愛犬の薬膳ごはん|①体を温める動物性タンパク質の食材

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愛犬のご飯を毎日手作りしていると、食材選びがだんだんマンネリ化していると感じてしまうこともあるでしょう。何か工夫をしてみたいと思っても、何をどうすればいいのか迷ってしまう飼い主さんは少なくありません。

 

そこで、今回は愛犬の体質と体調を考えた薬膳ごはんについて考えてみたいと思います。「薬膳ごはん?難しそう…」と尻込みする必要はありません。

 

なぜなら愛犬のための薬膳ごはんに使う材料は、近所のスーパーで購入できるものが数多くあるからです。

薬膳とは体調や体質に合わせて食材を組み合わせた料理のこと

 

薬膳と聞くと、何やらよくわからない漢方薬を使った料理を想像するかたも多いようですが、それは完全なる誤解です。

 

薬膳というのは中医学の考え方にもとづき、暑い寒いなどの季節の変化や体調・体質に合わせて食材や生薬を組み合わせて作る料理のことです。

 

「生薬?ムリムリそんな知識ない!」とあきらめる必要はありません。私たちにとって身近な食材を上手に組み合わせることで、立派な薬膳料理が作れてしまうからです。

 

薬膳の知識を愛犬の手作りご飯に活かすことで、病気の予防や体調・体質の改善を期待することができます。そう、つまりはナノワンごはんの考え方と共通しているんですね

 

病気になったら薬を飲ませればいい。この考え方を続けていると、あなたの大切な愛犬の体質はいつまでたっても良い方向には向かいません。病気になったら、ではなく、病気にならない体を目指すことこそが、健康長寿への一本道です。

 

だからこそ、毎日の食事が何よりも大事!

 

なぜなら、愛犬の体の内臓、骨、神経、血液、体液、ホルモン、皮膚、被毛などなど、頭のてっぺんからシッポの先まで、そのすべてを作り出す原動力になるのは、飼い主が毎日用意する食事だからです。

 

 

薬膳の基本的な考え方

 

薬膳は、「食材にはそれぞれ体になにがしかの効果をもたらす作用がある」という考え方が基本です。

 

食材がどのように体に作用するかは、次の5つに分類されています。

 

  • 熱性……体を温める作用が強い食材
  • 温性……体をマイルドに温める食材
  • 平性……体を温めも冷やしもしない食材
  • 涼性……体をマイルドに冷やす食材
  • 寒性……体を冷やす作用が強い食材

 

具体的な食材の分類について次章で説明しますので、まずはこれまでにも愛犬の手作りご飯に使っていた食材は、すべて温性・熱性・寒性・涼性・平性のどれかに分類されていることを知っておいてください。

 

そのうえで、どれかに偏り過ぎていなかったか、あるいは現在の愛犬の体調や体質に合っているのかいないのかを確認していくことが大切です。

 

>『犬の腸を冷やす強烈な原因と解決策を解説

 

体を温める作用のある動物性タンパク質の食材

 

ナノワンごはんは、腸の冷えによる下痢や軟便を改善したい犬が多く食べています。つまり、腸の冷えを取り除いて腸の温度を高めていくには、熱性と温性の食材が活躍してくれるわけですね。

 

とはいえ、実際には犬の食事の場合、体を温める食材は温性が基本です。熱性の食材はニンニク・唐辛子・コショウといった犬に食べさせてはいけないものばかり。いくら体が冷えていても犬に食べさせるものではありません。

 

体を温める肉類

  • 鶏肉(胸肉・もも・ささみ)→温性
  • 羊肉(ラム・マトン)→温性

 

下痢や軟便をしがちな犬は、消化がしやすい鶏の胸肉やささみが基本と考えてください。

 

お腹に問題がない犬も、鶏肉を主軸にして時々羊肉を使うといった選択がよさそうです。手軽に購入できるのはもちろんのこと、コストの面を考えても鶏肉は本当にありがたい食材ですよね。

 

体を温める魚介類

  • アジ→温性
  • サケ→温性
  • サバ→温性
  • イワシ→温性
  • ブリ→温性
  • マグロ→温性

 

魚肉はとても栄養豊富です。しかし、だからといって毎日食べさせるのに向いている動物性タンパク質ではありません。というのも、大昔からの犬の食性を考えると、魚肉食はかなり稀だからです。

 

特に下痢や軟便が続いている犬の場合は、まずは鶏肉などの胃腸に優しい肉類で体を整えてあげることが大切。魚肉の栄養を摂取するどころか、下痢や軟便の原因になってしまったら元も子もないからです。

 

お腹の調子に問題がないのであれば、オメガ3やアスタキサンチンなどを摂取させる目的で、時々魚肉をメニューに加えてみるのもよいのではないでしょうか。もちろん、体調や便の様子を観察しながら調整することが大切です。

 

>『【現代の犬の健康】は、腸を温める食事の継続が必須条件となる

 

 

薬膳ごはんも食性のバランスを整えることが大切

 

今回は犬の薬膳ごはんの主軸となる肉類の中でも、体を温める作用があるものについてご紹介しました。

 

愛犬のご飯に薬膳の考え方を取り入れる場合、気をつけてほしいことがあります。それは、体を温めたいからといって、食材のすべてを温性にすればよいわけではないことです。

 

たとえば、気温が高く熱中症の危険性がある時期などは、いくら下痢や軟便をしているからといって、食材のすべてを温性でそろえてしまうと、体の中に熱がこもって熱中症にかかりやすくなる可能性も…。

 

ではどのように食材を組み合わせればいいかといえば、野菜類などに平性や涼性を取り入れて、食材の性質が偏らないようにすることです。

 

そう、愛犬を元気で長生きさせる食事は、栄養バランスも含めてすべてはバランスを整えることが大切なんですよね。

 

>『愛犬の薬膳ごはん|➁体を温める植物性の食材(野菜・果物・穀類)

 

>『愛犬の薬膳ごはん|③体を温めも冷やしもしない平性の食材

 

>『愛犬の薬膳ごはん|④取扱い注意!薬にも毒にもなる熱性・寒性の食材

 

>『愛犬の薬膳ごはん|⑤適量なら消炎・解毒作用が期待できる涼性の食材

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

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同包物:レシピ

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先ずは、下痢を止めてはいけない理由

肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。

 

・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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