老犬にオムツをはかせる時のポイント|膀胱炎とかぶれに注意!

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老犬との穏やかなシニア犬ライフには、適切なオムツの使用が欠かせません。とはいえ、ただはかせただけでは、排泄の問題は万事解決とはいかないのが現実。犬のオムツは間違いなく老犬介護のお助けアイテムですが、魔法のアイテムではないからです。

 

犬用のオムツが老犬の生活を穏やかなものにできるかは、ひとえに飼い主さん次第。

 

というわけで、今回は老犬にオムツをはかせるときに注意すべきことを考えていきたいと思います。

犬用のオムツとマナーパンツの違いを正しく理解しよう

 

ペット用品売り場に行くと、様々な犬用のオムツが並んでいますよね。デザインが可愛いらしいものも多く、つい見た目で選びたくなりますが、ちょっと待って!

 

サイズや男の子用・女の子用などなど選ぶべき項目はありますが、一番最初に考えるべきはオムツをどのタイミングではかせたいのか――。つまりは、使用目的が最初の選別事項となります。

 

  • 犬用のオムツ → ある程度歩けるけれど排泄の失敗が多くなった老犬・寝たきりの老犬や闘病中の犬
  • マナーウェア → 歩いたり走ったりできる犬のマーキングや粗相の防止

 

そう、つまりは排泄のコントロールができなくなった犬につけるのが「オムツ」、活発に動ける犬に公共マナーや粗相防止のためにつけるのが「マナーウェア」なんですね。

 

そのため、基本的にオムツはある程度の長時間に対応したものが多く、マナーウェアはそれよりずっと短い時間を想定して作られています。オムツが最長12時間(オシッコ4回分)だとしたら、マナーウェアは最長6時間(オシッコ2回分)といった感じですね。

 

つまり、あまり深く考えずに選んでしまい、排泄のコントロールがきかなくなった老犬にマナーウェアをはかせると、吸水量オーバーでベチャベチャにオシッコが漏れ出してしまう、なんてこともありえるんです。

 

だからこそ、まずは犬用オムツの使用目的を考え、そのうえで紙オムツにするかマナーウェアにするかを選んだら、次にサイズと性別を最適なものにすることで、失敗を回避できる可能性がぐんと高まります。

 

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犬用オムツは目的サイズが合わないとただれの原因になるため注意!

 

犬用のオムツはサイズを間違えると、皮膚がただれを起こす原因になるため注意が必要です。

 

  • サイズが大きくて緩い → オムツがずれて皮膚がこすれる、漏れた尿が皮膚に付着してかぶれの原因になる
  • サイズが小さくてきつい → 動くたびに足の付け根の皮膚がこすれる、血行不良の原因になり犬にとっては大きなストレス

 

今時の犬用紙オムツは通気性が良く、サイズと目的(オムツorマナーウェア)を間違わなければ、ムレによるかぶれを起こすことはそうそうありません。

 

しかし、きついと可哀そうだからとユルユルのオムツをはかせたり、留守中に漏れていたら嫌だからときつめのサイズを選んでしまうと、こすれやかぶれで痛い、痒いなどの苦しみを愛犬に与えることになってしまいます。

 

大は小を兼ねるという言葉がありますが、老犬にオムツをはかせる場合は「ジャストサイズ」一択!高性能な今時のオムツは、ある程度サイズ幅が調節できるよう、フィットさせやすいテープなどが付いています。ピッタリはかせられるものを選んであげましょう。

 

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犬用のオムツをはかせる時は膀胱炎に注意!

 

最適なオムツ(またはマナーウェア)を選び、サイズをぴったり合わせたとしても、注意しなければいけないことがあります。

 

それは、オムツをはかせるということは、はかせていない時と比べて膀胱炎にかかるリスクが高まってしまう点です。

 

今時のオムツは吸水性や通気性に優れているため、ひと昔前のオムツに比べて快適に過ごせるようになったことは間違いありません。

 

しかし、オムツの中にウンチをしてしまったら、メス犬が膀胱炎にかかるリスクがぐんと高まってしまうのです。なぜなら、メス犬は肛門と尿道がとても近い位置にあることから、便中の細菌(大腸菌やブドウ球菌など)が尿道に入りこみやすいからなんですね。

 

オムツによってはウンチが外に出やすいようにシッポ穴の大きさや形状を工夫しているものもありますが、犬の肛門と尿道の位置は犬個々によって異なります。確実にウンチがすべてオムツの外に出るとは限りません。

 

大部分のウンチはオムツの外に出たのに、ほんの一部はオムツの中に落ちてしまい、それが原因で膀胱炎を引き起こしてしまうことも…。

 

こういった膀胱炎を防ぐには、オムツをはかせていても排泄したら、すぐに外してやるのが一番です。そのため、留守番の時間が長くなる時は、かえってオムツをはかせない方が安全ということもあります。

 

また、12時間対応の長時間用だからとオシッコ4回してから取り替える、などという使い方も絶対にNG!仮に長時間用をはかせた途端にオシッコをしたとしても、すぐに交換してあげることが、膀胱炎や皮膚のただれを防いでくれるのです。

 

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老犬にオムツをはかせる時は事前の準備をしておくと安心

 

若い頃であれば多少の雑菌が尿道に入ったとしても、免疫力の自浄作用によって膀胱炎になることはあまりなかったかもしれません。

 

しかし、老犬は体の機能の衰えとともに、免疫力も確実に低下しています。せっかくオムツをはかせるのですから、そのオムツが原因で膀胱炎や皮膚の炎症を起こさないよう、事前にしっかり準備をしておくことが大切です。

 

  • 肛門や尿道などのおしり周りと、内股周辺の被毛を短くカットしておく。
  • 排泄物がおしり周りに付着した際、すぐにきれいにできるように洗い流し不要の洗浄液やおしり拭きシートなどを常備しておく。

 

犬の介護用洗浄液を使って付着したウンチを落としたら、その後は皮膚の刺激になりにくい柔らかなシートやタオルでそっと水気を拭き取ってあげましょう。

 

洗浄液を使うたびにドライヤーで被毛を乾かす必要はありません。ドライヤーによって皮膚が乾燥し、かえって皮膚炎の原因になりやすいからです。

 

とはいえ、できれば洗浄後はしばらくの間はオムツをつけず、しっかり通気させてからオムツをはかせてあげましょう。

 

老犬ライフを快適にするためにも犬用オムツを使いこなそう!

 

老犬のオムツ膀胱炎と皮膚のトラブルに注意することで、確実に快適なアイテムとして飼い主さんの労力を軽減してくれます。

 

どのタイミングでオムツをはかせればいいのか、どのタイミングでオムツを外せばいいのかをつかむまでは、少し大変なことがあるかもしれません。

 

しかし、上手につかいこなせるようになると、飼い主さんのストレスが減らせるのはもちろんのこと、老犬も穏やかに日々を過ごせるようになること間違いなし。犬用オムツは老犬ライフを穏やかなものにするための強力アイテムです。

 

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今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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