上は腸に集中しており、腸内環境が悪化している犬は腸の力だけではなく、免疫力も確実に低下しているからです。
免疫力が低下してしまうと、ウイルス・細菌・寄生虫に感染しやすくなるのはもちろん、ガンを発症しやすくなるリスクまで抱えることに。
犬の下痢は腸が冷えているサイン。そして「免疫力が落ちているから危険!」という体からの切実なSOSです。だからこそ腸を温めて免疫力を回復させなければなりません。健康長寿は薬ではなく、腸を温める食事と密接につながっています。
>『犬の下痢が止まらない理由と改善方法をわかりやすく解説』を併せてご覧ください。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
商品紹介
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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。
原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D
原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
消費量:小型犬で約4~5回分(目安)
お支払い方法:クレジット/代引き
同包物:レシピ
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先ずは、下痢を止めてはいけない理由、
肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。
・なぜ、薬で腸が冷えるのか?
・なぜ、腸を温める必要があるのか?
・なぜ、トロトロスープが良いのか?
・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説
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