犬の皮膚は乾燥しやすい!保湿と免疫力アップが健康な肌を保つカギ
ヘアレスドッグでもない限り、犬の体は大部分が被毛に覆われています。そのせいで見落としがちですが、実は犬の皮膚は人より乾燥しやすいのです。
というのも、犬の皮膚(角質層)は人間の1/3~1/5程度の厚みしかないからなんですね。そのせいで乾燥や刺激にとても弱く、あっという間に乾燥肌になってしまうのです。
犬の乾燥肌を放置していると、乾燥が進んでさらなる皮膚トラブルを招くことに。今すぐ愛犬の被毛をかきわけて、皮膚の状態をチェックしてみましょう。
目次
犬の皮膚は人間の新生児なみに薄い!
犬の皮膚は人間より薄い……と言われても、なんだかいまひとつピンときませんよね。そこで具体的な数字で見てみると、犬の皮膚が実はとんでもなくデリケートなものであることが実感できるはずです。
- 人間(成人)の皮膚の厚さ → 0.2mm
- 人間(新生児)の皮膚の厚さ → 0.1mm
- 犬の皮膚の厚さ → 0.05mm~0.1mm
なんと、皮膚が厚めの犬でさえ人間の新生児と同程度の薄さなんですね。犬によっては新生児の半分程度の厚みしかないこともあります。こんなに薄い皮膚ですから、引っ掻いたり噛んだりすれば皮膚トラブルへ一直線になっても不思議ではありません。
人間の新生児にとって肌の乾燥対策が必須なのはご存知の通り。同じように、犬の皮膚も乾燥などの刺激からしっかり守ってあげることが必要なのです。
犬の乾燥肌の見分け方
愛犬の皮膚が乾燥しているかを見分ける方法は次のとおりです。
- 被毛がパサついて手触りが悪くなった。
- 被毛のツヤが失われて毛並みが悪くなった。
- 毛玉や毛切れが多くなった。
- フケが出ている。
- 皮膚に赤みがある。
- このところ体のあちこちを噛んだり引っ掻いたりしている。
犬の皮膚が乾燥しているとき、大抵の場合は被毛の状態にも変化が見られるはずです。つまり、皮膚は乾燥しているのに被毛だけはツヤツヤのピカピカ、ということはまずありません。
また、体をやたらと噛んだり引っ掻いたりするとアトピー性皮膚炎やノミアレルギー性皮膚炎を疑いたくなりますが、実は乾燥肌が原因ということもあるのです。
ただし、皮膚の乾燥はアトピー性皮膚炎の症状の一つなので、このあたりの判断は慎重にするべきでしょう。とはいえ、アトピー性皮膚炎も皮膚の乾燥はご法度のため、いずれにしろ皮膚の乾燥対策をすることは変わりないわけですが…。
犬の皮膚の乾燥をなぜ放置してはいけないのか
ところで、犬の皮膚が乾燥するのをなぜ放置してはいけないのでしょうか。その理由は、皮膚が乾燥して水分不足に陥ると、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が正常に働かなくなるからです。
ターンオーバーがおかしくなった皮膚はやがて痒みを生じるようになり、掻いたり噛んだりすることによって皮膚のバリア機能はどんどん失われていくことになるでしょう。
するとバリア機能を失った皮膚は常在菌の異常増殖を引き起こしたりアレルゲンの侵入を許してしまったりと、皮膚トラブルを次から次へと招いてしまうことになるのです。
犬の乾燥肌対策①保湿対策
人間の肌と同様に、犬の皮膚を乾燥から守るためにはしっかり保湿する必要があります。
- 保湿効果の高いシャンプーとリンス(コンディショナー)で体を清潔に保つ。
- 冬場の乾燥しやすい時期にはドライヤーの前にローションで皮膚を保護する。
- 乾燥のひどい箇所はワセリンを塗布する。
- 肉球のひび割れはワセリンや肉球用のクリームなどでケアする。
また、犬の皮膚を直接保湿するだけではなく、部屋の湿度にも注意しましょう。犬にとって快適に過ごせる湿度は40~60%です。例えば東京の場合、冬場の平均湿度は40%前後ですが、最低湿度が10%程度になることも珍しくありません。
今日はなんだか唇が乾いてお肌もつっぱるような気がするなぁ…、と感じたとしたら、愛犬の皮膚も同じように乾燥に傾いているわけですね。
>『犬の皮膚炎は適切なシャンプーで改善できる!頻度と洗い方が大事』
犬の乾燥肌対策➁適切な油分の摂取
犬の健康な皮膚は水分と皮脂のバランスで成り立っています。そして、正しく皮脂が分泌されるには食べ物から油分を摂取することが必要です。
といっても、油分であれば何でもよいというわけではありません。犬の皮膚を健康に保つうえで推奨される油分は、オメガ3脂肪酸を含んでいる油です。
というわけで、愛犬の皮膚の乾燥が気になる季節には、アマニ油、エゴマ油、サーモンオイルなどを食事に適量取り入れて、体の内側から皮膚を保湿してあげましょう。
犬の乾燥肌対策③腸活で免疫力を上げて皮膚のバリア機能強化
腸内環境を善玉菌優勢に整えることは、めぐりめぐって皮膚のバリア機能を強化することに直結しています。
なぜなら、腸内環境が悪化した腸内ではきちんと分解されなかったタンパク質が腸壁から血液中に入り込み、タンパク質を異物と判断した体の免疫過剰によって皮膚のバリア機能を低下させてしまうからです。
「皮膚は腸の鏡」といわれるぐらい、皮膚の状態と腸内環境は密接につながっています。
>『犬の「腸活」基礎知識|腸の温度を上げないと腸内環境は改善しない』
腸内環境の改善こそが健康長寿への近道
腸内環境がしっかり整っていると、皮膚トラブルはもちろんのこと、体のトラブルの多くが改善できるはずです。
毎日の腸活によって腸内環境を良い状態に導くことは、まさしく健康長寿への近道というわけですね。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
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与え方:腸内リセットレシピ参照
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